データの見方
情報は地域ブロック別に、開催地の北から順に掲載してあります。
●開催地/地域創造の助成事業
開催地の下は事業運営主体、住所、電話番号、担当者名の順に記載してあります。
太字部分が事業名で、以下、内容を紹介しています。
京都市
京都文化財団・(財)冷泉家時雨亭文庫
〒604-8183 京都市中京区高倉通三条上ル
Tel. 075-222-0888 上田勝
http://www.bunpaku.or.jp
第82回文化財研修講座「乞巧奠」
府民に伝統文化と文化財の保護に関心をもってもらうために始めた企画。今年度1回目の本講座では、冷泉家時雨亭文庫との共催により、古くから冷泉家に伝わる陰暦7月7日の星祭である「乞巧奠(きっこうでん)」を開催する。乞巧奠とは歌道の門人が中心に行う七夕の歌会で、牽牛・織姫の二星に種々の供物をし、蹴鞠、雅楽、和歌などを手向けて技が巧みになるように祈る儀式。儀式は蹴鞠から始まり、雅楽の演奏、和歌を歌う披講、当座の和歌会に当たる「流れの座」を行う。
[日程]8月19日
[会場]京都府立府民ホール・アルティ
大阪府門真市
門真市民ミュージカル実行委員会
〒571-0030 門真市末広町29-1 ルミエールホール内
Tel. 06-6906-8001 八田俊吾
http://www.mkc.zaq.ne.jp/musical-house/
第3回わがまち門真市民ミュージカル『明日を吹く風』(茨田の堤から)
一般公募で集まった子どもたちを中心とした100人が出演する市民ミュージカル。地域の学生ボランティア制作スタッフを含め、市民と一丸となりつくり上げている。2004年8月に旗揚げし、今回が3回目の公演。公演の監修に劇作家の別役実を迎え、門真市に伝わる民話「茨田(まんだ)の堤」を、現代の地球温暖化による海面上昇などの問題に置き換えたファンタジーな作品を上演する。
[日程]8月26日
[会場]門真市民文化会館(ルミエールホール)
兵庫県西宮市
兵庫県立芸術文化センター
〒663-8204 西宮市高松町2-22
Tel. 0798-68-0223 榎かおり
http://www.gcenter-hyogo.jp/
芸術監督プロデュース オペラ『魔笛』
芸術監督の佐渡裕によるプロデュースオペラの第3弾。今回取り上げるのは、「夜の女王」などのアリアで名高いモーツァルトの最晩年の傑作『魔笛』。内容を“青年の成長”を主軸にとらえ、エマニュエル・バステの女性らしい感性が光る演出と、佐渡とのコラボレーションが行われる。本公演以外にも、公開リハーサル、演出家や舞台美術家たちの制作秘話を交えながら、海外で製作した舞台装置などを間近に見学するバックステージツアーも行われる。
[日程]7月28日~8月5日
[会場]兵庫県立芸術文化センター
和歌山県和歌山市
和歌山県立近代美術館
〒640-8137 和歌山市吹上1-4-14
Tel. 073-436-8690 笠松舞
http://www.bijyutu.wakayama-c.ed.jp/
関係─藤本由紀夫展
実験的な電子音響の制作後、オルゴールなど音の出る装置を用いた作品へと活動を移し、パフォーマンスや展覧会での発表を続けている藤本由紀夫の展覧会「聴覚の遠足」。大阪、西宮、和歌山の3都市で同時開催され、和歌山では“関係”をテーマに、2部構成の展示を行う。「FUJIMOTOand」では、森村泰昌やマルセル・デュシャンらを「共同制作者」と呼び、当館のコレクションを新たな角度から見直す展示を、「ハッピー・コンセプチュアル」では画家・杉山知子と藤本が、展示によるコラボレーションを行う。
[日程]7月14日~9月24日
[会場]和歌山県立近代美術館