データの見方
情報は地域ブロック別に、開催地の北から順に掲載してあります。
●開催地/地域創造の助成事業
開催地の下は事業運営主体、住所、電話番号、担当者名の順に記載してあります。
太字部分が事業名で、以下、内容を紹介しています。
●島根県益田市
島根県文化振興財団(いわみ芸術劇場)
〒698-0022 益田市有明町5-15
Tel. 0856-31-1860 木原義博
http://www.grandtoit.jp/
今福優の世界Ⅱ「神楽ボレロと石見の風」
地域で盛んな石見神楽と西洋音楽が融合した創作神楽の公演。益田市を拠点に国内外で活躍する和太鼓奏者・今福優が振り付け、出演するほか、神楽に魅せられ益田市に移住したアメリカの振付家・スーザン・パージュが振付アドバイザーとして参加。箏や尺八、太鼓など和楽器の音色によるボレロ、神楽の所作にコンテンポラリーダンスの要素が盛り込まれた意欲作。
[日程]10月4日
[会場]島根県芸術文化センター「グラントワ」
●岡山県赤穂市
赤穂国際音楽祭実行委員会
〒678-0232 赤穂市中広864
Tel. 0791-43-5111 奥谷芳郎
http://www.city.ako.hyogo.jp/IMFA/index.html
赤穂国際音楽祭「Le Pont 2009」
世界的なヴァイオリニスト・樫本大進が音楽監督を務め、母方のゆかりの地・赤穂で開催した手づくりの音楽祭を2年ぶりに開催。彼と親交のある実力派アーティストによる室内楽の楽曲の演奏を中心に、地元を代表する城跡等でコンサートを行い、赤穂の魅力を発信する。また今回は、赤穂市、備前市、上郡町が連携した「定住自立圏構想推進事業」のひとつと位置付け、備前市にある国宝「閑谷学校」でもコンサートを開催し、「圏域住民間の交流」「国宝の学校からの音楽授業」を通して、音楽祭のさらなる拡大を目指す。
[日程]10月10日~12日
[会場]赤穂市文化会館、赤穂城本丸、閑谷学校 ほか
●広島市
広島市現代美術館
〒732-0815 広島市南区比治山公園1-1
Tel. 082-264-1121 後藤・鈴木
http://www.hcmca.cf.city.hiroshima.jp/web/index.html
開館20周年記念特別展「荒木経惟 広島ノ顔」
アラーキーこと写真家・荒木経惟が、現代の広島に暮らす人々の「顔」を撮り下ろす。モデルは一般公募で選ばれた広島に住む人々461組1035人。惨禍を経験しながらも都市の再生を担ってきたお年寄りから、広島の未来を担っていく子どもや若者までのポートレートを一挙に公開。また本展のために撮り下ろした、広島にアラーキーが捧げる花の写真約100点も同時に展示する。
[日程]10月10日~12月6日
[会場]広島市現代美術館
●山口県山口市
山口情報芸術センター(山口市文化振興財団)
〒753-0075 山口市中園町7-7
Tel. 083-901-2222 廣田ふみ
http://www.ycam.jp/
Semitra Exhibition「tFont /fTime」セミトラ インスタレーション展
ウェブデザインから、グラフィックス、インタラクティブデザインまで、メディアテクノロジーの最新形とデザインの領域をクロスオーバーさせるクリエイター集団「Semitransparent Design(セミトランスペアレント・デザイン)」から生まれたアートユニット「Semitra(セミトラ)」。商業サイト、映像広告やディスプレイをはじめとした広告媒体で注目される彼らのデザインワークから、フォントデザインに着目し、時間によってフォントが変容していくユニークなアイデアの新作などを発表する。
[日程]9月19日~2010年1月10日
[会場]山口情報芸術センター
●山口県宇部市
UBEビエンナーレ運営委員会
〒755-0025 宇部市野中3-4-29(ときわミュージアム内)
Tel. 0836-37-2888 秋田浩二
http://www.ube-museum.jp/
第23回UBEビエンナーレ’09現代日本彫刻展
1961年より隔年で開催している国際彫刻展。今年は、42カ国・392作品の応募の中から選ばれた20名の作品が展示され、一部の作品は恒久設置される。公募で入選した39点の模型の展示も行われるほか、シンポジウムや創作体験プログラム、アメリカンフラワーと彫刻のコラボレーション展示などの関連事業も開催予定。
[日程]10月3日~11月15日
[会場]ときわミュージアム彫刻野外展示場
●山口県美祢市
秋吉台国際芸術村(山口県文化振興財団)
〒754-0511 美祢市秋芳町秋吉50
Tel. 0837-63-0020 北村信
http://www.aiav.jp/
芸術村フェスタ ミュージックフェスティバル2009
今年で3回目の市民参加フェスティバル。地元の実行委員会と連携し、商店街やホールを中心に子どもから大人まで楽しめる多彩なプログラムを展開する。プロのアーティストを招いてのコンサートのほか、今年は公募で選ばれた18歳以下の出演者がジャンルを問わず演奏を披露する「こどもLIVE!」、ダンスや大道芸を披露する「ストリートパフォーマンス」などを開催。
[日程]10月31日、11月1日
[会場]秋吉台国際芸術村ホール、秋芳洞商店街ふれあい広場 ほか
●徳島県
文化立県とくしま推進会議
〒770-8570 徳島市万代町1-1(徳島県県民環境部文化スポーツ立県局文化国際課内)
Tel. 088-621-2119 藤川順子
http://joruri100.com/index.html
阿波人形浄瑠璃月間「ジョールリ100公演」
人形浄瑠璃が盛んな徳島県が、その発展・継承や魅力を全国に発信することを目的に開催する。全国の人形芝居が一堂に会し、公演やシンポジウムなどが行われる「第12回全国人形芝居サミット&フェスティバル」(10月3日、4日)を皮切りに、人間国宝の太夫・竹本駒之助と歌手のUA、能役者・大江信行の共演(10月17日)、人間国宝・竹本駒之助らによる新作『哀れ銀十郎~傾城阿波鳴戸より~』(10月23日、地域創造助成事業)、徳島出身の瀬戸内寂聴脚本の新作人形浄瑠璃公演(10月31日、11月1日)をはじめ、県内に多数現存する農村舞台の襖からくりの公演や、地元現代舞踊のアーティストと人形が同じ舞台で舞うコラボレーションなど、約1カ月にわたってさまざまなプログラムが県内各所で展開される。
[日程]10月3日~11月3日
[会場]徳島県郷土文化会館、阿波十郎兵衛屋敷、県立21世紀館ほか徳島県内各所
●愛媛県久万高原町
久万美術館
〒791-1205 上浮穴郡久万高原町菅生2番耕地1442-7
Tel. 0892-21-2881 大西聡
http://www.town.kumakogen.ehime.jp/culture/muse/
歸去來兮(かへりなん いざ)─久万再発見 旅人のレンズ
久万高原町の現在の姿を、東京で活躍を続ける萱原里砂ら3名の若手女性写真家が撮り下ろした写真98点を展示。外部の人たちの「まなざし」で地域を見直すことにより、地域の良さを引き出し、新しい魅力の発見を試みる。また林業の衰退などで活気を失いつつある町の現状も写し出されることで、「地方」の問題を根本から問い直すことも意図している。会期中はギャラリー・コンサートなどの関連事業も予定。
[日程]9月19日~11月23日
[会場]久万美術館