データの見方
情報は地域ブロック別に、開催地の北から順に掲載してあります。
●開催地/地域創造の助成事業
開催地の下は事業運営主体、住所、電話番号、担当者名の順に記載してあります。
太字部分が事業名で、以下、内容を紹介しています。
●茨城県水戸市
茨城県近代美術館
〒310-0851 水戸市千波町東久保666-1
Tel. 029-243-5111 吉田衣里
http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/
明治の洋画─解読から鑑賞へ─
茨城県立の美術館で初めて明治の洋画をまとめて紹介する展覧会。高橋由一、浅井忠、黒田清輝などの油彩作品86点から、明治の洋画に対する当時の人々の作品受容の仕方が、モチーフやテーマの変遷に伴って“解読”から“鑑賞”へと変化していった意味を検証する。作品の背景に存在する観客の姿を浮かび上がらせることで、現代の鑑賞者の作品との関わり方についても考える。
[日程]8月2日~9月23日
[会場]茨城県近代美術館
●茨城県つくば市
茨城県つくば美術館
〒305-0031 つくば市吾妻2-8
Tel. 029-856-3711 外舘和子
http://www.tsukuba.museum.ibk.ed.jp/
魅惑の像─具象的なるかたち
近代以降、西欧の美術概念を基に「彫刻」「置物」「人形」「工芸」などと区別されてきた像。そうしたこれまでの分類や概念を超え、人らしきもの、生き物らしきものとして、素材の特性などを生かして表現される現代美術における像が志向するものを、それぞれ異なる素材で創作を行っている作家6名の作品約50点により検証する。8月17日には出品作家の中村義孝による子ども向け鋳造ワークショップも開催。
[日程]7月25日~8月24日
[会場]茨城県つくば美術館
●埼玉県川越市
川越市立美術館
〒350-0053 川越市郭町2-30-1
Tel. 049-228-8080 濱田・折井
http://www.city.kawagoe.saitama.jp/内
川越の美術家たち 風景からフウケイへ 長沢秀之展/金沢健一「音のかけら」とワークショップ展’08
長沢秀之展は、1979年から現在までの画業を紹介。今年2月~5月には市内の学校や病院でワークショップを行い、会期中も長沢による作品解説やワークショップを開催する。今年で3回目の金沢健一による「音のかけら」は、舞踊家の里見まり子などを迎えてのワークショップのほか、今回は電子音響作家の小野寺唯を交えたサウンドパフォーマンスも行う。
[日程]長沢秀之展:7月12日~9月7日/金沢健一展:7月29日~8月17日
[会場]川越市立美術館
●千葉県市川市
市川市文化振興財団
〒272-0025 市川市大和田1-1-5
Tel. 047-379-5111 菊池俊輔
http://www.tekona.net/
市川市市民文化サポーター企画事業vol.4「午後のバロック」
「市川の文化芸術市民案内人養成講座」の音楽コース修了者(サポーター)による企画コンサート。サポーターは毎月会議を開き、出演者の選定からチラシ作成、広報活動、コンサート当日の運営などのすべてをボランティアで行う。これまでもギャラリーなどでコンサートを企画してきたが、4回目の今回は初めてホールでコンサートを開催する。
[日程]8月3日
[会場]行徳文化ホールI&I
●東京都世田谷区
せたがや文化財団
〒154-0004世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー2F
Tel. 03-5432-1522 岸洋子
http://setagaya-pt.jp/
第20回世田谷パブリックシアター舞台技術者養成講座
舞台芸術を支えるスタッフ向けの講座。「デザインのワークショップ」では、照明・音響などのオペレーションにとどまらず、クリエイティブな人材を育成することを目的に、美術デザイナー、演出家、照明・音響デザイナーと共に1週間デザインワークを学ぶ。初心者向けの照明・音響の実習講習「初めの一歩」、伝統演劇の公開講座なども有り。
[日程]デザインのワークショップ:8月16日~22日/公開講座:8月23日/初めの一歩:8月24日
[会場]世田谷パブリックシアター
●東京都世田谷区
世田谷区、せたがや文化財団
〒154-0004世田谷区太子堂4-1-1 世田谷パブリックシアター
Tel. 03-5432-1526 九谷倫恵子
http://setagaya-pt.jp/
全国子ども文化・芸術サミット~アートは子どもの創造性を育むのか~
芸術の力で子どもの創造性を育むことの必要性や、その効果、課題について検証する。三木美裕氏(カナダ国立博物館学芸部シニアコンサルタント)らを招いてのシンポジウムや、各地の先端的事例を紹介する講座を設け、専門家や参加者と共有、意見交換を行う。また、兵庫県立ピッコロ劇団によるワークショップをはじめ、世田谷美術館など区内の文化施設各所で数々のワークショップデモンストレーションなどを実施する。
[日程]9月6日、7日
[会場]北沢タウンホールほか
●横浜市
神奈川県民ホール
〒231-0023横浜市中区山下町3-1
Tel. 045-633-3721 永井健一
http://www.kanagawa-kenminhall.com/
神奈川の夏’08音楽の祭典 アシュケナージ指揮EUユース・オーケストラ
神奈川県民ホール開館35周年記念プレ事業として、平和と相互理解を理念として設立されたウラディーミル・アシュケナージ指揮のEUユースオーケストラが初来日。コルサコフの歌劇『不死身のカシチェイ』日本初演のほか、アシュケナージによるエデュケーションプログラムやワンコインコンサートも実施。EUユースオーケストラには選抜された日本の若手演奏家も参加し、共に練習に励みながら交流を図る。
[日程]8月22日~24日
[会場]神奈川県民ホール
●横浜市
横浜能楽堂、横浜市芸術文化振興財団
〒220-0004 横浜市西区紅葉ヶ丘27-2
Tel. 045-263-3050 秦野五花
http://www.yaf.or.jp/nohgaku/
源氏物語千年紀 横浜能楽堂企画公演『源氏物語~それぞれの恋心』
源氏物語千年紀に当たり、源氏物語を素材とした能のなかから、女性そのものに焦点を当てた5作品を選び、歌人の馬場あき子によるお話、加賀美幸子氏(元NHKアナウンサー)による謡曲の朗読と併せて上演。各作品は金春、観世、喜多、金剛、宝生の5流派がそれぞれ演じ、特に『空蝉』は宝生流固有の曲で、100年ぶりの復曲となる。8月30日からは横浜美術館で「源氏物語の1000年─あこがれの王朝ロマン」展も開催される。
[日程]第1回「半蔀 立花」:8月9日/第2回「葵上」:9月13日/第3回「玉葛」:11月3日/第4回「落葉」:12月13日/第5回「空蝉」:12月21日
[会場]横浜能楽堂
●横浜市
(社)日本音楽著作権協会
〒151-8540 渋谷区上原3-6-12
Tel. 03-3481-2100 舛田圭志
http://www.jasrac.or.jp/culture/schedule/2008/0820.html
日本の音フェスティバル2008 in 横浜
2001年から日本各地で開催されてきた伝統邦楽の参加型総合イベントで、今年は横浜で開催。筝や尺八などの和楽器に自由に触れてインストラクターの指導も受けられるコーナーや、和楽器の革張り職人が腕を披露するコーナーのほか、身近にあるもので太鼓をつくったり、屋号などの掛け声を粋にするコツを会得する「『大向こう』に挑戦しよう」などのユニークなワークショップを実施。
[日程]8月20日、21日
[会場]ZAIM(横浜)