一般社団法人 地域創造

2003年7月~9月 フェスティバルカレンダー

音 楽

●札幌市 7月18日

 

2003年 さっぽろ旭山音楽祭

 

札幌の街を一望する旭山記念公園を舞台に、市民700人の大合唱団とソリストによる野外コンサートや花火を楽しむ音楽祭。今年で16回目。
[出演]河地良智(音楽監督/指揮)、崔岩光、マルタ、さっぽろ旭山音楽祭合唱団ほか
[会場]旭山記念公園
[お問い合わせ]さっぽろ旭山うた祭りの会 Tel. 011-561-9693

●札幌市ほか 7月5日~25日

 

パシフィック・ミュージック・フェスティバル2003

 

20世紀を代表する音楽家、故レナード・バーンスタインの提唱で創設された世界の若手音楽家の育成を目的とした国際教育音楽祭。著名な音楽家の指導による教育プログラム「PMFアカデミー」のほか、札幌や函館など北海道各所をはじめ、東京や大阪で多数開かれるコンサート、 小中高校の音楽教師、各種音楽学校の講師らを対象とした教育セミナーなど、多彩なプログラム。
[出演]ベルナルト・ハイティンク(首席指揮者)、エド・デ・ワールト(客演指揮者)、ペーター・シュミードル(首席教授・芸術主幹)、チエン・ウェンピン(PMFオーケストラ・レジデント・コンダクター)、札幌交響楽団ほか
[会場]札幌芸術の森、札幌コンサートホールkitaraほか札幌市内各所、北広島市文化ホール、苫小牧市民会館、函館市民会館、青森市文化会館、サントリーホール(東京)、千葉市民センター、東京オペラシティ、シンフォニーホール(大阪)
[お問い合わせ]PMF組織委員会 Tel. 011-520-2222

●札幌市 8月31日

 

サッポロ・ジャズ・フォレスト(SJF) 2003

 

1999年から開催されている野外ジャズフェスティバル。今年は札幌芸術の森野外ステージが改修中のため、屋内会場で実施。5周年を記念して、ハービー・ハンコックを招いてのスペシャルライブを中心に、北海道内で活動するアマチュアジャズバンドのメンバーで編成されたピックアップジャズバンド、小中学生対象のジャズスクール「札幌ジュニア・ジャズ・スクール」第4期受講生によるビッグバンドも出演。
[出演]ハービー・ハンコック、ジャック・ディジョネット、クリスチャン・マクブライドほか
[会場]北海道厚生年金会館
[お問い合わせ]SJF実行委員会事務局 Tel. 011-592-4125

●北海道倶知安町 8月2日、3日

 

くっちゃんJAZZフェスティバル 2003

 

地元ジャズ愛好家によって運営される手づくりの音楽祭で、今年で14回目を迎える。毎年、国内外から一流ミュージシャンが参加するほか、地元アマチュアバンドも出演。92年から米国最大ジャズ・フェスティバルであるカリフォルニア州のモントレー・ジャズ・フェスティバルと提携しており、MJFハイスクール・オールスタービッグバンドのホームステイを行うなど、国際交流も大きな特色。
[出演]チャリート、ゲイリー・バーツ、KANKAWA、塩谷哲、木住野佳子、TOKU、ポンチョ・サンチェスほか
[会場]倶知安町くとさんパーク野外特設ステージ
[お問い合わせ]くっちゃんJAZZフェスティバル実行委員会 Tel. 0136-23-0201

●青森県南郷村 7月19日

 

南郷サマージャズフェスティバル2003

 

国内外の一流ミュージシャンが参加する、恒例の野外ジャズフェスティバル。前日には「ジャズの館南郷」で出演メンバーとファンとの交流会も実施。
[出演]Sayaトリオ、スパニッシュ・コネクション、秋山実希、ゲイリー・バーツ&KANKAWA122、ラベイ・スミス&ジャズ・ブルース・バンド、ジミー・スコット&ザ・エクスプレッションズ
[会場]カッコーの森エコーランド
[お問い合わせ]南郷ジャズフェスティバル実行委員会 Tel. 0178-82-2113

