この事業は、各地域の失われつつあり、記録にもほとんど残されていない伝統芸術等をデジタルビデオに記録・保存し、ライブラリー化するとともに、地域の伝統芸術等に関するイベントを開催するというものです。
事業は次の4つの柱で構成されています。
(1) 市(区)町村が伝統芸術等をデジタルビデオに記録・保存する取り組みに対して助成する「映像記録保存事業」
(2) 都道府県単位で開催する伝統芸術等に関するイベントに対して助成する「都道府県イベント事業」
(3) 上記(1)のビデオの提供を受けた地域創造がライブラリーを設置する「映像ライブラリー事業」
(4) 地域創造が伝統芸術等に関する国民的機運の盛り上げを図るために実施する「全国イベント事業」
このうち(1)と(2)について、現在助成申請を受け付けています。都道府県を通して来年度の事業実施要綱を配布しており、締め切りは10月18日となっています。平成14年度は、映像記録保存事業について32市町村(23道県)に、都道府県イベントについては10団体に助成することが決定しています。
映像ライブラリーの概要と平成11年度から平成13年度までの映像記録保存事業で制作したビデオの一覧については、当財団のホームページに掲載していますので、ご覧ください。また、事業に関して不明な点がありましたら、お気軽にお問い合せください。
●地域伝統芸術等保存事業に関する問い合わせ
地域創造総務部 右谷誠
Tel. 03-5573-4056
平成15年度「地域伝統芸術等保存事業」助成募集
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