一般社団法人 地域創造

夏休み子ども企画カレンダー

音楽・演劇・映像

●栃木県宇都宮市 8月4日~7日

 

子供たちによる子供たちのための「ミュージカル・ワークショップ」

 

4日連続で行われる小学4年生~高校3年生までを対象としたワークショップ。講師は文学座演出家の松本祐子。棒やボールを使って、体を動かしながら相手とコミュニケーションを深めるゲームで、演じることの楽しさを学ぶ。最後には物語を元にしたシーンづくりを歌と踊りで表現することに挑戦する。
[会場]栃木県総合文化センター リハーサル室
[お問い合わせ]とちぎ生涯学習文化財団 Tel. 028-643-1010

●東京都渋谷区 7月17日~8月8日

 

東京都児童会館 夏休み児童・青少年演劇フェスティバル

 

夏休み恒例の子ども向け演劇フェスティバル。今年度は35劇団、45作品の公演を予定。会期中は公演のほかに「カラクリ“おさる”をつくろう」「和太鼓にふれよう親子でドンドン」「ミュージカル入門」「ドラマティーチャー養成講座」など、親子で楽しめるワークショップも実施される。
[会場]東京都児童会館ホールほか 
[お問い合わせ]東京都児童会館 日本児童・青少年演劇劇団協同組合 Tel. 03-5269-2036

●東京都渋谷区 7月22日~31日

 

子どもと舞台芸術─出会いのフォーラム2004

 

子どもたちが優れた舞台芸術に出合えるように舞台芸術関係者や文化施設担当者、教育担当者が交流し、情報交換できる場を提供する企画。担当者向けのセミナーやシンポジウムなどのほか、親子が生の舞台公演にふれることのできるショーケースで、さまざまな分野の舞台芸術を鑑賞することができる。
[会場]国立オリンピック記念青少年総合センター
[お問い合わせ]出会いのフォーラム実行委員会 Tel. 03-5353-6606

●東京都渋谷区 8月13日~22日

 

第12回キンダー・フィルム・フェスティバル─国際こども映画祭─

 

子どもたちが参加し、つくり上げていく映画祭。公募によって選ばれた子ども審査員が、映画祭期間中にすべての作品を鑑賞し、各部門のグランプリを選定し、受賞作品を決定。さらに公募で選ばれた子どもたちが映画祭の様子を取材する「ジュニア・ジャーナリスト」というユニークな企画も実施され、映画祭のレポートも子どもたちの視点で行われる。声優体験ワークショップも開催。
[会場]青山こどもの城ほか
[お問い合わせ]キンダー・フィルム・フェスティバル事務局 Tel. 03-3327-8670

●東京都新宿区 7月20日~8月31日

 

アーツシャワー2004~オペラシティの夏祭り~

 

子どもから大人まで気軽に参加できるアートフェスティバル。こどものためのオペラ公演、特設ステージでのさまざまなジャンルの音楽やダンスのパフォーマンスなど、演劇、コンサート、美術展から大道芸、縁日まで大小さまざまなイベントが行われる。
[会場]オペラシティコンサートホール、新国立劇場ほか東京オペラシティビル各所
[お問い合わせ]アーツシャワー2004実行委員会 Tel. 03-5353-0700

●東京都府中市 7月24日

 

夏休み劇場ウォッチング「パイプオルガン大冒険!」

 

普段は触ることのできない高さ10メートルあるパイプオルガンに、実際に小学生に触れてもらう企画。当日はオルガニストの米山浩子さんがナビゲーターとして参加。子どもたちと一緒に、パイプオルガンの内側をのぞいて、仕組みをわかりやすく解説する。希望者は全員、実際に弾くこともできる。
[会場]府中の森芸術劇場 ウィーンホール
[お問い合わせ]府中文化振興財団 Tel. 042-335-6210

●東京都立川市 8月25日

 

夏休み元気いっぱい親子コンサート

 

未就学児が聞きにいけるコンサートを、という住民の声から生まれた親子で楽しめるコンサート。手遊び歌、童謡、わらべ歌など、子どもと大人が参加して楽しめる内容になっている。
[会場]アミューたちかわ 小ホール
[お問い合わせ]夏休み親子コンサート実行委員会 Tel. 042-526-1312

●横浜市 7月25日

 