●群馬県草津町 8月17日~30日

 

第24回草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル

 

世界的な音楽家を講師に迎えての音楽アカデミーと、テーマに沿ったコンサートを開催。今年のテーマは「ロマン主義の流れ」。アカデミー受講生によるスチューデント・コンサートも行われる。
[出演]エルンスト・ヘフリガー(テノール)、エリック・ハイドシェック(ピアノ)、ウェルナー・ヒンク(ヴァイオリン)、ハンス・ペータ・シュー(トランペット)ほか
[会場]草津音楽の森国際コンサートホール
[お問い合わせ]草津夏期国際音楽アカデミー事務局 Tel. 03-5790-5561

●東京都 7月8日~28日

 

第19回〈東京の夏〉音楽祭2003「儀式・自然・音楽」

 

約3週間にわたって都内各所で繰り広げられる国際音楽祭。今年は古来より人間の生活と深く関わってきた「儀式・自然・音楽」をメインテーマに、国内外から招へいしたアーティストによる民族音楽・舞踊、伝統芸能などの公演を開催。生命科学者ライアル・ワトソンの講演と文化庁長官で臨床心理学者の河合隼雄との対談、インド舞踊ワークショップなども行われる。
[出演]林英哲(和太鼓)、チャンドラレーカ(インド舞踊)、デ・ガリ(ギター)、ラウル・バルボサ(アコーディオン)、グルーポ・アシェ・ド・ブラジルほか
[会場]サントリーホール、草月ホール、紀尾井ホール、アートスフィア天王洲アイル、浜離宮朝日ホールほか
[お問い合わせ]アリオン音楽財団 Tel. 03-5465-0755

●新潟県小出町 7月19日

 

響きの森JAZZフェスティバル 2003

 

国内のトップジャズ奏者を招いて開催される恒例の野外ジャズフェスティバル。地元のジャズ愛好家グループが運営に協力。
[出演]ケイコ・リー、寺田尚子、森下滋、大隅寿男、金子健ほか
[会場]響きの森公園野外特設ステージ
[お問い合わせ]小出郷文化会館 Tel. 02579-2-8811

●新潟県小木町 8月22日~24日

 

アース・セレブレーション2003

 

国際的な演奏活動を行っている和太鼓集団・鼓童が地域と共催する国際芸術祭。メインプログラム「城山コンサート」には、鼓童と西アフリカ・ブルキナファソのクリバリー・ファミリーが登場、それぞれパフォーマンスを披露するほか、ジョイントコンサートも行われる。ほかに和太鼓やアフリカ民族楽器のワークショップ、海洋生物学者、ジャック・モイヤー氏の講演、恒例の野外パフォーマンス舞台「フリンジ」、フリーマーケットなども開かれる。
[会場]小木町内各会場
[お問い合わせ]アース・セレブレーション実行委員会 Tel. 0259-81-4100

●富山県福野町 8月22日~24日

 

スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2003

 

ワールドミュージックのコンサート、ワークショップを中心に開催される毎夏恒例のフェスティバル。前夜祭では、スキヤキ・スティール・オーケストラに続いてこのフェスティバルの民族楽器ワークショップ参加者により結成された打楽器グループ、サラマレクムが、昨年から韓国の打楽器グループ、PURIの元メンバー、チャン・ジェヒョと重ねてきたチャンゴ(韓国の伝統的な太鼓)ワークショップの成果を披露する。
[出演]オーケストラ・バオバブ(セネガル)、エポカ・ヂ・オウロ(ブラジル)、ブロークン・パール(韓国)、ウェイノ(南米)、朝崎郁恵、スキヤキ・スティール・オーケストラほか
[会場]円形劇場ヘリオス、弥勒山安居寺境内特設ステージほか
[お問い合わせ]スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド実行委員会事務局 Tel. 0763-22-1125

