データの見方
情報は地域ブロック別に、開催地の北から順に掲載してあります。
●開催地/地域創造の助成事業
開催地の下は事業運営主体、住所、電話番号、担当者名の順に記載してあります。
太字部分が事業名で、以下、内容を紹介しています。
●茨城県水戸市
水戸芸術館
〒310-0063 水戸市五軒町1-6-8
Tel. 029-227-8111 森・竹久
http://www.arttowermito.or.jp/
「カフェ・イン・水戸2008」 「日常の喜び」
2002年、04年に続き3回目の「カフェ・イン・水戸」は、茨城県ゆかりの若手作家による館周辺の市街地での展示や「人とアートと街」をテーマにした連続講座、ワークショップなどを開催。市街地での展示は地域で活動する若手クリエーターらがつくる「MeToo推進室」と協働で企画(第23回国民文化祭・いばらき2008参加プログラム)。同時開催の「日常の喜び」は、国内外14作家によるグループ展。
[日程]カフェ・イン・水戸2008:10月25日~11月24日/日常の喜び:10月25日~2009年1月18日
[会場]カフェ・イン・水戸:水戸中心市街地/日常の喜び:水戸芸術館現代美術ギャラリー
●茨城県小美玉市
小美玉市四季文化館企画実行委員会
〒319-0132 小美玉市部室1069
Tel. 0299-48-4466 沼田譲治
http://minole.city.omitama.lg.jp/
第II期みの~れ舞台表現ワークショップ集大成公演『RENDA』
会館のオープン以来行われている舞台表現ワークショップの成果発表公演。5歳~74歳までの第II期参加メンバーが昨年11月から練習を重ね、GHQの命令で焼かれた太鼓を題材にしたオリジナルストーリーを上演する。小美玉市在住の創作和太鼓集団「みのり太鼓」や住民楽団「Jolly forest Jazz orchestra」も出演。
[日程]10月25日、26日
[会場]小美玉市四季文化館(みの~れ)
●茨城県取手市
取手アートプロジェクト実行委員会
〒302-0004 取手市新町2-3-16
Tel. 0297-72-0177 渡辺好明
http://www.toride-ap.gr.jp
取手アートプロジェクト2008
今年で10年目を迎えるアートプロジェクト。節目の年に当たる今回は、第23回国民文化祭・いばらき2008の中で行われる「現代アートフェスティバル in 取手」の中心事業としても位置づけられている。ゲストプロデューサーにみかんぐみを迎え、全国から作品プランを募集して取手井野団地でレジデンスを行うとともに、住民との交流を図り、制作された作品は同団地を中心とする市内各所で展開される。
[日程]11月1日~16日の金曜日~日曜日と祝日
[会場]取手井野団地、キリンビール取手工場ゲストホールほか
●千葉県佐倉市
佐倉市立美術館
〒285-0023 佐倉市新町210
Tel. 043-485-8847 柴田芳彦
http://www.city.sakura.lg.jp/museum/
アートプロジェクト2008「むこうのさくら」
北海道河東郡士幌町佐倉地区とのアートによる交流プログラム。同地区は1913年に佐倉藩主の子孫である堀田正恒が佐倉農場を開設したことが地名の由来で、佐倉市とは小学校同士の交流などが行われてきた。同地区を佐倉市にとっての「むこうのさくら」ととらえ、北海道在住のアーティスト磯崎道佳による交換ワークショップなどを通して交流を図る。
[日程]10月4日~2009年1月15日
[会場]佐倉市立美術館ほか
●東京都
TOKYOミュージックマラソン実行委員会
〒105-0003 港区西新橋1-18-11 ル・グランシエルビル16-6F
Tel. 03-3519-5250 野原幸広
http://www.tokyomm.jp
TOKYOミュージックマラソン 音楽祭2008
「TOKYOミュージックマラソン」は、東京都、東京都歴史文化財団等の共催で2年にわたり実施しているプログラム。10月1日の「国際音楽の日」「都民の日」に合わせて開催するこの音楽祭は、公募による「ミュージックランナー」、プロの「スペシャルミュージックランナー」というジャンルも国籍もさまざまな音楽家によるコンサートなどが繰り広げられる。
[日程]9月27日~10月5日
[会場]東京文化会館、東京国際フォーラム、上野公園ほか都内各所
●東京都台東区
art-Link上野─谷中2008実行委員会
〒110-0002 台東区上野桜木2-13-3
Tel. 080-5518-7008 津布久静緒
http://artlink.jp.org
art-Link上野─谷中2008
今年で12回目を迎えるアートフェスティバル。上野と隣接する谷中・根津・千駄木などの下町で開かれる展覧会、パフォーマンス、ワークショップなどの多彩なプログラムをリンクさせ、観客は無料配布されるマップを手にまち歩きを楽しみながらそれぞれの拠点を巡る。昨年好評を博したパフォーミングアーツイベント「Love!Live」シリーズを今年も開催するほか、マップでは同時期に開催される「谷中まつり」「芸工展」など地域のイベントや店舗も紹介し、地域への浸透を目指す。
