●「ステージクラフト～舞台技術ワークショップ～」参加者募集
財団法人埼玉県芸術文化振興財団と共同で実施する「ステージクラフト～舞台技術ワークショップ～」の参加者を募集します。今年度のステージクラフトは、8月8日～11日に彩の国さいたま芸術劇場で開催します。
ステージクラフトは、全国の公立ホール・劇場で舞台技術等に携わる職員を対象とした研修で、舞台技術に関する基礎知識や問題点についての講義をはじめ、実際の公演の舞台づくりを現場スタッフと共に体験する実習も取り入れるなど、舞台技術を実践的に学習できるのが大きな特徴です。
今回の実習は、蜷川幸雄・埼玉県芸術文化振興財団芸術監督が今年4月に立ち上げた話題の高齢者演劇集団「さいたまゴールド・シアター」のご協力により、その中間発表の場を活用させていただき、昨年までの小ホールから大稽古場へ会場を変更、フラットなフロアに小劇場空間をつくり上げて実施する予定です。このため、小規模なホールや最先端の機材のないホールの皆様にとっても、より実践的な現場を経験できる研修になると思います。また、最近の傾向として、舞台上舞台（大ホールなどのステージ上に、舞台と客席を設けた小劇場空間）での公演も多くみられることから、大規模な施設の職員の皆様にとっても学ぶことの多い研修になるのではと考えております。
彩の国さいたま芸術劇場の技術スタッフに指導いただきながら、舞台、音響、照明それぞれの作業の基礎を一通り体験した後、最終日には研修生が舞台技術スタッフとなって公演の1コマを実際に上演し、研修成果を発表します。
応募方法等の詳細につきましては、5月下旬に全国の公共ホール・劇場に募集案内を配布しますので、そちらをご覧ください。舞台技術に関心のあるホール・劇場職員の皆様の積極的なご応募をお待ちしております。
●ステージクラフトに関する問い合わせ
芸術環境部 大垣・和田 Tel.03-5573-4124