●石川県金沢市 8月17日~28日

 

2003いしかわミュージックアカデミー

 

国内外の一流アーティストを招き、プロを目指す若い演奏家を対象にヴァイオリン、チェロ、ピアノのマスタークラスを中心としたクリニックを開催。ほかに地域の演奏家を対象にした基礎クラスも開講。期間中、講師陣によるコンサートが行われるほか、受講生の発表会「フェローシップコンサート」も実施。
[出演]原田幸一郎(音楽監督/ヴァイオリン)、ザハール・ブロン(ヴァイオリン)、ルドヴィート・カンタ(チェロ)、パスカル・ロジェ(ピアノ)ほか
[会場]石川県立音楽堂、石川県青少年総合研修センターほか
[お問い合わせ]いしかわミュージックアカデミー実行委員会 Tel. 076-225-1372

●山梨県都留市 8月16日~20日

 

第18回都留音楽祭

 

古楽を取り上げた日本で初めての音楽祭。セミナーと演奏会の2本立てで、セミナーは個人レッスン、ワークショップ形式のほかに、最終日の受講生コンサートを目指したアンサンブルレッスンなど。講師陣によるコンサート、古楽コンクール入賞者コンサートも開催。
[出演]有村祐輔(音楽監督)、ペーター・コーイ(声楽)、吉沢実(リコーダー)、小島芳子(ピアノ/チェンバロ)、つのだたかし(リュート)ほか
[会場]都留市文化ホール(うぐいすホール)ほか
[お問い合わせ]都留音楽祭実行委員会事務局 Tel. 0554-43-1515

●長野県松本市 8月22日~9月14日

 

2003サイトウ・キネン・フェスティバル松本

 

小澤征爾が音楽監督を務める恒例のクラシック音楽祭。今年で12回目を迎える。今年のオペラはヴェルディ最後の作品で最高傑作といわれる『ファルスタッフ』。昨年ベートーベン・シリーズを完結したサイトウ・キネン・オーケストラのコンサートは、ブルックナーの『交響曲第7番』がメーンプログラム。そのほか、1000人の合唱団とサイトウ・キネン・オーケストラが共演する恒例の「ふれあいオーケストラ・コンサート」、武満徹メモリアルコンサートなど。
[会場]長野県松本文化会館、ザ・ハーモニーホール、松本市総合体育館
[お問い合わせ]サイトウ・キネン・フェスティバル松本実行委員会 Tel.0263-39-0001
http://www.saito-kinen.com/

●長野県飯田市、東京都 8月19日~28日

 

第15回アフィニス夏の音楽祭

 

国内のプロオーケストラ団員の研鑽と相互啓発の機会を提供することを目的に開催される公開セミナーとコンサート。ドイツで活躍中の演奏家を中心に講師を招き、国内21のプロオーケストラ団員が受講する。今年は15周年を記念して講師による特別演奏会のほか、飯田市の小中学生のためのコンサート「あいうえ音楽館」や市内病院ロビーでの「くつろぎコンサート」などを開催。多数の地元ボランティアが運営に参加。
[出演]四方恭子(音楽監督)、下野竜也(指揮)、ヴァルター・フォルヒャート(ヴァイオリン)、深井碩章(ヴィオラ)ほか
[会場]飯田文化会館ほか飯田市内各会場、JTアートホール アフィニス(東京)ほか
[お問い合わせ]アフィニス文化財団 Tel. 03-3431-4211

●長野県木曽福島町 8月21日~24日

 

第29回木曽音楽祭

 

地元のクラシック愛好家を中心としたボランティアが運営する手づくりのクラシック音楽祭。国内24人の一流アーティストが出演、「自然と音楽の調和」をテーマに4つの室内楽コンサートを開催。
[出演]山本正治(クラリネット)、漆原啓子(ヴァイオリン)、堀了介(チェロ)ほか
[会場]木曽文化公園文化ホール、福島中学校体育館
[お問い合わせ]木曽音楽祭実行委員会事務局 Tel. 0264-21-1222

