一般社団法人 地域創造

アーツセンター情報

 

近畿

兵庫県小野市
小野市うるおい交流館エクラ
〒675-1366 小野市中島町72
Tel. 0794-62-5080

 

2005年3月20日オープン

 

04_1.jpg

市制50周年記念事業として建設。音楽主体のシューボックス型多目的ホール、24時まで利用可能なスタジオ3室などを備えるほか、直径28メートルの円筒形ガラス張りの交流スペース「ハートフルサロン」は、展示ギャラリーやレセプション、ミニコンサートなどに利用が可能。計画段階から、NPOを指定管理者にすることを構想。小野市が中心となって、市民等に声をかけ、2003年12月に「NPO法人北播磨市民活動支援センター」を設立、2004年7月に指定管理者認定。「みんなのエクラ委員会」を立ち上げ、事業企画を市民と共同で行う。また、ホールの裏方・託児室の運営・植栽など、施設の維持管理については、登録ボランティア制度を立ち上げ、責任あるボランティアを育てる。施設コンセプトは、愛される施設、特定のジャンルに特化しない多目的ホール、地域住民の活動の拠点となる施設・コミュニティホール。
[オープニング事業]「エクラホールこけら落し」第1弾 服部克久with 東京ポップスオーケストラコンサートほか6月初旬までにこけら落し公演として4事業を実施

[施設概要]ホール(502席)、スタジオ、会議室、サークル室ほか
[設置者]小野市
[管理者]NPO法人北播磨市民活動支援センター
[設計者]佐藤総合設計

 

中国・四国

香川県坂出市

香川県立東山魁夷せとうち美術館
〒762-0066 坂出市沙弥島字南通224-13
Tel. 0877-44-1333

 

2005年4月9日オープン

 

04_2.jpg

日本画家東山魁夷の遺族から寄贈された280点余りの版画作品を展示・公開するとともに、永きにわたる画業を紹介することを目的に開館。魁夷の祖父は香川県坂出市櫃石島出身、そのため魁夷は瀬戸内の風景に格別な思いと親しみを抱いていたという。年間4回の所蔵作品展、春・秋2回の特別企画展を開催。所蔵作品展はテーマに基づいて作品を選定、制作に関する動向をあらゆる視点から紹介する。瀬戸内海の美しい自然に囲まれ、心の癒しや憩いの場となる美術館を目指す。

[オープニング事業]「東山魁夷─風景画家としての旅立ち」展(4月9日~5月22日)
[施設概要]展示室2室、ビデオコーナーほか
[設置者]香川県
[管理者]香川県教育委員会
[設計者]谷口建築設計研究所

九州・沖縄

長崎県長崎市
長崎県美術館
〒850-0862 長崎市出島町2-1
Tel. 095-833-2110

 

2005年4月23日オープン

04_3.jpg

21世紀における長崎県の新しい芸術文化活動の拠点として設置。建築家の隈研吾が長崎の石畳をイメージして床や外壁の素材に多数の石が使われた建物を設計。[開く⇔守る]、[緑の連続/回遊性]を体現し、訪れる人々に新しい発見と創造の喜びを提供する場にする。面積1,000m2前後の展示室を2つ備えるほか、全国でトップレベルの広さの県民ギャラリー、アーティスト・イン・レジデンス機能を備えたアトリエも整備。所蔵品の中心は、東洋有数の規模を誇るスペイン美術コレクション。第2次世界大戦中に特命全権公使としてスペインに駐在していた故・須磨彌吉郎氏が収集した「須磨コレクション」約500点を中心に総数1,143点で、ピカソ『鳩のある静物』をはじめ、ミロ、ダリの作品を所蔵。館長は長崎県出身の美術評論家、伊東順二氏。長崎県が設置した「(財)長崎ミュージアム振興財団」が指定管理者。開館時間や開館日などの弾力的な対応を行い、サービスの向上を目指す。また、国内の美術館としては初めてスペインのプラド美術館と提携。作品の修復・保存分野で協力し、専門家の交流も進める。

[オープニング事業]「よみがえる須磨コレクション─スペイン美術の500年」展(4月23日~6月5日)
[施設概要]常設展示室(約1,100m2)、企画展示室(約950m2)、ギャラリー(約940m2)、アトリエ、ホール(約150席)、講座室、情報コーナー、屋上庭園、アートビジョンほか
[設置者]長崎県
[管理者](財)長崎ミュージアム振興財団
[設計者](株)日本設計/隈研吾

 

情報提供先
 情報担当 有本・阿部
 Tel. 03-5573-4076 Fax. 03-5573-4060

カテゴリー