一般社団法人 地域創造

北陸・中部

●データの見方

 

情報は地域ブロック別に、開催地の北から順に掲載してあります。
●で表示してあるのは開催地です。
yubi.gifマークが付いている事業は地域創造の支援事業です。
開催地の下は事業運営主体、住所、電話番号、担当者名の順に記載してあります。太字部分が事業名で、以下、内容を紹介しています。

 

●富山県黒部市

(財)黒部市国際文化センター
〒938-0031 黒部市三日市20 Tel. 0765-57-1201 幸林博史

 

野田三千代 海藻おしば展

 

海苔、ワカメ、昆布、ヒジキなど、日本人に馴染み深い食物・海藻を芸術の観点から紹介するユニークな企画。これまでは学術標本としてつくられ、一般の目にふれる機会の少なかった「海藻おしば」。そんな「海藻おしば」に魅せられたデザイナー・野田三千代が、本展に向けて制作した富山湾の海藻を使用した作品をはじめ約70点を展示。海藻の美しさを伝えるとともに、海の環境問題についても考える。14日には野田の指導による「海藻おしば教室」を開催。

[日程]9月14日~23日
[会場]黒部市国際文化センター(コラーレ)

 

●石川県輪島市

石川県輪島漆芸工芸館
〒928-0063 輪島市水守町四十苅り11 Tel. 0768-22-9788 水洞寿夫

 

現代の百工比照シリーズ
「人間国宝のわざ・きゅう漆(しつ)と截金(きりかね)」

 

加賀藩第5代藩主・前田綱紀が収集、分類した優れた工芸品の実物や見本のコレクション「百工比照」。その現代版として企画されたシリーズの2回目である今回は、漆の塗りの技法である「きゅう漆(曲輪)」と金箔を使った装飾の技法である「截金」がテーマ。漆芸家・大西勲と截金作家・江里佐代子ら人間国宝5人の作品や工程見本など約60点を展示。9月6日には江里氏、9月13日には大西氏の講演会を開催。

[日程]9月4日~10月20日
[会場]石川県輪島漆芸工芸館

 

●福井県金津町yubi.gif

金津創作の森財団
〒919-0806 坂井郡金津町宮谷57-2-19 Tel. 0776-73-7800 石山陽子

 

アートドキュメント2003「森の野獣」

 

アーティストの制作現場を公開するアートドキュメントシリーズの第6弾。今回は、鉄やコンクリートによるシンプルな形態の原形を自然の中に放置し、腐食などによって様態が変化する過程を見せる制作手法で著名な彫刻家・西雅秋を招き、屋内外でスケール感のある作品を制作する。制作に当たっては地元の住民のほか、金津高等学校の生徒も参加。11月2日には作家と地域の美術教諭をパネリストに、美術教育をテーマとしたシンポジウムを開催。

[日程]公開制作:9月16日~28日/展示:10月11日~11月16日
[会場]金津創作の森 アートコアおよび野外

 

●長野県長野市yubi.gif

長野県信濃美術館
〒380-0801 長野市箱清水1-4-4 Tel. 026-232-0052 伊藤羊子

 

Fashion[OKA MASAKO]
─あなたは何につつまれたい?─

 

「衣・食・住」の中の美を再発見する企画。第1弾の今回は「衣」に焦点を当てる。現在、エコロジーの観点などから脚光を浴びているシルク、トウモロコシを原料とした生分解性繊維(PLA)を用いた作品で、長野を拠点に世界的に活躍しているデザイナー・岡正子が、環境とファッション、アートを結ぶ世界を表現。会期中は、信州大学繊維学部の協力を得て制作された繊維の歴史がわかるインスタレーション作品、同美術館が所蔵する東山魁夷や池田満寿夫の作品から着想した作品など約90点を展示するほか、高校生以上を対象にアイデアを募集、書類審査を通過した人にPLAを配布して完成した作品約30点も展示。

[日程]9月14日~10月19日
[会場]長野県信濃美術館

 

●岐阜県高山市yubi.gif

高山市教育委員会
〒506-8555 高山市花岡町2-18 Tel. 0577-35-3155 川田秀文

 

飛騨高山芸術週間

 

飛騨地方に伝わる古代の英雄、両面宿儺(りょうめんすくな)をテーマに、「両面宿儺に見る飛騨人の魂(ガッツ)」と題した演目が並ぶ。「オーケストラ・アンサンブル金沢 高山特別公演」や、両面宿儺とよく似た東北地方の英雄アテルイを題材にした劇団わらび座のミュージカル『アテルイ』などが上演される。

[日程]9月25日~10月5日
[会場]高山市民文化会館

 

●岐阜県可児市

可児市文化芸術振興財団
〒509-0203 可児市下恵土3433-139 Tel. 0574-60-3311 渡辺日奈子

 

ala(アーラ)実験劇場~耳で聴く歌舞伎~

 

「音」を切り口に歌舞伎の世界を分かりやすく紹介する企画。雨音や風の音を太鼓ひとつで表現したり、役者が見得を切ったり立ち廻りをしたときに打つ「ツケ」打ちなど、歌舞伎独特の音に注目した。音を楽しんでもらうために選んだ芝居は「仮名手本忠臣蔵」の五段目。ナビゲーターは、タレントの佐藤あつしが務める。

[日程]9月6日
[会場]可児市文化創造センター(アーラ)

 

●名古屋市yubi.gif

愛知県文化振興事業団
〒461-8525 名古屋市東区東桜1-13-2 Tel. 052-971-5609 中沢純一

 

コンサートシリーズ「オペラはドラマだ!」

 

ギリシャ悲劇をモデルに誕生したといわれるオペラのドラマ性を、4回にわたって多角的に紹介するシリーズ。9月の第1回公演では、「オペラと人間ドラマ」と題し、若手演出家岩田達宗の企画・構成で、ピアニスト服部容子、オーディションで選ばれたアーティスト6人で構成されるACオペラ・アンサンブルらが演奏。18世紀後半から19世紀後半にかけての作曲家をメインに「オペラ演出」の源泉を検証する。

[日程]9月20日、11月15日、2004年1月17日、3月20日
[会場]愛知芸術文化センターホール

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