●岐阜県明宝村 7月26日

 

第14回めいほう高原音楽祭

 

国内外のジャズミュージシャンを迎えて開催する、毎年恒例の野外ジャズイベント。多くの地域住民がボランティアで運営に携わっている。
[出演]綾戸智絵、ジミー・スコット、寺井尚子、SAYA、REAL BLOOっD、川嶋哲郎、大坂昌彦ほか
[会場]めいほう高原野外音楽堂「ソノラシアター」
[お問い合わせ]明宝村観光協会 Tel. 0575-87-2844

●京都府南山城村 7月26日、27日

 

第11回木津川やまなみ国際音楽祭

 

関西を拠点に活動している演奏家を中心に国内外からアーティストを招き、2つの室内楽コンサートと出演メンバーによるオーケストラコンサートを開催。期間中、多くの村民がボランティアとしてフェスティバルを支えている。
[出演]金昌国(ディレクター/指揮)、河野正孝(ディレクター/オーボエ)、シェレシュ・ドーラ(フルート)ほか
[会場・お問い合わせ]南山城村文化会館やまなみホール Tel. 07439-3-0560

●大阪市(8月1日、2日)、東京都渋谷区(15日、16日)

 

日本の音フェスティバル2003

 

さまざまな角度から邦楽を楽しむフェスティバル。昨年に引き続き、大阪と東京で開催。今年は新たに「音フェスツアー“和楽器探訪”」と題して、太田暁子(義太夫三味線)、滝沢成実(横笛)が案内人となり、親しみやすい解説を交えながら1時間で会場を巡るプログラムを用意。そのほか邦楽体験ワークショップ、和楽器の製作実演(大阪)など、すべて無料で参加できる。
[会場]グランキューブ大阪、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京)
[お問い合わせ]JASRAC文化事業部 Tel. 03-3481-2100

●大阪府河内長野市 8月24日、31日

 

かわちながの世界民族音楽祭

 

毎年、国際的に人気の伝統音楽のアーティストを海外から招へいして行われる音楽祭。今年は「ライブ・カフェ・ブラジル」(24日)、「ジプシー・サマー・2003・イン・大阪」(31日)と題した2部構成で、ブラジルのショーロ、スウィング・ギターなどのジプシーサウンドのトップグループが出演。
[出演]24日:エポカ・ヂ・オウロ(ブラジル)、はじめにきよしほか/31日:チャボロ・シュミット・バンド(仏)、タラフ・ドゥ・ハイドゥークス(ルーマニア)、ノート・マヌーシュ(仏)ほか
[会場]河内長野市立文化会館ラブリーホール
[お問い合わせ]河内長野市文化振興財団 Tel. 0721-56-6100

●山口県秋芳町 8月18日~23日

 

秋吉台の夏2003

 

作曲家・湯浅譲二をはじめ国内外で活躍する現代音楽家を講師に迎え、作曲・フルート・クラリネット・トロンボーンの4つのコースで現代音楽の作曲法と演奏法のレクチャーを行う。講師によるコンサート、受講生によるコンサートも開催。
[出演]マリオ・カローリ(フルート)、バリー・ウエブ(トロンボーン)、ズービン・ソン(ピアノ)、山根孝司(クラリネット)、橋本晋哉(デューバ)ほか
[会場・お問い合わせ]秋吉台国際芸術村 Tel. 0837-63-0020

●愛媛県双海町 8月14日

 

夕焼け音楽祭「FUTAMI・ミュージック・フェスティバル」

 

毎年9月にJR下灘駅で行われる「夕焼けプラットホームコンサート」の出演者を決めるコンテスト形式の音楽祭。県内外のアマチュアミュージシャンを対象に「夕日とコラボレーション」をモチーフにした作品を公募。グランプリ受賞者がプラットホームコンサートに出演。
[会場]ふたみシーサイド公園
[お問い合わせ]双海町地域振興課 Tel. 089-986-1111