柳家花緑の夏休みスペシャルらくご会~おやこで楽しむ寄席の世界~

 

子どもたちに寄席の楽しさを体験してもらう解説付きの親子向け落語入門講座。柳家花緑を案内役に、紙切り芸、あやつり人形を織り交ぜて、江戸の昔からの庶民の笑いに欠かせない寄席の世界を親しみやすく紹介する。
[会場・お問い合わせ]横浜市旭区民文化センター Tel. 045-364-3810

●横浜市 7月23日~8月10日

 

夏休みオルガンわくわく大作戦

 

ゼロ歳児から入場できるオルガンコンサートや、小学生から楽しめ、パイプオルガンの仕組みについてのデモンストレーションを交えたコンサートなど、幅広い年代の子どもを対象にした企画が盛りだくさん。中高生を対象にしたワークショップでは、バッハの作品を実際にオルガンで弾いてみる体験レッスンもある。
[会場]横浜みなとみらいホールほか
[お問い合わせ]横浜みなとみらいホール Tel. 045-682-2020

●横浜市 8月5日

 

夏休み夢舞台

 

小中学校の音楽で邦楽の導入が進められている中で、子どもたちに本格的な能・狂言の舞台を鑑賞する機会を提供しようという企画。息もつかせぬ場面が目白押しの能『土蜘蛛』、狂言の代表作ともいえる『蝸牛』を上演。7月27日には能の楽器に実際に触れることができる能楽体験教室、8月17日~19日には、能・狂言を鑑賞後に狂言方大蔵流の山本東次郎らによる狂言の基礎指導を受講する狂言ワークショップを開催。
[会場・お問い合わせ]横浜能楽堂 Tel. 045-263-3050

●横浜市 8月18日

 

ヨコハマ・ハイスクール・ミュージックフェスティバル2004

 

高校生スタッフ200人による、高校生の全国音楽フェスティバル。企画から会場運営まで高校生スタッフを中心に運営することで、社会的な経験を積むと同時に、学校、学年を超えて交流できる場にもなっている。6月27日、7月4日、11日のライブ選考会を経て16組、また京都大会より1組、韓国大会より1組の計18組が、8月18日の決戦大会に挑む。
[会場]横浜アリーナ
[お問い合わせ]ヨコハマ・ハイスクール・ミュージックフェスティバル事務局 Tel. 045-260-3581

●新潟県新潟市 8月30日

 

さわってみよう能の世界

 

能を子どもたちに身近に感じてもらうために企画されたワークショップ。能楽師と狂言師が案内役を務め、能楽の楽器に触ったり衣装を着てみたりと、実際に触れて能の世界を体験できる。解説を受けた後、ダイジェスト版の能を観劇。
[会場]りゅーとぴあ能楽堂
[お問い合わせ]新潟市芸術文化振興財団 Tel. 025-224-7000

●石川県金沢市 6月12日、26日、7月10日、24日、8月7日、8日、9月11日、25日

 

こども映画教室

 

小学生を対象とした映画教室。全5回のプログラムで、絵が動く仕組みを理解しながらの工作や映写室の見学などを予定。一般も参加できるメディアート入門ワークショップと無声映画をピアノの生演奏とともに鑑賞する上映会なども開催。
[出演]岩井俊雄(講師)、柳下美恵(ピアノ)
[会場]金沢市民芸術村、シネモンド
[お問い合わせ]金沢コミュニティシネマ実行委員会 Tel. 076-265-8300

●岐阜県岐阜市 8月2日~5日、21日~22日

 

日本の伝統芸能 長唄と三味線、和太鼓

 

子どもと邦楽の出合いをより身近なものとするために、日本古来の伝統芸能を体験するワークショップ。参加対象は小学校から高校生。長唄と三味線は4日間、和太鼓は2日間講師について練習し、最終日には舞台の上で参加者の発表会を行う。
[会場]岐阜市文化センター
[お問い合わせ]岐阜市文化体験プログラム支援事業実行委員会 Tel. 058-262-6200

●静岡県大東町 8月17日~22日

 

夏休みこどもワークショップ
「シオーネ・キッズ劇場2004」

 

