データの見方
情報は地域ブロック別に、開催地の北から順に掲載してあります。
●開催地/地域創造の助成事業
開催地の下は事業運営主体、住所、電話番号、担当者名の順に記載してあります。
太字部分が事業名で、以下、内容を紹介しています。
茨城県水戸市
水戸芸術館
〒310-0063 水戸市五軒町1-6-8
Tel. 029-227-8123 櫻井琢郎
http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html
日本の現代ダンス『KHAÏL(カイル)』
「日本の現代ダンス」は、日本人の身体感覚から紡がれる新しいダンスの紹介を目的に今年スタートした企画。1回目は若生祥文の新作ソロダンスを、展覧会準備中の現代美術ギャラリーを舞台に上演。若生は水戸芸術館ACM劇場開館5周年記念事業の日仏共同プロジェクト『V.O.』に出演したのを契機に、ACM劇場の専属ダンサーとなり、その後活動の拠点をフランスに移して国家認定コンテンポラリーダンス講師資格を取るなど活躍。11月には若生によるダンサー向けとビギナー向けのワークショップも開催。
[日程]10月27日、28日
[会場]水戸芸術館現代美術ギャラリー
さいたま市
埼玉県立近代美術館
〒330-0061 さいたま市浦和区常盤9-30-1
Tel. 048-824-0111 中村誠
http://www.momas.jp/
開館25周年記念展「田園讃歌─近代絵画に見る自然と人間」
19世紀後半のフランス、日本の近代洋画における農耕・田園主題の絵画の展開をたどり、近代絵画史上で農耕・田園のイメージがどのように形成され展開していったかを探っていく。ミレーやゴッホ、浅井忠、黒田清輝など、日本各地に所蔵されている名画を中心に、海外からの出品作品や日本初公開の作品も加え約60作家の作品を約150点展示。
[日程]10月27日~12月16日
[会場]埼玉県立近代美術館
さいたま市
埼玉県芸術文化振興財団
〒338-8506 さいたま市中央区上峰3-15-1
Tel. 048-858-5506 小島信之
http://www.saf.or.jp
インバル・ピント・カンパニー新作2007
イスラエルのダンスカンパニー、インバル・ピント・カンパニーをパートナーとして埼玉から世界へと発信する国際共同製作プログラム。世界に先駆け上演される新作は、宮沢賢治など日本の文学や音楽からインスピレーションを受けたて制作されたもので、日本からも大植真太郎と森山開示が参加。8月からイスラエルで稽古が行われ、10月末からさいたま芸術劇場で作品を仕上げる。7月末からはインバル・ピント・カンパニーの舞台写真などを集めた展示を開催中。
[日程]11月9日~11日
[会場]彩の国さいたま芸術劇場
東京都目黒区
東京都写真美術館
〒153-0062 目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
Tel. 03-3280-0099 丹羽晴美
http://www.syabi.com/index.shtml
鈴木理策:熊野、雪、桜
熊野出身で、故郷の風景をテーマに撮影をする写真家・鈴木理策を紹介。熊野をモチーフにした『海と山のあいだ』、吉野桜を中心とした『桜』、北海道十勝岳の雪を主題とした新作『White』など、写真に残したまなざしと時間を来館者と共に巡ることができるような展示空間で構成する。「熊野:聖地の歩き方」と題された講演会なども開催。
[日程]9月1日~10月21日
[会場]東京都写真美術館
東京都三鷹市
三鷹市芸術文化振興財団
〒181-0013 三鷹市下連雀3-35-1 コラル5F
Tel. 0422-79-0033 富田智子
http://mitaka.jpn.org/calender/gallery/
怪獣と美術─成田亨の造形芸術とその後の怪獣美術─