●大分県湯布院町 7月24日~27日

 

第29回ゆふいん音楽祭

 

夏の音楽祭としては最も古い歴史を誇る音楽祭。ルネサンスの合唱曲・古楽をはじめとする室内楽中心のプログラム。町民をはじめ多数のボランティアが制作に携わる。
[出演]河野文昭(音楽監督)、小林道夫(チェンバロ)、山岡重治(リコーダー)、平尾雅子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)ほか
[会場]湯布院町中央公民館ホールほか
[お問い合わせ]由布院観光総合事務所 Tel. 0977-85-4464

●鹿児島県 7月18日~8月3日

 

第24回霧島国際音楽祭

 

国内外の一流アーティストが参加、コンサートと若手音楽家対象の講習会の2本柱で行われる音楽祭。今年は「人間ベートーヴェン」をテーマに、フルオーケストラ・室内楽から、参加アーティストがそれぞれ企画した親子で楽しめるコンサート、レクチャーコンサートまで多彩なプログラムを予定。講習会は一部を除き公開レッスンとなっている。
[出演]堤剛(音楽監督/チェロ)、ゲルハルト・ボッセ(名誉音楽監督/指揮)、ダニエル・ゲーデ(ヴァイオリン)、ウーヴェ・ハイルマン(テノール)ほか
[会場]霧島国際音楽ホール「みやまコンセール」、ザビエル記念聖堂、霧島神宮境内ほか
[お問い合わせ]財団法人ジェスク音楽文化振興会 Tel. 03-3499-4530

 

演 劇

●北海道函館市 7月18日~20日、25日~27日、31日、8月9日、10日

 

第16回市民創作函館野外劇『星の城、明日に輝け』

 

開拓時代や箱館戦争など、函館地方の歴史を題材にした国内最大級の創作野外劇。今年は新たにシナリオを書き下ろし、リニューアルして上演する。キャスト、制作スタッフ、事務局のすべてがボランティアで、毎回500人を超える市民が参加。
[芸術監督]沢田祐二 
[脚本]高橋由美子
[会場]函館市特別史跡五稜郭跡野外劇特設会場
[お問い合わせ]特定非営利活動法人市民創作「函館野外劇」の会事務局 Tel. 0138-56-8601

●千葉県富浦町 8月3日~17日

 

第15回富浦人形劇フェスティバル

 

富浦町の「人形劇の郷づくり事業」の一環で開催している人形劇の祭典。富浦人形劇学校アマチュア劇団など地域で活躍している劇団をはじめ、今年は沖縄の台湾人形劇団かじまやあ、障害者の職業劇団デフパペットシアターひとみ座が出演するほか、人形劇のシナリオコンテストを実施。小学生低学年・高学年・中学生・高校生・一般で表彰する。また、特別公演として、文楽の桐竹勘十郎が国立劇場以外では唯一の襲名披露公演『義経千本桜~河連法眼館の段』を上演する。NHK人形劇「プリンプリン物語」でプリンプリンの声を担当した石川ひとみらによるトークショーもあり。
[会場]富浦町公民館ホール
[お問い合わせ]富浦町役場枇杷倶楽部 Tel. 0470-33-4611

●富山県利賀村 8月4日~30日

 

利賀サマー・アーツ・プログラム2003

 

今年で4回目を迎える総合舞台芸術祭。メインプログラム「利賀演出家コンクール」は、全国各地で活動する演出家を対象とし、課題戯曲5作品の演出を競うというもの。実際に作品を利賀で公開上演し、最優秀演出家を選出する。書類審査に合格した作品を第二次審査を兼ねて連日上演。また、コンクール審査員を講師にした短期集中の教育プログラム「利賀演劇塾」も実施。そのほか、鈴木忠志演出『ディオニュソス 完全版』の野外公演、大学生創作ワークショップ、高校生夏期演劇講習なども開催予定。
[会場]富山県利賀芸術公園
[お問い合わせ]舞台芸術財団演劇人会議 Tel. 03-3951-4843

