双方向のコミュニケーションを重視し、各参加者が主体的に取り組めるよう少人数によるゼミ、また、活躍中のアーティスト等によるワークショップなどの体験的なプログラムが特徴の研修「ステージラボ・アートミュージアムラボ」。来年2月21日から24日に、指定管理者制度をいち早く導入した三重県総合文化センター（三重県津市）で開催予定の「三重セッション」のコース構成とコーディネーター、募集対象者が以下のとおり決定しました。
◎ホール入門コース
コーディネーターは、篠田信子氏（NPO法人ふらの演劇工房理事）と坪池栄子氏（株式会社文化科学研究所・「地域創造レター」／雑誌「地域創造」編集プロデューサー）。公立ホール・劇場（開館準備のための組織を含む）等において、業務経験年数1年半未満の職員の方を対象とします。
◎自主事業I（音楽）コース
コーディネーターは、小澤櫻作（財団法人地域創造ディレクター）。買い公演を中心に自主事業を実施している公共ホール・劇場等で、業務経験年数が2～3年程度の職員の方を対象とします。
◎自主事業II（演劇）コース
コーディネーターは、津村卓（財団法人地域創造プロデューサー）。買い公演を中心に自主事業を実施している公共ホール・劇場等で、業務経験年数が2～3年程度の職員の方を対象とします。
◎アートミュージアムラボ
コーディネーターは、大月ヒロ子氏（株式会社イデア代表取締役）。公立美術館等の職員の方を対象とします。
プログラムの概要および参加申し込みのご案内は、11月中旬に各自治体、ホール、美術館等に別途郵送しております。参加をご希望の方は、当該申込書・アンケートに必要事項をご記入の上、ファックス等で担当までお送りください（締切：12月13日必着）。
皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
●ステージラボ・アートミュージアムラボ三重セッション概要
［日程］2006年2月21日～24日
［会場］三重県総合文化センター（三重県津市一身田上津部田1234）
［参加費］無料
［問い合わせ］芸術環境部 大崎理英 Tel. 03-5573-4164
●アートアプローチセミナー（文化振興担当幹部職員向け）プログラム概要
◎第1日目（10月25日）
○ゼミ1 「自治文化政策の基礎概論」
［講師］中川幾郎（帝塚山大学大学院法政策研究科教授）
○ゼミ2 パネルディスカッション「まちづくりと芸術文化」
［コーディネーター］中川幾郎
［パネリスト］坂田裕一（盛岡市ブランド推進室長）、橋本敏子（生活環境文化研究所所長）、野田邦弘（鳥取大学地域学部教授）
◎第2日目（10月26日）
○ゼミ3 「公共文化施設の経営戦略」
［スピーカー］岡部義久（吹田市文化振興事業団総務課長）、古賀弥生（アートサポートふくおか代表）
○ゼミ4 コミュニケーションワークショップ
［講師］津村卓（地域創造プロデューサー）
○ゼミ5 「指定管理者～文化施設の評価について考える～」
［スピーカー］草加叔也（空間創造研究所代表）
［コメンテーター］中川幾郎
○ゼミ6 グループディスカッション「総括」
［コーディネーター］中川幾郎