ウルトラシリーズに登場するユニークな怪獣をはじめ、海外の“モンスター”とは一線を画する日本独自の怪獣デザインの礎を築いた作家・成田亨。彼のデザインスケッチや怪獣をモチーフにした絵画のほか、成田が描いた怪獣を造形化した高山良策、成田の後を継いで『ウルトラセブン』の怪獣デザインを手掛けた池谷仙克、怪獣造形の第一人者である原口智生の作品など約160点を紹介する。関連プログラムとして、怪獣芸術家トムラアツシ指導による、ねんどで怪獣を作るワークショップなどが行われる。
[日程]9月8日~10月21日
[会場]三鷹市美術ギャラリー
横浜市
横浜市民ギャラリー
〒231-0031 横浜市中区万代町1-1 横浜市教育文化センター内
Tel. 045-224-7920 齋藤里紗
http://www.yaf.or.jp/ycag/
ニューアート展2007 Visions「林敬二と3人のアーティスト~森本洋充 マコト・フジムラ 安美子」
“新しい美術”を幅広く解釈し、さまざまな新しい表現に取り組む作家たちを取り上げるシリーズ。今回で2回目。横浜生まれの洋画家・林敬二が「ニューアート」として共感を覚える森本洋充、マコト・フジムラ、安美子を紹介する。森本は、多様な写真表現の可能性を模索した作品、フジムラはビデオを使った領域を超えたコラボレーションを、安は墨汁や木炭を用いたペインティングやドローイングを展示する。各アーティストによるトークや、鑑賞ワークシートの配布、そしてボランティアによる作品に関する対話なども予定している。
[日程]10月10日~29日
[会場]横浜市民ギャラリー
横浜市
横浜市泉区民文化センター(テアトルフォンテ)
〒245-0016 横浜市泉区和泉町3511-9
Tel. 045-805-4000 野村晴子
http://www.theatre-fonte.com/
テアトルフォンテ+Uフィールド主催公演『Uフィールド版 孤独な老婦人に気をつけて~砂漠・愛・国境~』
劇場と劇団と地域住民が協働して製作する公演。転形劇場出身者が結成した劇団Uフィールドが、ワークショップ、オーディションを経た一般参加者と共演。ルーマニアの劇作家マティ・ヴィスニユックの代表短編戯曲を演出の井上弘久が15の短編から8編抜粋し、再構成した作品。
[日程]10月13日、14日
[会場]テアトルフォンテ
横浜市
神奈川芸術文化財団
〒231-0023 横浜市中区山下町3-1
Tel. 045-633-3797 宮村恵子
http://www.kanagawa-arts.or.jp
「沈黙から」塩田千春展&アート・コンプレックス2007
さまざまなジャンルのアーティストが出会い、これまでにない新鮮で自由な表現を紹介する「アート・コンプレックス」。1回目の今回は、美術作家・塩田千春の展覧会を中心に、美術×音楽、美術×朗読×音楽、美術×ダンスの多彩なコラボレーションを紹介。芥川賞作家・多和田葉子とピアニスト・高瀬アキによる異色のパフォーマンス『音の間 ことばの魔』」(11月2日)や、ドイツのダンスカンパニー、コンスタンツァ・マクラス&ドーキーパーク『沈黙』(11月15日~17日)などが、塩田の美術作品の中で繰り広げられる。
[日程]10月19日~11月24日
[会場]神奈川県民ホールギャラリーほか
神奈川県相模原市
相模原市民文化財団
〒228-0803 相模原市相模大野4-4-1
Tel. 042-749-2205 山本学
http://www.hall-net.or.jp/
第11回さがみはら能~かゞり火能
能楽を楽しむ市民団体による企画で「相模大野まんどうまつり」の一環として昨年に引き続き開催。第1部では「相模原地区能楽子供教室」稽古の成果発表と能について解説する。来場者は三宅右近のレクチャーで、能の舞の特徴であるすり足を舞台で体験したり、楽しくわかりやすい解説で狂言を学ぶ。第2部では小学校の教科書にも掲載される有名な話『清水』を中心に舞囃子を演ずる。そのほか、当日使用する能面の展示も行う。
[出演]松山隆雄、松山隆之、三宅右近、一噌幸弘、住駒充彦、佃良太郎、小寺真佐人ほか
[日程]10月5日
[会場]グリーンホール相模大野