●長野県飯田市 8月7日~10日

 

いいだ人形劇フェスタ

 

毎年8月上旬に開催される日本最大の人形劇“見本市”。プロ・アマ、規模もジャンルも多種多様な公演を、市内全域で同時多発的に上演。また今年は「大人が楽しむ人形芝居」と題して、鳥獣戯画やむすび座など6劇団の大人向け人形芝居を特集。そのほか人形劇入門者向けの「わくわくワークショップ」をはじめ、人形劇にちなんだ催しも多数行われる。
[会場]飯田文化会館ほか飯田市内各所
[お問い合わせ]いいだ人形劇フェスタ実行委員会 Tel. 0265-23-3552

●岡山県邑久町 8月23日、24日

 

喜之助フェスティバル2003邑久

 

糸あやつり人形師、竹田喜之助の業績を後世に伝承し、地域文化の発展に貢献することを目的に開催する人形劇の祭典。国内15劇団が参加するほか、今年は喜之助生誕80年とフェスティバル15回を記念し、アメリカとチェコから劇団を招へい。
[会場]邑久町立中央公民館ほか
[お問い合わせ]喜之助フェスティバル実行委員会事務局 Tel. 0869-22-2294

 

映 像

●東京都あきる野市 7月19日、24日~27日

 

第19回あきる野映画祭

 

映画館のないあきる野市で、映画の普及と理解を深めてもらうことを目的に開催。最新の話題作、過去の名作などさまざまなジャンルの作品を上映。また、地域住民のビデオ作品を公募・上映する「映像市」、監督を公募し、スタッフとキャストに著名な映画人を起用して製作された作品「あきる野ショートフィルム」の上映も行われる。
[会場]秋川キララホール、まほろばホール
[お問い合わせ]あきる野映画祭事務局 Tel. 042-558-1893

●福岡市 7月5日~13日

 

第17回福岡アジア映画祭2003

 

会社員、主婦、学生等による100人以上のボランティアが運営する映画祭。今年は韓国、香港の日本未公開作、山形ドキュメンタリー映画祭グランプリ受賞作など計16作品を上映予定。各作品の監督がゲストとして来日するほか、今年4月に急逝したレスリー・チャンの追悼企画もあり。
[上映作品]『YMCA野球団』(2002年/韓国)、『レッツ・ラブ・ホンコン』(2001年/香港)、『緑色包囲』(2002年/中国)、『くちびるから唇へ』(2002年/マレーシア)『ピョンヤン・ロボガール』(2001年/フィンランド)、『与那国COWBOYS』(2003年/日本)ほか
[会場]NTT夢天神ホール、九州日仏学館ホール
[お問い合わせ]福岡アジア映画祭実行委員会 Tel. 092-733-0949

●大分県湯布院町 8月20日~24日

 

第28回湯布院映画祭

 

日本映画の老舗映画祭。今年は日本最大の撮影所・東映京都撮影所を特集。ここで生まれた数々の傑作を上映するほか、関係者を招いてシンポジウムを開催。また毎年恒例の「日本映画職人講座」では、この企画の創設者の一人でもあり、昨年急逝した編集作家・富田功の業績を振り返る。代表作上映のほか、滝田洋二郎、金子修介といった氏にゆかりのある監督、プロデューサーを招き、シンポジウムも開催予定。
[会場]湯布院町中央公民館
[お問い合わせ]湯布院映画祭実行委員会 Tel. 097-532-2426

 

総合

●埼玉県川口市 8月2日、3日

 

川口国際文化交流フェスティバル2003

 

毎年海外からゲストを招いて行われる総合フェスティバル。今年はスペインのバンドゥリア(マンドリンに似たスペイン特有の弦楽器)楽団、コルドバ・プレクトラム・オーケストラを招へい。楽団員は市内の一般家庭にホームステイするなど、国際交流豊かな催しとなっている。ほかに多彩なゲストを招いてのコンサート、フリーマーケット、各国料理の出店なども。
[出演]白鳥英美子、川井郁子、熊本マリ、荘村清志、川口マンドリン・アンサンブルほか
[会場]川口総合文化センター・リリア、リリアパーク(川口西公園)
[お問い合わせ]川口総合文化センター Tel. 048-258-2000