子どもたちが芝居づくりの楽しさを体験するワークショップ。6月に行われた舞台美術制作ワークショップでつくったオブジェからイメージをふくらませ、ストーリー・台詞・衣裳などすべてを、演出家の山本健翔と造形作家の金井ひろみと共に子どもたちの手でつくり上げる。最終日に大ホールで舞台発表を行う。
[会場・お問い合わせ]大東町文化会館シオーネ Tel. 0537-72-1234

●滋賀県大津市 8月28日、29日

 

わくわく☆ドキドキ★劇場探検ツアー

 

芝居を鑑賞している子どもたちが、舞台上の物語に巻き込まれる形で、ホールの裏側を探検していくバックステージツアー。宮澤賢治の『ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記』をベースにして、フゥフィーボー博士を探しに行く筋立てになっている。参加者は舞台上はもちろん、舞台袖や楽屋などホールのすみずみまで探検していく。脚本は北村想、演出は宮沢十馬が担当。
[会場・お問い合わせ]びわ湖ホール Tel. 077-523-7150

●京都市 7月19日

 

音楽を絵にしてみよう

 

京都フィルハーモニー室内合奏団の演奏を聴いて、音楽から受けるイメージのみで自由に絵を描いてもらう企画。ゼロ歳児から入場可能。音楽を聴くだけではなく、絵に置き換えることによって、自分以外の人々のイマジネーションの世界を垣間見ることのできる試み。
[会場]京都芸術センター講堂
[お問い合わせ]京都フィルハーモニー室内合奏団  Tel. 075-212-8275

●京都市 7月31日、8月7日

 

パイプオルガンものしり博士

 

小中高校生を対象のパイプオルガン入門講座。パイプなどを使って構造を理解するところから始め、演奏中のパイプオルガンの近くで、その仕組みを見ることもできる。解説と演奏はオルガニストの高橋聖子。
[会場]京都コンサートホール
[お問い合わせ]京都市音楽芸術文化振興財団 Tel. 075-711-2244

●大阪府岸和田市 8月26日~29日

 

2004子ども演劇祭 in 岸和田

 

夏休み恒例の子ども向け演劇祭。劇団コーロ、関西芸術座、またドイツのフランクフルトから参加の劇団グリーンソースなどプロ劇団の公演のほか、マドカホールの育成団体であるマドカドラマスクールの公演など、プロとアマチュアが競演。展示場の「こどものひろば」では、衣裳、メイクを体験できる変身コーナーや、風、波、音の擬音を実際に出すことができる擬音コーナーなども有り。
[会場]岸和田市立文化会館マドカホール
[お問い合わせ]2004子ども演劇祭 in 岸和田実行委員会 Tel. 0724-43-3800

●兵庫県伊丹市 7月28日~8月1日、4日~9日

 

AI・HALL夏休み演劇ワークショップ

 

小学3年生から高校生までを対象にした演劇ワークショップ。小学生の部は、講師に劇作家の三枝希望を迎え、ゲームで演劇の楽しさを体験し、短いながらも脚本や衣裳、道具を作成し、最終日にその成果を発表する。中学生の部はアイホールの劇場で、講師の角ひろみのレクチャーのもと、グループごとに短編の創作・発表を行う。高校生の部は講師に横山拓也を迎え、一から芝居をつくり上げ、最終日に照明・音響の技術ワークショップの参加者と共に作品を披露する。
[会場・お問い合わせ]伊丹アイホール Tel. 072-782-2000

●奈良県大和郡山市 8月25日

 

親と子の管弦楽コンサート 京フィルといっしょ「うたって!おどって!楽しいね!」

 

クラシック音楽に楽しく出合える場として企画されたコンサート。幼児(赤ちゃんも含む)の部と小学生の部に分けて開催。子どもの好きな曲からクラシックの名曲まで多彩な内容。生演奏をBGMに子ども向けの本を朗読する「音楽物語」など、子どもを飽きさせないようなプログラムになっている。
[出演]京都フィルハーモニー室内合奏団、しまざきまさこ
[会場・お問い合わせ]やまと郡山城ホール Tel. 0743-54-8000

●岡山県勝北町 8月22日

 

子どもミュージカル ジャパニーズ『オズの魔法使い』

 

