データの見方
情報は地域ブロック別に、開催地の北から順に掲載してあります。
●開催地/地域創造の助成事業
開催地の下は事業運営主体、住所、電話番号、担当者名の順に記載してあります。
太字部分が事業名で、以下、内容を紹介しています。
●福岡市
福岡市美術館
〒810-0051 福岡市中央区大濠公園1-6
Tel. 092-714-6051 渡邊雄二
http://www.fukuoka-art-museum.jp/
福岡と雲谷派 城郭襖絵「梅に鵜図」の謎
福岡城の梅の間を飾っていた『梅に鴉図』は長らく雲谷等顔の作と伝えられ、元は筑前名島城の襖絵であったとされてきたが、近年、息子の等益作という説が唱えられた。しかし1591年生まれの等益が1590年頃築城の名島城のために制作するのは不可能であることなど、本作には謎が多い。梅の間を再現して展示される本作を含む計17点と、考古学や歴史学の成果を踏まえた“親子共作”という大胆な仮説によってこの絵の正体に迫り、初期雲谷派と福岡の関係を探る。
[日程]1月6日~2月8日
[会場]福岡市美術館
●佐賀県佐賀市
佐賀県立美術館
〒840-0041 佐賀市城内1-15-23
Tel. 0952-24-3947 竹下正博
http://www.pref.saga.lg.jp/at-contents/kanko_bunka
/k_shisetsu/hakubutu/
特別展「運慶流」
開館25周年記念展。九州では鎌倉期後期以降、運慶の流れを汲む仏師の像が残されている。本展では運慶とその血筋の仏師たちを「運慶流」と位置づけ、寺外初公開の作品や、九州初公開を含め、父康慶、運慶、その子湛慶、孫の康円、そして九州に足跡を残す湛康、康誉、康俊らの作品31件47点(国重文11件、府県重文12件)により、その流れを体系的に紹介する。
[日程]1月1日~2月15日
[会場]佐賀県立美術館
●長崎県長崎市
長崎県美術館
〒850-0862 長崎市出島町2-1
Tel. 095-833-2110 森園敦
http://www.nagasaki-museum.jp/
長崎の美術4 生誕150年記念彭城貞徳展
長崎出身の画家・彭城貞徳(1858~1939)は、明治初期に日本洋画の開拓者・高橋由一に油絵を学び、日本近代洋画の黎明期を支えた。同館の館蔵品と国内の重要作品を合わせた約50点により、彭城の芸術を多角的に検証する。代表作である《和洋合奏之図》の前で、当時よく弾かれた曲をヴァイオリンと尺八のパートにアレンジして演奏し、同作を音の面から再現する演奏会なども開催。
[日程]2008年12月18日~3月8日
[会場]長崎県美術館
●大分県大分市
大分県文化スポーツ振興財団
〒870-0029 大分市高砂町2-23
Tel. 097-533-4004 宮田良子
http://www.emo.or.jp/notice/090109maro/
MAROプロジェクト2008~大分の若き演奏家たち2nd~コンサート
室内楽を通して地元のアーティストを育成し、演奏の機会を提供することを目的に始まったプロジェクト。トリオからオクテットのアンサンブル部門のほか、今年からピアノ部門も設け、プロジェクトの芸術監督ヴァイオリニストの篠崎史紀氏による2回の公開レッスンとコンサートを開催。
[日程]1月9日
[会場]iichiko総合文化センター