一般社団法人 地域創造

平成18年度公立美術館活性化事業スタート

●公立美術館活性化事業の巡回展が続々スタート!

 公立美術館活性化事業の3つの巡回展が6月より相次いでスタートします。
 市町村立美術館活性化事業「参加してエンジョイ展―不思議なアートに触れてみよう―」は、岐阜県美術館所蔵の安藤基金コレクションを中心に、猪熊弦一郎やサム・フランシスなど、現代美術の作品を約40点紹介します。難しいと敬遠されがちな現代美術作品を、自由な発想をふくらませ、より楽しく感じてもらおうと、子どもを対象とした教育普及活動(アート・ゲームやワークショップなど)を数多く実施する予定です。

 市町村立美術館共同巡回展支援事業「美術にみる金の素材と表現 黄金の美術館展」は、人々を魅了してやまない“金”の魅力を、日本伝統の装飾技術を継承する金屏風絵などの作品から、現代美術までを通して、幅広く紹介していきます。金の素材を身近に感じてもらおうと、金箔を用いた立体造形をつくるワークショップなども行う予定です。

 都道府県立美術館共同巡回展支援事業「森外と美術」展は、美術界に深く関わった人物でありながら、美術からの視点で語られることが少なかった森外と美術の関係を紹介し、日本近代美術史に新たな視点をもたせる企画展です。外の出身地である島根県の石見美術館が所蔵する、森外ゆかりの美術家の収集作品を中心に、巡回先の和歌山県立近代美術館、静岡県立美術館の所蔵作品を含め、黒田清輝や藤島武二など、明治・大正期の作品を、資料と共に紹介します。

 

平成18年度公立美術館活性化事業

開催会場・日程

「参加してエンジョイ展─不思議なアートに触れてみよう─」

八王子市夢美術館:6月10日~7月17日
倉敷市立美術館:7月28日~9月10日
福井市美術館:9月30日~10月29日
安城市民ギャラリー:11月18日~12月24日

「美術にみる金の素材と表現 黄金の美術館展」

釧路市立美術館:6月24日~7月30日
唐津市近代図書館:8月8日~9月10日
掛川市二の丸美術館:9月16日~10月22日
尼崎市総合文化センター:10月28日~12月3日

「森外と美術」展

島根県立石見美術館:7月14日~8月28日
和歌山県立近代美術館:9月10日~10月22日
静岡県立美術館:11月7日~12月17日

 

公立美術館活性化事業に関する問い合わせ

総務部 大竹・阿部・上野山 Tel. 03-5573-4057

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