勝北町が文化の町づくり事業の一つとして取り組む子どもミュージカル。出演者はオーディションで選ばれた地元の子どもたち。『オズの魔法使い』をもとに、町民による「子どもミュージカル台本作成委員会」が台本を作成。衣裳、美術、音響などすべて町民のボランティア参加による手づくり。
[会場]勝北町文化センター大ホール
[お問い合わせ]勝北〈風と光と心の劇場〉実行委員会事務局 Tel. 0868-36-2101

●北九州市 7月22日~8月15日

 

大人もいっしょに 子どもたちの劇場シリーズ

 

子どもも楽しめる公演を柱とした演劇フェスティバル。結城座『はりねずみのハンス』、子どものためのシェイクスピア『ハムレット』、劇団うりんこ『シェイクスピアを盗め!』の3公演は、各公演とリンクしたワークショップやバックステージツアーを開催。劇作家・演出家の生田萬を講師に迎えた子どものための演劇ワークショップ「チャレンジ!えんげき」ほか関連企画も。
[会場・お問い合わせ]北九州芸術劇場 Tel. 093-562-8436

●福岡県大野城市 7月24日、25日

 

まどかぴあ子どもミュージカル Vol.9『森は生きている』

 

オーディションで選ばれた地元の44人の子どもたちが出演するミュージカル。今年はサムイル・マルシャークの原作をミュージカル化。演出は「座”K2T3」の後藤香。小道具などは、地元のボランティアの手づくり。
[会場]大野城まどかぴあ 大ホール
[お問い合わせ]大野城市都市施設管理公社 Tel. 092-586-4000

●福岡県那珂川町 7月11日

 

少年少女合唱団ジョイントコンサート

 

那珂川町少年少女合唱団(那珂川町)、春日市少年少女合唱団(春日市)、ちくしの少年少女合唱団(筑紫野市)のジョイントコンサート。それぞれの地域で活動している合唱団が集まり、年長者、年少者に分けての合唱、3団体の合唱など1団体ではできないバリエーション豊かなプログラム内容になっている。
[会場・お問い合わせ]ミリカローデン那珂川 Tel. 092-954-2211
 

音楽・演劇・映像/美術

 

美 術

●札幌市 7月24日~8月22日

 

たんけん美術館

 

小中学生を対象に三岸好太郎の作品に親しんでもらうために毎年夏休みと冬休み期間中に開催される企画。ワークシートを手にして展示室での絵探しやクイズに挑戦、楽しみながら絵画鑑賞をしていく。
[会場・お問い合わせ]北海道立三岸好太郎美術館 Tel. 011-644-8901

●北海道旭川市 8月5日

 

あーと・きっず2004 SUMMER

 

毎年恒例の親子美術体験プログラム。人間の心理や形態の表現を追求した舟越桂らの作品を紹介する収蔵品展「人間像─ひとの心とかたち」のギャラリーツアー、絵本作家の堀川真による展覧会のテーマに沿った造形ワークショップを実施。
[会場・お問い合わせ]北海道立旭川美術館 Tel. 0166-25-2577

●群馬県高崎市 7月10日~9月5日

 

こどもとおとなの美術入門「まる。」

 

小中学生にもわかりやすい視点で美術作品を紹介するシリーズ。8回目の今回は円形、球形など“まる”のかたちだけでなく固有の動きや機能にも注目し、テーマに沿った絵画、写真、彫刻などの作品鑑賞やワークショップによってその多用な側面を楽しむ。
[会場・お問い合わせ]群馬県立近代美術館 Tel. 027-346-5560

●群馬県渋川市 7月24日、25日

 

松村泰三ワークショップ 「光の箱」を作ろう!

 

光や視覚をテーマにインスタレーションなどを制作しているアーティスト・松村泰三のワークショップ。セロファンやミラーフィルムを組み合わせ、光の加減や配色など自由にデザインすることができるキットを使い、光の乱反射で色の模様がさまざまに変化するオリジナルな「光の箱」をつくる。8月21日、22日には衣服造形家・眞田岳彦のワークショップも開催。
[会場・お問い合わせ]ハラミュージアムアーク Tel. 0279-24-6585

●千葉県佐倉市 7月24日~8月7日

 

体感する美術2004「POWER OF PLACE─美術館のあるまち─」

 

