データの見方
情報は地域ブロック別に、開催地の北から順に掲載してあります。
開催地/地域創造の助成事業
開催地の下は事業運営主体、住所、電話番号、担当者名の順に記載してあります。
太字部分が事業名で、以下、内容を紹介しています。
トピックス
寒村から世界を変える、映画が伝える~いのちに向き合うまちづくり
岩手県と秋田県の県境、奥羽山脈に囲まれた西和賀町(2005年に湯田町と沢内村が合併)を舞台にした記録映画『いのちの作法』(監督:小池征人)が完成。地元の銀河ホールを皮切りに、北上市文化交流センター・さくらホールなど各地で上映会が行われています。
1960年代、「すこやかに生まれ、すこやかに育ち、すこやかに老いる」ことのできる社会を目指して、全国に先駆けて乳幼児・高齢者の医療費無料化などに取り組み、多病多死の沢内村を再生させた深澤晟雄村長―この映画は、そうした村長の歩みと、「人間のいのちに格差があってはならない」というその思想を受け継ぎ、現在も都会の養護学校の子どもたちをホームステイで受け入れる「地域養護」などに取り組む西和賀の人々を6カ月にわたり丹念に追いかけたものです。
映画制作応援会の事務局を務めた町役場の畠山幸雄さんは、「この作品は私たちの住む町であったことを記録したものですが、日本中、世界中に繋がる普遍的なテーマで貫かれています。ぜひ多くの方に見ていただけるよう、西和賀町では、町長が先頭にたって住民有志による「記録映画『いのちの作法』全国上映支援会議」を立ち上げました」と言い、興味のある方はぜひご連絡くださいと呼びかけていました。
http://nishiwaga-film.main.jp/