平成21年度市町村立美術館活性化事業・第10回共同巡回展は、北海道立近代美術館の所蔵作品による「ガラス工芸の精華~ガレから現代まで~展(仮称)」を開催することになりました。
ガラスの起源は、4500年以上も昔にさかのぼると言われています。その長い歴史の中で、驚くほど多種多様な技術と表現が育まれてきました。北海道立近代美術館では、開館以来、主として近代以降のガラス工芸作品の収集を続けており、その数は現在1,039点にのぼります。本展では、同館コレクションの中から優品を選りすぐり、展覧会を企画していただきます。
参加館の学芸担当者の方には、本展のアドバイザーとともに準備段階から参加いただき、各館の特性を活かした内容の展覧会にしたいと考えております。詳しくは、実施概要をご覧ください。
[募集締切]平成19年12月21日(金)
●北海道立近代美術館のガラス工芸コレクション
1977年の開館以来、主として近代以降のガラス工芸作品の収集を行っている。その範囲は、「ヴェネツィア、ボヘミア、イギリス」「アール・ヌーヴォー」「アール・デコ」「スウェーデン」「日本」「現代」と、近現代のガラス芸術を体系的にたどることができるものとなっている。
●市町村立美術館活性化事業概要
本事業は準備段階から参加館担当者とのやり取りを行うため、2年度先に実施する企画への参加を募っています。3館~4館で実行委員会を構成して巡回展を行い、助成金も実行委員会を通じて交付されます。参加希望館には、審査を経て今年度中には内諾をお出しする予定です。この事業の全体概要については、参考として「平成20年度公立美術館活性化事業助成要綱」をご参照ください。
[助成対象]
次に掲げる団体において構成される実行委員会
・市区町村(政令指定都市を除く。)
・指定管理者として指定を受け、市区町村の美術館の管理を行う団体
・市区町村が出資している公益法人で財団法人地域創造が特に認めるもの
[対象事業]
地域創造が企画提示する巡回展事業
[助成期間]
単年度
[助成額]
助成対象事業に係る直接経費から入場料等収入を控除した額の3分の2以内、1,200万円が上限。
●市町村立美術館活性化事業に関する問い合わせ
総務部振興助成課 泰井・大竹・川口
Tel. 03-5573-4183 Fax. 03-5573-4070
Mail: taii@jafra.or.jp