●データの見方
情報は地域ブロック別に、開催地の北から順に掲載してあります。
●で表示してあるのは開催地です。
マークが付いている事業は地域創造の支援事業です。
開催地の下は事業運営主体、住所、電話番号、担当者名の順に記載してあります。太字部分が事業名で、以下、内容を紹介しています。
●茨城県水戸市
水戸市芸術振興財団
〒310-0063 水戸市五軒町1-6-8
Tel. 029-227-8120 浅井俊裕
こもれび展
ふと安らぎを感じる木もれ陽のやさしい光がテーマ。樹木に身体を包み込まれる感覚を描いた作品、人工光とこうもり傘を使っていろいろな形の木もれ陽をつくる体験型作品など、作家10人によるさまざまな表現形態の作品を展示。ほかに芸術館登録ボランティア“CACギャラリートーカー”と対話しながら鑑賞する「ウィークエンド・ギャラリートーク」や、「光」を楽しむための小箱制作のワークショップ(8月23日、24日)を開催。
[日程]8月9日~10月5日
[会場]水戸芸術館
●栃木県栃木市
とちぎ蔵の街美術館
〒328-0015 栃木市万町3-23
Tel. 0282-20-8228 大塚・河野
歌麿とびいどろ・ぎやまん展
栃木市にゆかりのある浮世絵師・喜多川歌麿の作品やガラス品を集めた企画展。ガラス製品が描かれている浮世絵「婦人職人分類 びいどろ師」や肉筆画「ぎやまん 於島」など、歌麿の作品を11点展示するとともに、江戸時代の吹きガラスや「江戸切子」、「薩摩切子」など約70点も展示される。
[日程]7月15日~9月7日
[会場]とちぎ蔵の街美術館
●群馬県高崎市
群馬県立近代美術館
〒370-1293 高崎市岩鼻町239
Tel. 027-346-5560 定松晶子
こどもとおとなの美術入門「いととぬの」
毎夏恒例のシリーズ展覧会。7回目の今回は、8人の作家により、麻、綿、絹などの繊維を素材にしたさまざまな造形作品約20点を展示。直接手に取って鑑賞できる作品のほか、触れることができない作品についても「触れる素材見本」を置くことで、目と手で作品の温かな魅力を感じられるように配慮。作家によるワークショップや造形遊びコーナー、子ども、大人それぞれ向けの作品説明会なども開催。
[日程]7月19日~9月15日
[会場]群馬県立近代美術館
●群馬県高崎市
高崎市美術館
〒370-0849 高崎市八島町110-27
Tel. 027-324-6125 内山・杉本
山口啓介展「空気柱/光の回廊」
銅版画や絵画、立体作品など多彩な作品を発表している山口啓介を紹介。カセットテープのケースに植物の花などを閉じ込める「カセットプラント」など約60点を展示。また美術館と地元小学校の連携で、会期前に子どもたちがアーティストの指導のもと、自分たちで育てた植物を用いてカセットプラントを制作するワークショップを実施。作品は展覧会で展示される。
[日程]7月26日~9月11日
[会場]高崎市美術館、高崎哲学堂
●埼玉県越谷市
(財)越谷コミュニティーセンター
〒343-0845 越谷市南越谷1-2876-1
Tel. 048-985-1111 纐纈龍治
先生のための創造的な音楽づくり
ワークショップ&ディスカッション
アートによるコミュニケーション能力向上を目的とした教育者対象のワークショップとディスカッション。コンピュータを使って自由な音楽づくりを体験することでユニークな表現方法の可能性を追求するほか、アーティスティックな表現活動の事例研究やデモンストレーションワークショップを行う。イギリスの作曲家で音楽教育家のダンカン・チャップマンがワークショップの講師を、同氏と京都大学大学院人間環境学研究科教授の鯨岡峻氏がディスカッションのパネリストを務める。
[日程]8月5日、6日
[会場]サンシティホール
●東京都世田谷区
世田谷美術館
〒157-0075 世田谷区砧公園1-2
Tel. 03-3415-6305 高橋直裕
KALEIDOSCOPE〈万華鏡〉─6人の個性と表現─
障害をもつ6人の作家たちの作品を、一人の表現者の作品として評価することに主眼を置いた企画展。出品作家は、エイブル・アート・ジャパン(旧・日本障害者芸術文化協会)が全国の応募作品の中から選考し、展覧会開催に助成している作家を中心に構成。聴覚と触覚によって収集されたイメージをドラフティングテープやカッティングシートで紙上に表現した全盲の作家光島貴之の「おめでとう、点字の世俗化」ほかを展示。
[日程]7月26日~9月28日
[会場]世田谷美術館
●東京都葛飾区
葛飾区文化国際財団
〒124-0012 葛飾区立石6-33-1
Tel. 03-5670-2222 増田晶
佐渡裕のヤング・ピープルズ・コンサート
「トランペットを吹き鳴らせ!!」
指揮者佐渡裕プロデュースによる青少年向け音楽プログラム。世界的な指揮者レナード・バーンスタインの遺志を引き継ぎ、1999年から毎年各地で開催している。開演までの時間は、自由に触れて音を鳴らすことのできる楽器を展示するほか、前日には佐渡による指揮者クリニックも開催。15日に静岡県大井川町、16日に千葉県習志野市でも公演あり。
[出演]原朋直(トランペット)、シエナ・ウインド・オーケストラ
[日程]8月14日
[会場]かつしかシンフォニーヒルズ
●横浜市
横浜市岩間市民プラザほか
〒220-0004 横浜市保土ヶ谷区岩間町1-7-15
Tel. 045-337-0011
甦る 銀幕の能~小津安二郎・原節子と染井能舞台~
小津安二郎監督生誕100周年を記念した横浜市岩間市民プラザと横浜能楽堂の共同企画。小津と保土ヶ谷区出身の女優・原節子が出会った映画『晩春』をプラザで上映するとともに、映画の中で演じられた能『杜若─戀之舞』をロケ現場に使われた染井能舞台(現横浜能楽堂)で再現、鑑賞者を銀幕の世界へと誘う。
[日程]8月23日、30日
[会場]横浜市岩間市民プラザ、横浜能楽堂
●神奈川県相模原市
相模原市教育委員会
〒229-1262 相模原市相模原1-1-3
Tel. 042-776-1262 花坂陽明
さがみはらあーと'03 オープンスタジオ
地元の新進気鋭の若手作家の紹介と、市が収蔵する美術品の公開とを隔年で開催する企画。相模原は美術系大学が所在していることなどもあり共同でアトリエ(スタジオ)を構える若手作家が多い街。3回目の今回は、こうしたアトリエのうち4グループ・21名にスポットを当て、それぞれ多彩なジャンルの作品展示やワークショップ、公開制作などを行い、若手作家の育成と美術鑑賞者の層の拡大を図る。アトリエの1つ「STUDIO volta」では、鉄を溶接して作品を制作するワークショップを開催。
[日程]7月26日~8月24日
[会場]相模原市民ギャラリー