●東京都 7月30日~8月13日

 

2003サマー・アート・スクール&パフォーマンス

 

音楽、ダンス、美術などさまざまな分野で活躍中の著名なアーティストを講師に招き、都内各会場で8つのワークショップを開催。障害のある人もない人も同時に参加し、お互いの感性を刺激しながら創造活動に取り組む。
[出演]ヴォルフガング・シュタンゲ(ダンス)、ダンカン・チャップマン(作曲)、谷川俊太郎/谷川賢作(作詩・作曲)、田島征三(造形)、巻上公一(ヴォーカル)、武田ヒロユキ(アフリカン・ドラム)ほか
[会場]国立オリンピック記念青少年総合センター、文京シビックホール、東京芸術劇場ほか都内各所
[お問い合わせ]クリエイティブ・アート実行委員会 Tel. 03-3479-8535

●大阪市 8月23日、24日

 

プラネット・フェスティバル2003

 

若者たちの手により、音楽・演劇・映画・アートの4つを柱に繰り広げられる総合芸術祭。多数の応募から厳選された劇団・ユニットが出演し、芝居、コント、ダンスなどを公演する演劇祭、自主制作映画上映会、“和”をテーマにした公募創作アート展などを開催。
[会場]プラネット・ステーション
[お問い合わせ]ユースサービス大阪・プラネット事業係 Tel. 06-6942-5146

 

美術

●北海道東川町 7月29日~8月31日

第19回東川町国際写真フェスティバル

“写真の町”東川町で、国内外の優れた写真作品・作家を顕彰する「第19回東川賞」の授賞式と作品展を中心に1カ月にわたって行われる。受賞作家らによるフォーラムや、公募による野外写真展、ワークショップなどを開催。また全国の高校写真部などを対象とした恒例の「写真甲子園」では、全国から選抜された14校が、大雪山国立公園一帯を舞台に撮影を行い、公開審査で優勝を決める。
[会場]大雪山国立公園 天人峡温泉・旭岳温泉など東川町内一円
[お問い合わせ]東川町「写真の町」実行委員会 Tel. 0166-82-2111

●新潟県越後妻有6市町村 7月20日~9月7日

大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2003

3年に1度、新潟県南部、越後妻有の6市町村(十日町市、津南町、川西町、中里村、松之山町、松代町)を会場に繰り広げられる現代美術トリエンナーレ。今回で2回目。世界23カ国から157組のアーティストが参加、滞在制作などにより越後妻有をテーマにした作品を発表。棚田や集落、公園や池や道路脇、市街地など、50を超える地域で展示される。また、今回は短編ビデオの公募展(短編ビデオ・フェスティバル)が開かれる。
[会場]越後妻有6市町村全域(762km2)
[お問い合わせ]大地の芸術祭・花の道実行委員会事務局 Tel. 0257-57-2637
大地の芸術祭東京事務局(アートフロントギャラリー内) Tel. 03-3476-4360
http://www.echigo-tsumari.jp

 

 

topics

 

