一般社団法人 地域創造

講座・シンポジウム・募集等

トピックス

 

オペラ『みづち』東京公演

 

群馬県で開催された国民文化祭の主催事業として群馬県教育文化事業団が日本オペラ協会との共催により制作・公演した創作オペラの東京公演。同県出身ソリストと公募で選ばれた「ぐんまみづち合唱団」が、実力派の在京歌手と共演する。

[指揮]坂本和彦
[演奏]群馬交響楽団
[日程]1月31日、2月1日
[会場]新国立劇場

 

募集

 

(財)富山市民文化事業団プロデューサー募集

 

チーフプロデューサー(企画制作課長)またはプロデューサー(課長相当職)として、自主企画事業の立案・実施等に従事する職員を2名募集。

[応募資格]2004年4月1日現在、満40歳(チーフプロデューサーは45歳)~60歳で、音楽、演劇、舞踊等の事業運営の経験または知識を有する方
[採用時期]2004年4月1日以降
[応募期間]1月5日~23日
[問い合わせ]富山市民文化事業団総務課 Tel. 076-445-5600

※受験案内・応募書類はHP参照 http://www.aubade.or.jp

 

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●新潟市民芸術文化会館が
レジデンシャル・ダンス・カンパニーの設立を発表

 

 新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)は、12月12日に東京国際フォーラムで記者会見を開き、金森穣を舞踊部門の芸術監督に迎えて、レジデンシャル・ダンスカンパニーを設立することを正式発表しました。カンパニー名は「Noism04」。所属ダンサーは、東京、大阪、新潟で行われたオーディションで選考された10名。全員新潟に移住し、2004年4月からりゅーとぴあのスタジオを専用稽古場にして活動を開始します。初年度は、6月にカンパニーのお披露目公演、11月に本格的な新作公演、来年1月にアメリカの芸術見本市(APAP)のショーケースへの参加公演を行う予定です。

 金森穣は、若い頃から海外で学び、モーリス・ベジャールに師事した後、イリ・キリアンに認められてオランダのネザーランド・ダンス・シアターIIに所属。国立リヨン・オペラ座バレエ団の振付家などを経て、2001年からフリーのダンサー、振付家として活躍。今、国際的に最も期待されているアーティストのひとりです。

 「それぞれバックグラウンドの異なるダンサーを意識的に選んだ。僕を含めて11人の個性がお互いに刺激しあうような作品をつくりたい。あそこのカンパニーはこういうスタイルだね、というのではなく、そこから逃げまくって、見るたびに違う感じを出したい」(金森)

 11月に予定されている新作公演は、まつもと市民芸術劇場、可児市文化センター、山口芸術情報センター、高知県立美術館といった地域の拠点劇場との共同製作で、地域発を志す公共ホールのネットワークの取り組みとしても注目されます。

◎丸田滋彦(りゅーとぴあ支配人)発言要旨

 新潟市民芸術文化会館は、98年にオープンしてから年間5億5千万円規模の観賞事業、育成事業、自主プロデュース事業を行い、実績を積み重ねてきた。観賞事業といっても東京からの買いものだし、市民参加としては質の高い作品をプロデュースしているとはいえ、こんな内輪受けのようなことで終わっていいのかと思い悩んできた。これを続けても、今以上に新潟の文化的な土壌は発展しないのではないか。何か変えていきたいと思っていた時に、去年、市民ミュージカルの振付けをお願いした金森さんと出会い、この人となら新潟から芸術を発信していけるのではないかと感じた。行政は実験的な取り組みは苦手だが、実験的なことをやらなければ前には進めない。ただ、どんなカンパニーをつくっても市民に愛される存在でないと長続きはしない。サッカーのアルビレックス新潟のように市民に愛される存在に育てていきたい。

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