一般社団法人 地域創造

関東

●茨城県水戸市
(財)水戸市芸術振興財団ほか
〒310-0063 水戸市五軒町1-6-8
水戸芸術館現代美術センター
Tel. 029-227-8111 逢坂・森

 

「12人の挑戦―大観から日比野まで―」

 

1895年以来、ほぼ隔年でベネチアで開催されている国際美術展「ベネチア・ビエンナーレ」。本展覧会では、日本が初めて参加した第26回(1952年)以降、同美術展に出品したアーティストの中から、茨城に関わりのある12人のアーティストを選んで紹介。第26回ビエンナーレ参加作品の横山大観作「飛泉」(1928年)、第34回(68年)参加作品の山口勝弘作「5月の橋」(68年)ほか、第46回(95年)に参加した日比野克彦の新作などを展示。出品作家のトークや専門家による講演も行われる。
[日程]10月5日~12月8日
[会場]水戸芸術館現代美術センター

●茨城県取手市
取手リ・サイクリング・アートプロジェクト実行委員会
〒302-0024 取手市新町1-4-5 新町第三ビル1F 取手アートプロジェクト実施本部
Fax. 0297-72-0177

 

取手リ・サイクリング・アートプロジェクト2002

 

東京芸術大学の先端芸術表現科が取手市にキャンパスを開設したのを契機に始まったアートプロジェクトで、今年で4年目を迎える。取手市、市民、地元企業等が一体となって進めている。プロジェクトの柱となっている全国公募による野外アート展のテーマは「Take Me to the River~川を知る 川に学ぶ」。公開選考会で選ばれた12作品が制作され、利根川の河川敷などで一般公開される。
[日程]10月19日~11月4日
[会場]利根川ほか

●茨城県美野里町
美野里四季を彩る文化のまちづくり創造委員会
〒319-0192 東茨城郡美野里町部室1069
Tel. 0299-48-4466 中本正樹

 

美野里町四季文化館「みの~れ」こけら落とし公演
オリジナル・ミュージカル『田んぼの神様』

 

施設構想段階から住民による検討を進めてきた美野里町四季文化館「みの~れ」が11月3日にオープン。こけら落としとして市民参加によるオリジナル・ミュージカルを公演。一般公募による4歳から73歳までの住民82名が出演し、美野里の四季とそこで暮らす人々の姿を描く。作・演出は大谷亮介。裏方にも多くの住民が参加。
[日程]11月3日、4日
[会場]四季文化館「みの~れ」大ホール

●さいたま市
埼玉県ほか
〒336-8501 さいたま市高砂3-15-1 埼玉県文化振興課
Tel. 048-830-2882 町田光

 

彩の国神楽フェスティバル

 

1998年から実施している「彩の国伝統芸能継承・交流事業」の一環。今回は神楽がテーマ。これまで県内に限っていた参加団体を、今回は国外にまで広げる。出演は鷲宮催馬楽神楽(埼玉県鷲宮町)、秩父神社神楽(埼玉県秩父市)、高千穂夜神楽(宮崎県高千穂町)、インドベンガル地方の古典仮面劇チョウ(インド)の4団体。
[日程]11月24日
[会場]彩の国さいたま芸術劇場大ホール

●千葉市
検見川アートプロジェクト実行委員会
〒263-8522 千葉市稲毛区弥生町1-33 千葉大学教育学部芸術学研究室内
Tel. 043-290-2658 長田謙一

 

アートプロジェクト検見川送信所2002

 

「送信所のまち」として栄え、その閉鎖とともに賑わいを失った千葉市検見川町を舞台に、千葉大学学生らがアーティストや住民と共につくりあげていくアートプロジェクト。3回目となる今回は、人や物、情報が集まり、新たな情報・文化がうまれる「たまり場」がテーマ。参加アーティストは間島領一と藤浩志。千葉県内市町村への質問と回答を素材にした作品「検見川白書 in 千葉」(間島)や自動車の速さでは通り過ぎてしまう町に人が降りる仕掛けをつくる「自転車プロジェクト」(藤)などを展開。
[日程]10月12日、13日
[会場]検見川町内

●東京都板橋区
板橋区立美術館
〒175-0092 板橋区赤塚5-34-27
Tel. 03-3979-3251 佐々木・福田

 

今昔文字変化

 

江戸の文字文化を紹介する企画展。書、浮世絵、黄表紙、着物など江戸の文字文化を表す作品を、「文字を書く」「文字で伝える」「文字を遊ぶ」「文字で飾る」「文字を見る」の5つのテーマで展示(全141点)。寄席文字書家の橘左近や幕内行司の式守輿之吉による話や実演などもある。
[日程]8月24日~10月27日
[会場]板橋区立美術館

●横浜市
横浜美術館
〒220-0012 横浜市西区みなとみらい3-4-1
Tel. 045-221-0300 大沢知二

 

「ヴィフレド・ラム展―変化するイメージ―」

 

今年生誕100年を迎えるキューバ出身の画家ヴィフレド・ラム(1902~1982)の日本初の回顧展。西洋、東洋、アフリカが一体となった独特な造形世界を、約70点の絵画で紹介する。また、11月17日にフランスの詩人アラン・ジュフロワの記念講演会が行われるほか、16日には南米をルーツとする管楽器サンポーニャとケーナのコンサートが企画されている。演奏はサンポーニャ奏者として世界で活躍する瀬木貴将とピアニスト佐山雅弘。展示作品からインスピレーションを得た即興演奏なども行われる(コンサート問い合わせ:Tel. 045-221-0318)。
[日程]10月26日~2003年1月13日
[会場]横浜美術館

●川崎市
川崎市、芸術のまちづくり推進委員会
〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1 川崎市市民文化室
Tel. 044-200-2280 神谷和俊

 

しんゆり芸術フェスティバル2002

 

新百合ヶ丘駅周辺を舞台にした芸術祭で、「しんゆり映画祭」と「しんゆり芸術フェスティバルコンサート2002」などが行われる。映画祭のテーマは「共生」。『折り梅』(松井久子監督/2002年)など国内外の22作品が上映されるほか、コンサートでは昭和音楽大学や洗足学園大学の学生による演奏会が行われる。公募で集まった川崎市内の中学生23名がワークショップで制作した作品の発表、地元の日本映画学校卒業制作作品の上映などもある。
[日程]8月31日、9月29日、10月4日、5日、11日~14日、11月8日
[会場]麻生市民館ホール、新百合21ホールほか

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