財団法人埼玉県芸術文化振興財団と共同で実施する「ステージクラフト~舞台技術ワークショップ~」の参加者を募集します。平成17年度のステージクラフトは、8月16日~19日の日程で、彩の国さいたま芸術劇場にて開催いたします。
ステージクラフトは、全国の公立ホール・劇場で舞台技術に関わっている職員を対象とした研修で、舞台技術に関する基礎知識や問題点についての講義をはじめ、実際の公演の舞台づくりを現場スタッフと共に体験する実習も取り入れるなど、舞台技術を実践的に学習できる内容が大きな特徴です。
今回の実習の題材は、『OPEN SESAME』という女性2人組の劇場クラウン(道化師)によるオムニバスストーリー(パントマイムなどによる台詞のない数本の短い寸劇で構成)『クラウンのいる風景』です。
研修では、出演者のクラウン「RONE&Gigi」に演出など作品づくりに関する講師を務めていただくほか、彩の国さいたま芸術劇場の技術スタッフにもご協力いただきながら、舞台、音響、照明それぞれの作業の基礎を一通り体験した後、最終日には研修生が舞台技術スタッフとなって公演の1コマを実際に上演し、研修成果を発表します。
応募方法等の詳細につきましては、5月下旬に全国の公共ホール・劇場に募集案内を配布しますので、そちらをご覧ください。舞台技術に関心のあるホール・劇場職員の皆様の積極的なご応募をお待ちしております。
●ステージクラフトに関する問い合わせ
芸術環境部 畑間・大垣 TEL 03-5573-4064