関東

茨城県つくば市

茨城県つくば美術館
〒305-0031　つくば市吾妻2-8
Tel. 029-856-3711　外舘和子
http://www.tsukuba.museum.ibk.ed.jp/

靉嘔AY-O 1950s-2010

開館20 周年を記念した企画展。1931年に茨城県玉造町（現・行方市）に生まれた現代美術作家・靉嘔（あいおう）は、東京教育大学（現・筑波大学）を卒業後、デモクラート美術協会や実在者に参加。58年に渡米した後はフルクサスなど現代美術運動の中、虹の作家として国際的に知られる存在となった。平面作品やインスタレーションなど新作を含む74点により、約60年に及ぶ活動を初期からたどる。アーティストトークや版画ワークショップなども開催予定。

［日程］4月23日～5月23日
［会場］茨城県つくば美術館

茨城県小美玉市

四季文化館企画実行委員会
〒319-0132 小美玉市部室1069
Tel. 0299-48-4466　原田啓司
http://minole.city.omitama.lg.jp/

みの～れ＆演劇ファミリーMyuコラボレーション『ここで逢えたら…vol.03』

みの～れの柿落し公演を機に誕生したフランチャイズの住民劇団「劇団ファミリーMyu」の第3回公演。「スナックあけみ」を舞台に毎回新メンバーを加えて続編を発表しているが、今回は「幸せのヒミツ」をテーマに3つの恋の物語が展開される。継続して参加するキャストもこれまでの公演とは180度違った役柄に挑戦。2部構成の第1部では生バンドの演奏を生かした音楽劇、第2部ではトークライブを行う。劇中に登場する飲み物を観客が注文できるドリンクサービスもあり。

［日程］4月29日、5月1日、2日
［会場］小美玉市四季文化会館（みの～れ）

埼玉県北本市

北本の文化芸術による創造のまちづくり実行委員会
〒364-0033 北本市本町1-111 （北本市教育委員会生涯学習課内）
Tel. 048-594-5567　五十殿（おむか）彩子
http://kitamoto-vitamin.lolipop.jp/

北本ビタミン2010春「北本まちの雑木林」

北本市では2008年よりアドバイザーと専門職員を配して日比野克彦らとアートプロジェクトを展開。今回はこれからの活動の舞台となる雑木林を市民が市内の空き地に移植するほか、空き店舗を利用して市民と物々交換を行う北澤潤、市が保護する雑木林に古着で巨大なインスタレーションを制作する西尾美也ら若手アーティストが参加し、市民と協働作業で作品をつくる。アートのまちづくりに賛同する地元の若者が結成した「キタミン・ラボ舎」が運営をサポート。藤浩志、椿昇らによるシンポジウム、アドバイザーとして事業に関わる熊倉純子、森司によるツアー型オープンディスカッションなども開催。

［日程］3月20日～22日、27日、28日
［会場］南小学校前雑木林、北本駅前西口、北本中学校プレハブ校舎、北本団地商店街ほか市内各所

千葉市

千葉市美術館
〒260-8733　千葉市中央区中央3-10-8
Tel. 043-221-2311　山根佳奈
http://www.ccma-net.jp/

リニューアルオープン記念所蔵名品展「近代日本美術の百花」

同館コレクションの柱のひとつ、近世・近代の日本絵画・版画から、大正・昭和期前半を中心に紹介。花鳥画や大正新版画、モダンな女性像など、近代美術に好んで取り上げられた植物のモチーフなどを、版画約200点、絵画約50点を通して概観する。

［日程］4月6日～5月9日
［会場］千葉市美術館

東京都

東京都写真美術館
〒153-0062 目黒区三田1-13-3（恵比寿ガーデンプレイス内）
Tel. 03-3280-0099　久代明子
http://www.syabi.com/

森村泰昌・なにものかへのレクイエム─戦場の頂上の芸術

美術家・森村泰昌による名画の登場人物や映画女優などに自らが“なる”変身型セルフポートレート。今回は、報道写真をテーマに20世紀の男たちに扮する新作シリーズ「なにものかへのレクイエム」を完全版で紹介。ピカソ、ダリ、ウォーホルといった20世紀の芸術家たち、1945年の記憶を未来へ問い直す新作映像を加え、森村版20世紀史の全貌を初公開。大型写真や映像作品など新作15点を含む全43点が展示される。

［日程］3月11日～5月9日
［会場］東京都写真美術館

川崎市

川崎・しんゆり芸術祭2010実行委員会
〒215-0004　川崎市麻生区万福寺1-2-2 新百合21ビルB2F
Tel. 044-952-5024　岡野佐和
http://www.artericca-shinyuri.com/

川崎・しんゆり芸術祭2010「Arte Riccaしんゆり」

川崎市アートセンターや昭和音楽大学、日本映画学校などの文化施設が集まり、芸術関係者も多く住む新百合ヶ丘駅周辺の潜在力を結集したまちぐるみの芸術イベント。昨年からスタートし、今年は古典落語『死神』を映画監督の故今村昌平が現代風にアレンジし、池辺晋一郎が作曲したオペラ『魅惑の美女はデスゴッデス！』、麻生区を拠点に活動する劇団民藝の公演『神戸北ホテル』などさまざまなプログラムが展開される。今回は新たにアルテリッカ演芸座を旗揚げし、落語や漫才も登場する。

［日程］4月24日～5月9日
［会場］昭和音楽大学、川崎市アートセンターほか