3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響により、東日本を中心とした地域の施設では、施設の安全確認を行っているところ、事業の実施について検討されているところなどありますが、今回のレターでは状況をお知らせする意味もあり、3月16日付けで判明している情報を掲載させていただきました。変更される可能性もありますので、ご了承ください。
データの見方
情報は地域ブロック別に、開催地の北から順に掲載してあります。
開催地/地域創造の助成事業
開催地の下は事業運営主体、住所、電話番号、担当者名の順に記載してあります。
太字部分が事業名で、以下、内容を紹介しています。
鳥取県鳥取市
鳥の劇場
〒689-0405 鳥取市鹿野町鹿野1812-1
Tel. 0857-84-3268 齋藤啓
http://www.birdtheatre.org/
小鳥の学校〈創る部〉発表公演
自分で考え、創る子どもを育てることを目指し、今年1月~3月に開講した「小鳥の学校」の発表公演。詩・演劇・音楽・美術・社会・からだの6分野で専門家が講師を務める〈学ぶ部〉と、すべての授業を受講した子どもたちが鳥の劇場スタッフと演劇公演を行う〈創る部〉から成る。発表公演は中島諒人の構成・演出で、スラブ民話を元にした『森は生きている』を、11人の小中学生が鳥の劇場俳優と共に演じる。
[日程]3月27日
[会場]鳥の劇場
島根県浜田市
浜田市立石正美術館
〒699-3225 浜田市三隅町古市場589
Tel. 0855-32-4388 神英雄
http://fish.miracle.ne.jp/sekisho/
石正美術館開館10周年記念特別展「石本正 京おんな」「小嶋悠司 生と死をみつめる」
現在の浜田市三隅町出身の日本画家・石本正の作品を収蔵・展示する石正美術館の開館10周年記念特別展。本館では石本が長年描いてきた舞妓の作品を初公開10点を含む約40点を紹介。1960年代~2010年までの作品で、全時代を網羅して紹介するのは初めて。昨年開館した新館では、京都市立芸術大学で石本に師事した小嶋悠司の作品展を同時開催。隣接する三隅中学校の音楽ホールで小嶋による特別講演会も行われる。
[日程]4月2日~5月29日
[会場]浜田市立石正美術館
広島市
広島市現代美術館
〒732-0815 広島市南区比治山公園1-1
Tel. 082-264-1121 神谷幸江
http://www.hcmca.cf.city.hiroshima.jp/web/index.html
サイモン・スターリング 仮面劇のためのプロジェクト(ヒロシマ)
現代美術家サイモン・スターリングのアジア初個展。スターリングは2010年3月に広島で行ったムーア作品の調査をきっかけに、冷戦構造と美術そして広島の知られざる関係を、能の演目「烏帽子折」を引用して作品化する構想を得た。本展では能面打により作成された面と面の制作過程の映像を組み合わせた新作インスタレーションとして公開する。
[日程]1月22日~4月10日
[会場]広島市現代美術館
山口県山口市
香月泰男展実行委員会
〒753-0089 山口市亀山町3-1
Tel. 083-925-7788 萬屋健司
http://www.yma-p.jp/
生誕100年 香月泰男 追憶のシベリア
山口県長門市三隅で生まれ、戦争とシベリア抑留の体験を描き続けた画家・香月泰男の生誕100年展。4年半のシベリア経験を、帰国した1947年から最期まで27年間描き続けた57点の油絵「シベリア・シリーズ」が、7年ぶりに全作品展示される。会期中は美術講座やこどものためのギャラリートーク「みなでみよう」などが開催される。
[日程]3月2日~5月8日
[会場]山口県立美術館