一般社団法人 地域創造

「公共ホール音楽活性化支援事業」登録アーティストプレゼンテーション&セミナー

 公共ホール音楽活性化支援事業の登録アーティスト約40組が一堂に会したプレゼンテーションを中心に8月2日と3日の2日間、東京・池袋の東京芸術劇場で開催します。シンポジウムやセミナー、企画プレゼンなど多数の関連企画も同時開催することで公共ホール等で音楽事業に携わる方々のノウハウ向上、情報収集、ネットワーク構築の場を提供するものです。今年10月に募集を行う、平成20年度おんかつ支援事業に申し込み予定の地方公共団体等の方だけでなく、地域における音楽振興事業に興味のあるすべての皆様に参加いただけるプログラムとなっています。どうぞ奮ってご参加ください。なお、プログラムの詳細、申込方法は、同封のチラシ(兼申込書)をご覧ください。

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昨年の登録アーティストプレゼンテーション&セミナーの模様

おんかつ事業(公共ホール音楽活性化事業)

 コンサート1回とアウトリーチ4回(2日間)を組み合わせた3日間のプログラムにより、地方公共団体が主催者として事業を実施しながら、地域における音楽振興と制作業務のノウハウを獲得できるプログラムです。地域創造がオーディションを行い選抜した登録アーティスト(2年登録)を派遣します。
なお、アーティストの派遣費用やアウトリーチにおけるピアノ調律料などは地域創造が負担します。また、コーディネーターを派遣し、事業実施のアドバイスを行います。

おんかつ支援事業(公共ホール音楽活性化支援事業)

 おんかつ事業に参加した地方公共団体が応募できる事業です。基本的な内容はおんかつ事業を踏襲しますが、助成額が減額、また、コーディネーター派遣もありません。自立した自主事業に近づいてゆくプログラムです。
派遣するのは、2年間のおんかつ事業登録後におんかつ支援事業に登録いただいたアーティストです。

 

  • アーティストプレゼンテーション(8月2日、3日)
     登録アーティストがこれまでの活動で培った卓越した演奏とトークを20分の持ち時間で披露します。平成20年度おんかつ支援事業への参加を希望する団体は、期間内にアーティストとの交流や出演交渉を行うことが可能です。
  • シンポジウム「再考!アウトリーチ ─教育とホール運営の視点から─」(8月2日)
     各地で定着が進む一方で、「アーティスト派遣」という形式だけに陥っているという指摘も出始めたアウトリーチ。アウトリーチはホール運営にどのような意義があるのか、また、教育現場など派遣先にはどのような効果をもたらすのか。原点に返って、あるべき姿と可能性を探ります。
  • セミナー「アウトリーチ 企画・制作基礎講座」 (8月2日)
     アウトリーチ事業制作に関する入門編のセミナーです。アウトリーチの企画・制作ノウハウについて、事例を基にわかりやすくご紹介します。
  • セミナー&ワークショップ「オペラ・ミュージカルづくりの現場から」(8月3日)
     オペラやミュージカルなど多様な音楽劇の姿を、映像や実演を交えながら紹介します。ワークショップでは、受講者の即興詩に基づいて、オペラ/ミュージカルの1シーンをつくる実験も行います。
  • セミナー「公共ホールの評価を考える」(8月3日)
     地域創造が策定した「公共ホール・公立劇場の評価指針」の作成と、国内の公共ホールの業績評価の実践を踏まえ、公共ホールの評価の目的とその手法、結果の活用について考えます。
  • 企画プレゼンテーション(8月2日、3日)
     芸術環境づくりに取り組む公共ホールやマネジメントなどの舞台芸術関係者から身近で親しみのある音楽ジャンルのネットワーク企画公演への参加を募る企画プレゼンテーションを開催します。

公共ホール音楽活性化支援事業登録アーティスト
プレゼンテーション&アウトリーチセミナー

[日程]8月2日(木)、3日(金)
[会場]東京芸術劇場 リハーサル室、会議室
[問い合わせ]芸術環境部 水上・小澤・山下
Tel. 03-5573-4068 mizukami@jafra.or.jp

 

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