美術館とまちや人との繋がりを考えるワークショップや展示を行う毎年恒例の企画。10回目の今年は現代美術作家の開発好明による小中学生対象の「さくらテレビ」(スタジオづくりからまちなか取材、公開番組収録・放送までの過程を体験する映像ワークショップ)や発泡スチロールの屋台づくりなど、期間中さまざまなワークショップや催しが行われる。
[会場]佐倉市立美術館とその周辺
[お問い合わせ]佐倉市立美術館 Tel. 043-485-7851

●横浜市 7月30日~8月4日

 

横浜市こどもの美術展2004

 

今年で39回を数えるアンデパンダン展を中心としたアートフェスティバル。横浜市内の児童から公募した約3000点にも及ぶ作品を展示するほか、気軽に参加できるワークショップコーナーを開設。
[会場・お問い合わせ]横浜市民ギャラリー Tel. 045-224-7920

●神奈川県藤野町 7月19日、8月21日

 

夏休みこどもワークショップ「アートチャレンジ2004」

 

子どもたちが専門家の指導を受けて、素材の扱い方や技術を楽しみながら体験する造形ワークショップ。電動ろくろを使っての陶芸体験(7月)とガラスモザイクで模様をつくった壁掛けモザイクミラーづくり(8月)の2本立て。ほかに、「おもしろ!かんたん工作」(7月17日~8月30日)も開催。
[会場・お問い合わせ]神奈川県立藤野芸術の家 Tel. 0426-89-3030

●石川県金沢市 7月24日、25日、8月1日、8日

 

キッズアートラボ「あつまれ!みんなの基地プロジェクト!?」

 

つくる楽しさを味わってもらう企画。5月に続いて7月、8月にも開催される。夏休み期間中はボディペインティング体験(7月)、土や泥を使った造形などで感覚を刺激するワークショップ(8月)を実施。
[会場・お問い合わせ]金沢市民芸術村アート工房 Tel. 076-265-8300

●石川県金沢市 7月27日、29日、31日

 

夏休み親子で楽しむ美術館「親子で鑑賞会」

 

親子参加型の鑑賞を中心としたワークショップ。学年に応じて3コースを設定。作品観賞後に1・2年生は工芸、3・4年生は日本画制作に挑戦、5・6年生は学芸員の仕事を体験。
[会場・お問い合わせ]石川県立美術館 Tel. 076-231-7580

●山梨県甲府市 7月30日~8月12日

 

みんなでつくるびじゅつかん(みなび)─あなたのことば・いろ・かたち

 

大人や子ども、障害をもつ人、アーティストなど誰もが自由に参加できるアンデパンダン展。今年のテーマ「もり・森・モリ・杜」に沿った絵画や立体作品、詩を公募。会期中にはアーティスト指導によるワークショップをはじめさまざまなイベントを実施。7月21日~8月25日には企画展「親子で楽しむ美術展『絵ができるまで』」も開催。
[会場・お問い合わせ]山梨県立美術館 Tel. 055-228-3322

●岐阜県岐阜市 7月24日~28日

 

夏休みこどもワークショップ「あかりアート」

 

「あかり」を活かしたオブジェ、インスタレーションなどで活躍している美術家・小宮伸二を講師に招き、身近な素材を使ったあかりアートつくってみる。そのほか、書、木工芸など、夏休み期間中さまざまなワークショップを開催。
[会場・お問い合わせ]岐阜県美術館 Tel. 058-271-1313

●名古屋市 7月29日、31日、8月3日、6日~8日、18日、20~22日

 

夏休み子どもの美術館 造形スタジオ「版ってなあに?~でこぼこアートクラブ」

 

美術家の山口百子を講師に迎え、多様な版画作品を鑑賞したり、ざまざまな技法を体験することで、身近にあるモノの中から“版”を探し、オリジナルな版画づくりに挑戦。
[会場・お問い合わせ]名古屋市美術館 Tel. 052-212-0001

●神戸市 7月25日、8月1日、8日

 

はじめての美術館~美術館探険記 I

 

小中学生対象の美術体験プログラム。クイズを織り交ぜたギャラリーツアー「館内探険」、開催中の展覧会「チャイナ・ドリーム展」「美術の中のかたち」を鑑賞後に作品にちなんだポスター、オブジェを製作するワークショップを開催。
[会場・お問い合わせ]兵庫県立美術館「芸術の館」 Tel. 078-262-0908

●兵庫県伊丹市 8月5日

 

こどもアートワークショップ「海のまち」

 

