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「アサヒ・アート・フェスティバル2005」全国で開催中
“市民の主体的な参加”を掲げ、多くの芸術系NPOや市民が協働して多彩なプログラムで展開する一大アートフェスティバル。今年も7月1日から9月30日まで、40を越えるジャンルも形態もさまざまなアートプログラムを全国で開催。
[問い合わせ]アサヒ・アート・フェスティバル事務局
TEL: 03-5367-4377 http://www.asahi-artfes.net/
※3つのフェスティバルプログラムをピックアップしてご紹介します。
◎淡路島アートフェスティバル2005(兵庫県淡路島全域)
伝統的な民家が失われつつある淡路島で、築70年の料亭、農家、機械技師の工房、民宿など4軒の空き家を竹田直樹と上田博文がリノベーション。再生された空き家を舞台に、3カ月間にわたり30名以上のアーティストや職人が、約35の展示やワークショップを行う。参加アーティスト集団「フィッシングダイアリー」が捕まえた獲物たちを淡路の凄腕シェフが調理する晩餐会や、林成樹による出前ライブほか、関連イベントも充実。
[日程]7月1日~9月30日
http://awajishima-art-center.jp/AAF/AAF2005
◎だざいふ☆スタードームフェスティバル2005(福岡県太宰府市)
太宰府市職員が市職員としてではなく、“勝手に”地域活動を展開するグループ「CAT」が企画したまちおこしプロジェクト。周囲18m、約15畳のスタードーム20基を太宰府政庁跡に設置し、その内外でお茶席や現代美術作家・藤浩志の「かえっこ」ワークショップ、ハーモニカ演奏、アーティストの作品展示などを行う。
[日程]9月17日、18日
http://dsdf.exblog.jp/
◎BEPPU PROJECT 2005
(大分県別府市)
2008年に開催を計画している国際現代芸術祭「ベップ・プロジェクト2008」のプレイベント。別府をアートで埋め尽くす。山出淳也による参加型の現代美術展「2005」は、市民に“最も大切な場所”を尋ね歩き、集まったその場所にテキストプレートを設置したり、留学生が自分の原風景を絵や文書で表現しJRの駅に展示するなど3つのプロジェクトから成り、現代における時間や場所を考察する。アートに関するトークショー、音楽、演劇などの共催イベントも開催。
[日程]8月6日~9月30日
http://www.beppuproject.com/
講座・シンポジウム
芸術分野海外研修サポートプロジェクト シンポジウムvol.2「海外で学ぶ~資金調達編~」
芸術分野で海外の研修を希望するアーティスト、アーツマネージャーを対象に、海外研修を実現するためのプロセスを説明するシンポジウム。同プロジェクトは、文化庁在外研修(新進芸術家海外留学制度)の修了者を中心に2004年度にセゾン文化財団の助成を得て立ち上げられたもの。
[日程]9月28日
[会場]国際交流基金国際会議場
[パネリスト]文化庁新進芸術家海外留学制度担当者、久野敦子(セゾン文化財団プログラムディレクター)、瀧道子(日本財団国際協力グループ国際ネットワークチームリーダー)
[参加費]1,500円
[定員]100名
[申し込み]下記アドレスまで(定員になり次第締切)
[問い合わせ先]芸術分野海外研修サポートプロジェクト
unitedfellowsforthearts@hotmail.com
http://www.unitedfellowsforthearts.net
募集
第5回「かながわ戯曲賞&ドラマリーディング」作品募集
参加資格は特になく、テーマや題材、枚数も自由。書籍雑誌等で未発表作品ならば、上演済みの作品および上演台本も応募可能。審査員長は劇作家・演出家・作家の宮沢章夫、審査員は演出家の松本修、演劇批評家の内野儀。審査員による個別審査後、横浜STスポットで公開審査を行う。最優秀作品は、2006年にドラマリーディング形式で上演される。
[賞金]最優秀賞50万円、佳作10万円
[応募締切]10月1日(必着)
[問い合わせ先]神奈川芸術文化財団 Tel. 045-633-3766
http://www.kanagawa-arts.or.jp/