10月25日、26日の2日間、地域創造会議室で、芸術文化による地域づくりの意義や役割に対する理解を深めていただくことを目的として、地方公共団体の文化振興担当部局の幹部職員を対象としたセミナーを開催しました。
全国から24名が参加した今回のセミナーは、全体コーディネーターの中川幾郎氏（帝塚山大学大学院教授）によるゼミ1「自治文化政策の基礎概論」をはじめ、3名のパネリストによる各地域での先進的な活動を紹介したゼミ2「まちづくりと芸術文化」のパネルディスカッション、実際に受講生が体を動かしたゼミ4「コミュニケーションワークショップ」など、盛りだくさんの内容となりました。
最後のゼミ6「グループディスカッション」では、2日間通して学んだ成果等を話し合い、「芸術文化事業の実施には、理念を基にした自治体の文化政策の制定が必要不可欠であることに気がついた」、「文化事業の行政の役割についてヒントを受け取った」、また、「セミナー参加によって、全国のネットワークができた」等、多くの意見が出ました。
この事業の概要は後日報告書にまとめる予定です。興味がおありの方は担当までお問い合わせください。
●アートアプローチセミナーに関する問い合わせ
芸術環境部 阿部千恵 Tel. 03-5573-4093