[日程]9月27日~10月19日
[会場]上野、谷中、根津、千駄木界隈
●東京都目黒区
目黒区美術館(目黒区教育委員会)
〒153-0063 目黒区目黒2-4-36
Tel. 03-3714-1201 家村珠代
http://www.mmat.jp
丸山直文展 後ろの正面
同時代作家個展シリーズ。青木野枝(2000年)、小林孝亘(04年)、村田朋泰(06年)に続き、今年はステイニングの技法を駆使して色鮮やかに独特の世界を描く画家・丸山直文を取り上げる。作家本人によるギャラリー・ツアーやワークショップのほか、建築家の青木淳や丸山が今気になる画家だという杉戸洋との対談なども実施。
[日程]9月27日~11月9日
[会場]目黒区美術館
●横浜市
黄金町バザール実行委員会
〒231-0066 横浜市中区日ノ出町2-165-203
Tel. 045-261-5467 山野真悟
http://www.koganecho.net
黄金町バザール
地域とアートの共存を通して、街の再生を試みる事業。かつて違法な特殊飲食店が軒を連ねていた横浜市黄金町では、現在多くのアーティストや、カフェなどを開く若者が活動を始めている。今回誕生した2つのアートスタジオをメイン会場に、5カ国29組のアーティストやショップが参加。街のあり方を見直すアイデア、イベントなど多彩な取り組みにより、アートの枠を越え、衣食住にわたる新しい経済活動に挑戦する。会期終了後も持続可能な事業展開を目指す。
[日程]9月11日~11月30日
[会場]京浜急行日ノ出町駅・黄金町駅間の高架下新設スタジオほか
●横浜市
BankART1929
〒231-8315 横浜市中区本町6-50-1
Tel. 045-663-2812 池田修
http://www.bankart1929.com
BankART Life2
横浜トリエンナーレ2008(9月13日~11月30日)期間中に、それまで行ってきたBankART1929主催事業を総合的に展開する連動企画。2005年に続き第2弾の今回は、「ひらくこと・つなぐこと」をコンセプトに、トリエンナーレ開催地区と黄金町バザール開催地区を繋ぐ地域を開催エリアとし、ZAIMなどの日本大通りの創造界隈の諸施設とも積極的にリンクしていく。
[日程]9月13日~11月30日
[会場]BankART1929 Yokohama、 BankART studio NYKほか
●神奈川県藤沢市
藤沢市芸術文化振興財団
〒251-0026 藤沢市鵠沼東8-1 (藤沢市民会館内)
Tel. 0466-28-1135 吉野佑介
http://www.cityfujisawa.ne.jp/~geibnzai/index.htm
藤沢市民オペラ『メリー・ウィドウ』
今年で創立35周年を迎える藤沢市民オペラは、藤沢市民会館開館5周年から地元のオーケストラや合唱団、プロのアーティストとの協働で制作してきた老舗の市民オペラ。20作目となる今回は『メリーウィドウ』を上演する。
[出演]畑中良輔(芸術監督・総指揮)、藤沢市民交響楽団ほか
[日程]10月18日、19日、25日、26日
[会場]藤沢市民会館
●神奈川県平塚市
平塚市美術館
〒254-0073 平塚市西八幡1-3-3
Tel. 0463-35-2111 勝山滋
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/
近代日本画の巨匠 速水御舟 ─新たなる魅力
速水御舟の大規模な回顧展としては15年ぶりの開催。御舟は1894年東京に生まれ、わずか40年余の生涯で近代日本画に大きな足跡を残した。療養する姉を見舞うためしばしば平塚市に隣接する湘南茅ヶ崎に滞在し、湘南を題材にした作品を多数残している。1910年作の『小春』から、遺作となった35年の『盆梅図』まで、新出展の作品も交えた約120点により、御舟の全体像に迫る。
[日程]10月4日~11月9日
[会場]平塚市美術館
●神奈川県鎌倉市
神奈川県立近代美術館
〒240-0111 三浦郡葉山町一色2208-1
Tel. 046-875-2800 橋・是枝
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/
岡村桂三郎展「現代彫刻の変革者」 /湯原和夫展「存在の自由区」
現代日本画界の若手世代の旗手として注目されている岡村桂三郎は、板のパネルを焼いた上に岩彩で描き、表面を削ってイメージをつくり上げるなど斬新な制作方法を駆使して、鳥や象から、龍やインドの迦楼羅(カルラ)など架空の動物までを描く。従来の日本画という枠を超えた独特の世界観を近作から最新作までの20点で紹介。湯原和夫は国内外で活躍中の彫刻家で、独特な造形思考に基づく抽象彫刻は高く評価され、海外での所蔵も多い。新作を含めた近年の立体作品を中心に、壁掛けのペーパー・ワークなども展示。
[日程]岡村桂三郎展:9月13日~11月24日/湯原和夫展:10月18日~2009年1月25日
[会場]岡村桂三郎展:神奈川県立近代美術館鎌倉/湯原和夫展:同葉山