平成17年度市町村立美術館等活性化事業・第6回共同巡回展の企画概要が固まりました。タイトルは「びっくりアート“これ、どうやってつくったの?”」(仮称)。内容は、広島市現代美術館のコレクションを中心に、特にユニークな素材や技法による現代美術作品を一般の鑑賞者向けにわかりやすく構成した展覧会を予定。作品は、カラフルな虹色に彩られた靉嘔のオブジェや絵画、福田繁雄のトリック・アート、蟻の働きが砂で形づくられた国旗の模様を崩してしまった柳幸典の『アント・ファーム』などを展示予定(具体的な作品については、現在検討中)。なお、今回は本事業のアドバイザーと共に参加美術館の学芸スタッフに企画段階から参加いただき、各館の特性を活かした内容の展覧会になるようにと考えております。本展に興味をおもちの市町村立美術館等の担当者の方には、募集案内概要をお送りしますので送付先を担当までお知らせください。なお、応募に際しまして、ファシリティ関係の資料提出をお願いいたしますので、予めご了承ください。
また、平成18年度以降の当事業に関する企画についても、市町村立美術館等の学芸員および美術館担当者の皆様からの企画案を募集しています。応募される方は、その企画案の概要がわかる資料(様式は任意)を所属団体名・氏名・連絡先を明記の上、平成16年1月30日までに担当へお寄せください。
◎市町村立美術館等活性化事業概要
【助成対象】次に掲げる団体において構成される実行委員会
○市町村(政令指定都市を除く。以下同じ。)
○市町村が設置する美術館を管理する団体
○市町村が出資している公益法人で財団法人地域創造が特に認めるもの
【対象事業】実行委員会を構成する美術館等が、当該企画展のテーマに沿って美術品を巡回展示する事業
【助成期間】単年度
【助成額】助成対象事業に係る直接経費から入場料等収入を控除した額の3分の2以内、1,200万円が上限(参考:平成15年度)
【申込締切】2004年1月30日(金)必着
●市町村立美術館等活性化事業に関する問い合わせ
地域創造総務部 重松・園田 Tel. 03-5573-4056