ホールのエントランスを青いビニールなどを使って海に見立て、その中で子どもたちに思い思いの海の生き物をスタンプで創作してもらうアートワークショップ。作品はエントランスホールに「海の世界」として10日間ほど展示される。
[出演]サジマミキ(イラストレーター)
[会場]ラスタホール
[お問い合わせ]伊丹市文化振興財団 Tel. 072-781-8877

●兵庫県篠山市 7月20日~8月29日

 

夏休み特別ワークショップ「木でつくる夏休み」

 

木を題材にしたワークショップをはじめとする、夏休み期間を利用した総合イベント。椅子をモチーフとした作品づくりや木の葉を使ってのプリント柄制作などを予定。また、期間中は、青木陵子+伊藤存の映像作品を連続的に上映。
[会場・お問い合わせ]篠山チルドレンズミュージアム Tel. 079-554-6000

●山口県秋芳町 7月25日、8月24日

 

芸術村あーと・ルーム

 

気軽に芸術に親しむミニワークショップ中心のプログラム。美術家・中島洋和が発明した塩ビ管を使ったアート作品「ドロップボール」をつくって遊ぶワークショップ(7月)、アフリカの打楽器「ジェンベ」と手づくり打楽器のリズムワークショップ(8月)を開催。
[会場・お問い合わせ]秋吉台国際芸術村 Tel. 0837-63-0020

●香川県丸亀市 7月28日~31日、8月5日~7日、11日~14日

 

2004MIMOCA夏休みワークショップ

 

期間中親子で参加できる3つのワークショップを開催。自分だけのTシャツをつくる「描いて着るザ☆Tシャツ4」や、木と身近な素材を使った造形ワークショップ「ハロ~ウッディワールド!?」など。
[会場・お問い合わせ]丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 Tel. 0877-24-7755

●福岡県田川市 7月22日

 

小学生のための夏休みワークショップ「Myself & the Other─わたしとみんな─」

 

福岡アジア美術館のレジデンスプログラムで福岡に滞在中のアーティスト、レカ・ロドウィッティヤ(インド)を講師に招いてのワークショップ。絵、写真、絵はがき、観光ガイドのチラシなどを壁面にコラージュ。創作を通じてインドと日本の共通点を探る。
[会場・お問い合わせ]田川市美術館 Tel. 0947-42-6161

●佐賀県佐賀市 7月21日~8月12日

 

夏休みこどもミュージアム2004

 

主に小中学生を対象に、館内各所で行われる体験プログラム。中学生が館の収蔵作品を見て気に入った作品を選び、それぞれの“展覧会”を開く「こども学芸員」(8月10日~12日)、展示室を巡りながらさまざまな時代の作品をスケッチしていく「昔・今・未来を描こう」(7月21日~23日)をはじめ、期間中に5つのワークショップを開催。
[会場・お問い合わせ]佐賀県立博物館・美術館 Tel. 0952-24-3947

●長崎県佐世保市 8月10日、11日

 

夏休みホールで遊ぼう「アートに挑戦!」

 

造形作家・大石博の指導で、身近にある材料を使って作品をつくる。館内イベントホールのスペースを大きく使って、段ボール、布、ひも、缶などで乗り物や動物、ロボットなどを作成、館内に展示する。最終日はホールのバックステージツアーもあり。
[会場・お問い合わせ]アルカスSASEBO Tel. 0956-42-1111

●熊本県熊本市 7月14日~9月12日

 

親子でみる不思議な絵巻展~鬼とおばけと異界の物語~

 

御伽草子などの物語絵巻によく登場する鬼やお化けや妖怪、幽霊にスポットを当て、実際の絵巻や能や狂言の出てくる鬼神面などを展示することで、その描写や美しい色彩を楽しむ。県下に伝わる妖怪地図の作製コーナーもあり。
[会場・お問い合わせ]熊本県立美術館 Tel. 096-352-2111

●大分県大分市 6月29日~7月19日、7月21日~9月26日

 

アート・ワンダーランド2004

 

二部構成の美術体験プログラム。「美術館名作発見」は、所蔵品の中から、田能村竹田や高山辰雄ら郷土ゆかりの作家の代表作を含む名作約70点を解説パネル等とともに展示。「アートの世界であそぼう」はワークシートをもって各展示コーナーをオリエンテーリングしながら作品を鑑賞する。
[会場・お問い合わせ]大分市美術館 Tel. 097-554-5800

