地域創造では毎年、全国の市町村長等を対象に文化・芸術による地域づくりへの理解を深めていただくための「市町村長セミナー(旧アートアプローチセミナー)」を実施しています。
今年度は総務省との共催により、4月13日、千葉県の市町村アカデミーを会場に、元NHK女性トップアナウンサーであり、『鋼の女』『不良老年のすすめ』『砂漠に風が棲んでいる』など、エッセイ・評論・ノンフィクション・小説と多岐にわたる執筆活動を行っている作家の下重暁子氏(日本ペンクラブ副会長、(財)JK A会長、(財)地域創造顧問、上写真)による講義が行われました。全国各地を旅する経験から「目先の利益を追いかける時代は過ぎ去った。その土地にある文化や歴史といった大切なものをじっくりと育ててほしい」と語る下重氏。地域にとって真に必要なものは何かを改めて考え直す機会となりました。
また、財団の事業紹介の一環として行っている恒例のおんかつ登録アーティストOBのミニコンサートでは、ヴァイオリニストの大森潤子さんとピアニストの中島由紀さんが登場(下写真)。ラウンジで奏でられるヴァイオリンの豊かな音色とピアノの旋律を堪能しました。
「市町村長セミナー」終了報告
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