●アーティストがいる場所、すべてがステージ
「びわ湖ホール夏のフェスティバル2003」

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 「身体表現」をテーマに2年に1度開催されている「びわ湖ホール夏のフェスティバル」。今年はホールだけでなく野外やロビー、リハーサル室など至る所を舞台に、コンテンポラリーダンスからサーカスまでさまざまな表現を体感できるプログラムとなっています。
 コンテンポラリーダンスの公演では、ダムタイプ、パパ・タラフマラ、珍しいキノコ舞踊団など、実力あるカンパニーが勢ぞろい。関西での公演は久しぶりとなるパパ・タラフマラは『Birds on Board』を上演。『ハムレット』を題材に不思議な格好をした人々が船の上で奇妙なカーニバルを繰り広げる、美しくも猥雑、ウィットのある作品です。また、珍しいキノコ舞踊団は、劇場探検ツアーのように、観客とともに劇場内を移動しながらダンスパフォーマンスを行う新シリーズを予定しています。
 さらに初めての試みとして、リハーサル室を使った「スタジオシアター」も。舞踏界の大御所・笠井叡が、山田せつ子、木佐貫邦子という日本を代表するダンサーと、ベルギー、アメリカの新進女性ダンサーに振り付けた『nobody Eve─誰でもないもののイヴ』と、ダンスとジャグリングを融合させた新しいサーカスの旗手、フランソワ・シャの『風の卵』が上演されます。
 これらの有料公演のほかにも、メインロビーや野外では、数々の無料公演を実施。「関西を拠点にしているダンサーの公演や、身体に巨大なゴムのボールを身に付けて跳び回るオーストラリアのグループ『スラック・タクシー』、絵本画家・スズキコージが特大のキャンバスに2日間かけて絵を描くライブペインティングなど。1日中、どこかで何かが起こる仕掛けを考えています」(びわ湖ホール企画事業課・金田朋子さん)。夏の一日、琵琶湖のほとりで今まで知らなかった新しい表現と出合う──エキサイティングな体験になること請け合いです。

 

滋賀県大津市 8月2日~10日
[会場]滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール
[お問い合わせ]財団法人びわ湖ホール Tel. 077-523-7133

 

 

●アートのつくり手、つなぎ手、受け手、それぞれが主役に
「アサヒ・アート・フェスティバル2003」

 

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 5月からスタートしている「アサヒ・アート・フェスティバル2003」が、今月14日からメイン月間に入り、各地で盛り上がりを見せています。これは、これまで積極的にメセナ活動を行ってきたアサヒビールが、昨年から3年計画で開催しているもの。“市民の主体的な参加”を掲げ、多くの芸術系NPOや市民が協働して多彩なアートプログラムを展開しています。
 企画したのは、アサヒビール芸術文化財団事務局長の加藤種男さん。「これまで先駆的なアーティストを紹介するなど、さまざまな事業を続けてきましたが、それだけでは一般の方には伝わらないことを痛感したのがきっかけ。必要なのは、アートのつくり手と受け手を繋ぐ人の存在。それらのネットワークをつくること、また、イベントを立ち上げるプロセスに注目し、市民が主体となる芸術活動のインフラづくりをしたいと考えました。ですからディレクターを置かず、実行委員会のメンバーでアイデアを出しあってプロジェクトに当たっています。さらに各イベントにはさまざまな人が関わっています。そうした人々がゆるやかに繋がっていくことがこのフェスティバルの目的なんです」
 開催されているイベントは多種多様。主に東京・浅草周辺(アサヒビール本社周辺の隅田川沿い)を中心に、北海道から沖縄まで全国でアート、音楽、映画、パフォーマンス、シンポジウム、ワークショップなど30以上ものプログラムがあります。
 なかでも注目なのは、すみだリバーサイドギャラリーで開かれるアサヒ・アート・コラボレーション「わたしのお宝交換プロジェクト」展。自分にとってかけがえのない思い出の品=「お宝」を寄せてもらい、気鋭のアーティスト6人がアート作品に仕立て、さらにそれを他の人と交換して交流を図る、という試みです。「アートに無縁な人たちを引き込む入口になれば。この手法はどこの地域でも応用できるんですよ。今回は札幌と沖縄でも開催しますが、関わる人もアーティストも作品も、全く違ったものになります。期待してください」(加藤さん)

 

東京都墨田区ほか全国各地 全体会期:5月~8月/メイン月間:6月14日~7月13日
[会場]アサヒビール本社周辺、すみだリバーサイドホール・ギャラリーほか
[お問い合わせ]アサヒビール芸術文化財団 Tel. 03-5608-5202

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