地域創造の最近の取り組みを紹介するとともに、公共ホールや自治体が事業を実施する上で参考となる情報を提供することを狙いとして、8月3日から5日まで、東京芸術劇場を会場に、「地域創造フェスティバル2010」を開催します。
3回目となる今年は、新たに公共ホール現代ダンス活性化支援事業(ダン活支援)登録アーティストによるプレゼンテーション、演劇セミナー、情報交流コーナーを加え、よりプログラムを拡充し、スケールアップして開催します。
地域創造フェスティバルのみどころ
- 調査研究事業シンポジウム
フェスティバルのオープニングでは、地域創造が平成20年度および21年度の2カ年にわたって行った調査研究事業『新[アウトリーチのすすめ]』に関する調査結果を報告するシンポジウムを開催します。また5日のシンポジウムにおいては、本年3月に東京芸術見本市2010で行った「地域創造セミナー」をさらに発展させ、公共ホールと教育・福祉分野が協働するための可能性を考えます。 - セミナー
各種セミナーでは、公共ホール・自治体が地域との交流を図るアーティストの派遣プログラムである各種活性化事業について、事業に取り組む際の基礎知識や実施にあたっての課題解決に参考になる事例報告を行います。これまで実施していないホールの方も、すでに実施をして新たな課題に取り組んでいるホールの方にも、今後の事業を計画する上で参考となるセミナーです。 - プレゼンテーション
シンポジウムやセミナーで得た知識と情報をもとに、地元での具体的な事業に繋げていただくことを目指し、地域創造の活性化事業にご協力いただき、更なる経験を積まれた音楽、コンテンポラリーダンスのアーティストによるプレゼンテーションを行います。
公共ホール音楽活性化支援事業(おんかつ支援)や、ダン活支援に申し込み予定の団体の担当者はもちろん、おんかつ、ダン活にご関心のある担当者の方にとっては、具体的な事業イメージをお持ちいただける機会となっておりますので、アーティストの魅力にふれていただきたいと思います。 - 交流の場
公共ホールと自治体の担当者の方々が、アーティストや他の団体の方々と交流する場を、今年は毎日設けることとなりました。日頃なかなか交流できない全国の方々と知り合い、情報を交換できる貴重な機会です。また、4日には「情報交流コーナー~見たい!聞きたい!言いたい!~」を設け、地域創造の事業はもちろん、他の公共ホールや演劇、ダンス、音楽などの最新情報を知ることができるようになっています。
これまで地域創造フェスティバルで得た情報をもとに、事業を具体化された公共ホール・自治体の例も多く、参加者にとって今後の事業のアイデア探し、ネットワークづくり、情報収集の機会となると思います。ぜひ、ご来場ください(詳しいプログラム内容などは同封のチラシをご覧ください)。
地域創造フェスティバル2010
[日程]8月3日(火)~8月5日(木)
[会場]東京芸術劇場
[申込方法]地域創造ウェブサイト「様式箱」から参加申込書(Excel)をダウンロードの上、必要事項をご記入いただき、メールにて下記までお送りください。
「様式箱」URL:http://www.jafra.or.jp/j/guide/box/index.php
メールアドレス:festival◎jafra.or.jp(◎を@に変えて送信してください)
※メールの申込件名は「地域創造フェスティバル参加希望」とご記入ください
「地域創造フェスティバル2010」に関する問い合わせ
芸術環境部 友田
Tel. 03-5573-4064