財団法人埼玉県芸術文化振興財団と共同で実施する「ステージクラフト～舞台技術ワークショップ～」の参加者を募集します。今年度のステージクラフトは、6月9日～12日に彩の国さいたま芸術劇場で開催します。
ステージクラフトは、全国の公立ホールで舞台技術に携わっている職員を対象とした研修で、舞台技術に関する基礎知識や問題点についての講義をはじめ、実際の公演の舞台づくりを現場スタッフと共に体験する実習も取り入れ、舞台技術を実践的に学習できる内容が大きな特徴です。
今回の実習は、さいたま芸術劇場芸術監督の演出家・蜷川幸雄氏が主宰する高齢者演劇集団「さいたまゴールド・シアター」にご協力をいただき、5月28日～6月5日にさいたま芸術劇場大稽古場で蜷川氏の演出により上演される清水邦夫戯曲作品『95kgと97kgのあいだ』の一部分を抜粋して行います。
研修では、参加者全員が舞台、照明、音響に関する基礎的な技術について、講義やディスカッション、また、それぞれの作業の基礎を一通り体験した後、それぞれの専門に分かれ、舞台技術スタッフとなって公演の1コマを実際に上演し、研修の成果を発表します。
応募方法等の詳細につきましては、別途、全国の公共ホールに募集案内を配布しますので、そちらをご覧いただくか、地域創造のHPからダウンロードしてご覧ください。舞台技術に関心のあるホール職員の皆様の積極的なご応募をお待ちしております（募集締切5月9日必着）。
●ステージクラフトに関する問い合わせ
芸術環境部 坂間真実
Tel. 03-5573-4067