●宮崎県宮崎市 7月17日、18日、8月21日

 

子ども美術教室

 

1年を通じて開催している教育普及プログラム。夏休み期間中はオリジナルのスタンプづくり(7月)、ビデオカメラを使ってアニメーションをつくる「コマ撮りアニメーション」(8月)を実施。また、企画展「ポール・デルヴォー展」(7月31日~9月5日)の関連企画として、デルヴォー作品の幻想的な世界に登場する風景や物を使って物語をつくるワークショップ「ふしぎな風景の物語」も開催される。
[会場・お問い合わせ]宮崎県立美術館 Tel. 0985-20-3328

 

 

topics

 

●“コピー”をテーマにした子ども向けワークショップ
 滋賀県立近代美術館「うそっこ まねっこ なりきりアート」

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  滋賀県立近代美術館では、2002年から小学生を対象にした「月刊たいけんびじゅつかん」をスタートするなど、普及事業に力を入れています。特に夏休み期間中には企画展の関連事業を含め、毎年4~6件のワークショップを開催。子ども向けイベントを積極的に展開しています。今年は、開館20周年記念事業として企画した「コピーの時代」展(6月5日~9月5日)に伴い、「うそっこ まねっこ なりきりアート」を開催します。
 「コピーの時代」展は、これまで戦後のアメリカ作品を収集方針のひとつとして掲げてきた同館が、“引用と複製”をテーマにデュシャンやウォーホル作品など約130点を紹介するものです。複製アートを創作しているアーティストによる講演会や関連講座なども多数企画されています。また、遊びの中から作品の手法や面白さを学ぶことができるプレイコーナーを設置しているほか、子ども用ガイドブックも作成。自らがモナリザなどに扮した写真アートを発表している森村泰昌や小沢剛などの手法をやさしく解説しています。
 「うそっこ まねっこ なりきりアート」では、段ボール箱でつくった町並みに手を加え、本物そっくりだけれどどこか変な町づくりに挑戦するワークショップ(7月31日、8月1日)や、美術館運営シュミレーションゲーム(8月7日、8日)などを予定。「シュミレーションゲームでは子どもたちが館長になりきって、10分の1サイズでつくった美術作品の売買取引・収集・展示にチャレンジします。楽しみながら美術館の運営を体験してもらえればと思っています」(滋賀県立近代美術館・平田健生さん)

 

滋賀県大津市 6月5日~9月5日
[会場・お問い合わせ]滋賀県立近代美術館 Tel. 077-543-2111

 

 

●「茶道具」を子どもたちに多角的に紹介
福岡市美術館「夏休みこども美術館2004」

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 福岡市美術館の「夏休みこども美術館」は、同館の「近現代美術」と「古美術」のコレクションを子どもたちに紹介しながら、美術と美術館に親しんでもらおうという、夏休み恒例の企画。1991年に始まり、99年から2つのジャンルを交互に取り上げ、展示、ワークショップやギャラリートークなどを開催しています。
 今年のテーマは「茶道具」。福岡市美術館が誇る、実業家であり、益田鈍翁、原三渓と並ぶ近代の三大茶人といわれた松永耳庵(1875~1971)の茶道具コレクションを、子ども向けにアレンジして展示する「のぞいてみよう!茶道具の世界」をメインに、実際に日本庭園でお茶会を催し、茶道具に親しんでもらうワークショップ「みんなでお茶会」も開かれます。
 「茶の湯の世界というと難しいというイメージがありますが、作品を比較して面白さを見つけたり、自分で考えたお茶碗の絵を描いてもらったりと、子どもたちが自分なりの視点で作品を鑑賞できるような工夫をしていきます。実は今もアイデアを考えているところなんです」というのは福岡市美術館学芸員・鬼本佳代子さん。
 夏休みこども美術館のキャラクターである「美術館蔵おじいさん」が登場するガイドブックを無料配布するほか、学生ボランティアとともに美術館のバックヤードを探検できる「美術館探検」、子ども向けギャラリートークも。子どもたちがより身近に「美」に触れる機会になるでしょう。

 

福岡市 7月21日~8月29日
[会場・お問い合わせ]福岡市美術館 Tel. 092-714-6051

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