一般社団法人 地域創造

講座・シンポジウム・募集等

募集

 

アートテクニカルスクール2001
全4回参加者募集

 

 初心者向け音響舞台照明技術の実技講習会。6月15日の最終回にはコンサートのオペレーション実習を予定。受講後は、その後のイベントのスタッフとして参加可能。

[日程]6月24日、7月1日、7月14日、7月15日
[応募締め切り]6月16日
[問い合わせ]藤野芸術の家事業課 Tel. 0426-89-3030

 

新潟県文化振興財団職員募集

 

 各種芸術文化事業の企画・実施および文化施設の管理運営を担当する職員を募集。実務経験5年以上が対象。

[応募締め切り]6月6日
問い合わせ]新潟県文化振興財団総務課 Tel. 025-228-3577

 

静岡県舞台芸術センター芸術局スタッフ募集

 

 静岡芸術劇場・静岡県舞台芸術公園の運営を行う同財団では、舞台芸術作品の企画制.作に関するスタッフを募集。対象は25歳以上35歳未満の方で、英語または仏語の会話・読解力のある方。勤務地は静岡市内。

[応募締め切り]6月15日
[問い合わせ]財団法人静岡県舞台芸術センター芸術局スタッフ募集係 Tel. 054-203-5730

 

倉庫の実験活用プログラム
「オープンスタジオ」「芸術創庫」利用者募集

 

 名古屋港の空き倉庫を利用するアートプロジェクト「アートポート2001」。8月1日から10月21日までの間、アトリエ、作品発表の場として利用者を募集。

[応募締め切り]6月9日
[問い合わせ]アートポート2001事務局 Tel. 052-655-9191

 

講座・シンポジウム

 

第8回愛知県舞台技術者セミナー 「劇場における安全確保とその技術」

 

 「劇場での安全確保とその技術」をテーマに、舞台技術者や演劇対象者を対象にして開催。講習だけでなく、愛知県芸術劇場のホール内での実習も行う。舞台上だけでなく、客席内の安全確保を取り上げることも特徴。講師陣は、小誌の「制作基礎知識シリーズ」も担当された星野もと子氏をはじめ、電気設備学会の渡邊良三氏、劇場コンサルタントの藤本久徳氏ほか4人。

[問い合わせ]愛知県文化振興事業団 舞台技術者セミナー係 Tel. 052-971-5609
[応募締め切り」6月26日
[日程]7月5日、6日
[会場]愛知県芸術劇場(愛知県文化センター内)

 

アピカホール開館5周年事業 「アピカホールのきた道・ゆく道」

 

 市民ボランティアによる運営を行ってきた同ホールが5周年記念で、その成果と今後のあり方を検証するシンポジウム。

[ナビゲーター]玉岡かおる(作家)
[パネリスト]奥村和恵(中町文化会館ベルディーホール前館長)ほか
[問い合わせ]西脇市立音楽ホール(アピカホール) Tel. 0795-23-9000
[日程]7月1日
[会場]西脇市立音楽ホール(アピカホール)

 

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●第12回武生国際音楽祭開催

 

 市民ボランティアによる推進会議が核となり、企画・運営を行う武生国際音楽祭も12回目。今年は、「ドイツ・ウィーンの音楽(ブラームスとシェーンベルグ)」をテーマに8つのコンサートが開催されるほか、前夜祭や寺社コンサートなど関連企画も充実。

 中でも注目されているのが、今年からスタートする第1回武生国際作曲ワークショップだ。これは、国内外から若手作曲家8名(内2名は公募による選考)を招待し、特別講師による作品のクリニックを受け、演奏会で曲を披露するというもの。聴講生を対象にした作曲クリニックも併せて行われる。開催の経緯について武生国際音楽祭推進会議事務局の田中浩さんに聞いた。

 「発端は、第5回の音楽祭からアドバイザーをお願いしている細川俊夫さんとの出会いです。細川さんは山口県の秋吉台国際21世紀音楽セミナーで作曲家セミナーを開催し、後進の育成に取り組まれていましたが、10回目の99年を最後に終了。21世紀になり新たな場所でもう一度こうした取り組みを始めたいとのことで、以前から深い繋がりのあった武生国際音楽祭に白羽の矢が立ちました」
 昨年から作曲セミナーを開催するなど、ワークショップのノウハウを事前に蓄積。周到な準備に、否応なく成功への期待が高まる。

 

●第12回武生国際音楽祭

 

[出演]細川俊夫(レジデンス・コンポーザー兼アドバイザー)、クラングフォルムウィーン(室内アンサンブル)、小曽根真(ジャズピアノ)ほか
[ワークショップ特別講師]ヨンギー・バク・バーン(ブレーメン音楽大学教授・作曲家)、
長木誠司(音楽評論家・音楽学者)ほか
[日程]6月10日~17日(ワークショップは18日まで)
[会場]武生市文化センターほか
[問い合わせ]Tel. 0778-23-5057

 

●横浜能楽堂開館5周年記念 「能・狂言面大賞21」

 97年に開館以来、「こども狂言ワークショップ」、謡の大合唱「みんなで謡う高砂」、「カウントダウン能」など、能・狂言をより身近に感じてもらうためのユニークな企画を次々に打ち出してきた横浜能楽堂。その、能楽堂が開館5周年に打ち出した企画が、「能・狂言面大賞21」。なんと、能・狂言面を全国から公募。その中から、梅若六郎(シテ方観世流梅若家当主)、野村萬(狂言方和泉流・人間国宝)の2人のプロの演者が「この面で舞いたい」という面を大賞に選び、実際につけて演じるという記念企画です。

 4月1日~8日の公募期間中に集まった面は全部で392点で、うち能面が326点、狂言面が66点。その種類は小面などの女面から中将などの男面、鬼神、翁など能面約80種類、狂言面約20種類など実にさまざま。応募者は50~60代が中心で、男女比では男性が85%と圧倒的多数を占めているそうです。「いま、中高年の間で能・狂言面の制作が静かなブームとなっていますが、面打ちは趣味だが能はあまり見ないといった声も聞かれます。能面は単なる美術品ではなく、やはり舞台で使ってこそ価値を発揮するとの観点に立ち、能・狂言にとって面とは何なのかを問い直す意味を込めて企画したのですが、予想以上の応募があり正直びっくりしています」と担当の千田基子さん。審査は、能楽堂の中にずらっと面を並べて行われたということですが、その光景はなかなか壮観だったとか。「候補を絞り込んだ後、舞台上で面をつけての審査を行ったのですが、手元で見るのと、実際に舞台で見るのとでは面の表情が全然違う。そうした能面の持つ表情の深みも知ってもらいたいですね」。

 こうした審査を経て栄えある大賞に選ばれたのは、兵庫県の亀川博道さん(能面の部)と、神奈川県の宮崎正司さん(狂言の部)。
 この面を使っての公演が行われるのは6月24日。上演曲は、その面に相応しいと思った曲を演者が選ぶとのことで、公演当日に発表されるそうです。どんな曲が選ばれるのかも注目です。

 

◎横浜能楽堂5周年記念企画公演

 

梅若六郎・野村萬「この面で舞いたい」

[日程]6月24日 午後2時開演
[会場]横浜能楽堂
[問い合わせ]Tel. 045-263-3055

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