●大阪府高石市
たかいし市民文化会館 アプラホール
〒592-0014 高石市綾園1-9-1
Tel. 072-267-0018
◎3月1日オープン
高石駅前の再開発ビル「アプラたかいし」内に出来たホール。市内にはすでに370席の市民会館があったが、市民から本格的なホール建設の要望があり、市が参画する再開発事業を契機に誕生した。生涯学習センター、消費生活センター、図書館などを併設。市内の芸術文化の振興はもとより、テナントと合わせて地域の賑わい拠点としての役割を担っている。大ホールは座席を移動して平土間にすることも可能。オープニングイベントでは、この平土間を活かし、社交ダンスイベントを計画。今後は市民にホール運営をサポートしてもらうため、ボランティア組織の結成を目指している。
[オープニング事業]中村紘子ピアノリサイタル、茂山千作「狂言」、浜村淳スクリーンミュージック、由紀さおり・安田祥子童謡コンサートほか
[施設概要]大ホール800席(固定席268席、可動席512席、車イス席10席、親子席10席) 、小ホール153席(固定席147席、車椅子席3席、親子席3席) 、会議室(116m2)
[設置者]高石市
[管理・運営者](財) 高石市施設管理公社
[設計者](株) アール・アイ・エー
●歴史ある蔵の特色を活かした美術館~とちぎ蔵の街美術館
3月15日、栃木県南部に位置する人口約8万4千人の栃木市に、市内で初めての美術館「とちぎ蔵の街美術館」がオープンした。ここは江戸時代、市内中央を流れる巴波川の舟運によって、江戸との交易が盛んに行われた商都で、今でも何百という土蔵が残っている「蔵の街」だ。この新しい美術館も、10代続く市内の豪商、善野家の子孫から土蔵(市指定有形文化財) を借り受け、一部改修したもので、“東蔵・中蔵・西蔵”と3棟ある土蔵のうち最も古いものは200年以上の歴史がある。
「もともと市民から美術館建設を要望する声が挙がっていました。美術館を開設するのに、この地域資源を使わない手はない、ということで空き土蔵を再活用することになり、土蔵の所有者にお借りすることになりました」(学芸員・河野エリさん)
「もともと市民から美術館建設を要望する声が挙がっていました。美術館を開設するのに、この地域資源を使わない手はない、ということで空き土蔵を再活用することになり、土蔵の所有者にお借りすることになりました」(学芸員・河野エリさん)
●とちぎ蔵の街美術館
[オープン日]2003年3月15日
[所在地]〒328-0015 栃木県栃木市万町3-23 Tel. 0282-20-8228
[設置者]栃木市
[管理者]栃木市教育委員会
[設計者]馬上設計(本体) 、乃村工藝社(内装)
[施設概要]展示室1~4、蔵の展示室
[オープニング事業]「栃木ゆかりの美術と現代陶芸I」「栃木ゆかりの美術と現代陶芸II」