一般社団法人 地域創造

平成13年度事業スケジュール

平成13年度事業スケジュール(予定)

  研修会/公演・展示事業 芸術提供・共催事業 要項発行・募集
4月   ◎「ロダンと日本」展(静岡県立美術館/4月28日~6月10日)  
5月 ●公共ホール音楽活性化事業研修会(すみだトリフォニーホール/5月29日~31日)   ◎ステージラボ仙台セッション参加者募集(5月下旬締切)
6月   ◎「ロダンと日本」展(愛知県美術館/6月22日~8月19日)  
7月 ●ステージラボ仙台セッション(仙台市青年文化センター/7月3日~6日) ◎能楽座公演(楢川村) ◎地域の芸術環境づくり支援事業要綱発行(募集締切10月末)
◎地域伝統芸術等保存事業助成要綱発行(募集締切10月末) 
8月 ●アートアプローチセミナー:市町村長向け(全国市町村国際文化研修所/8月2日、3日)
●アートアプローチセミナー:幹部職員向け(都内会場/8月23日、24日)
●公共ホール音楽活性化事業 コンサート&アクティビティの実施(全国20カ所/8月~3月)
  ◎公共ホール音楽活性化事業 平成14年度参加ホール募集(10月末締切)
◎芸術提供事業共催希望団体公募
◎日韓・日中自治体国際文化交流支援事業助成要綱発行(募集締切10月末)
9月 ●芸術見本市(東京国際フォーラム/9月12日、13日)
●第2回市町村立美術館等活性化事業「中山巍と1920年代のパリ~佐伯祐三・マチス・ヴラマンクなど~」
長野県豊科近代美術館(9月1日~24日)、静岡県掛川市二の丸美術館(9月29日~10月21日)、兵庫県氷上町立植野記念美術館(10月27日~11月18日)、兵庫県尼崎市総合文化センター(11月23日~12月16日)
◎クラシック音楽特別公演(滋賀県栗東町ほか3会場)
◎能楽座公演(新潟市・土浦市)
◎ステージクラフト参加者募集(9月下旬締切)
10月 ●リージョナルシアターシリーズ(東京芸術劇場小ホールほか/10月30日~11月21日) ◎能楽座公演(福岡県那珂川町)  
11月 ●ステージクラフト(彩の国さいたま芸術劇場/11月5日~8日)   ◎ステージラボ佐世保セッション参加者募集
1月 ●第5回地方都市オーケストラフェスティバル(すみだトリフォニーホール/1月~3月)
●公共ホール演劇製作ネットワーク事業『若草物語』
札幌市教育文化会館(1月16日~18日)、鹿追町民ホール(1月20日)、洞爺湖文化センター(1月22日)、シアタートラム(1月25日~28日)、小出郷文化会館(2月1日)、つくばカピオホール(2月3日)、早島町町民総合会館「ゆるびの舎」(2月7日)、栗東町芸術文化会館さきら(2月9日)、アルカスSASEBO(2月11日)、北九州市立女性センター(2月13日、14日)、宮崎県立芸術劇場(2月16日、17日)、沖縄市民小劇場あしびなー(2月19日)
◎能楽座公演(広島県廿日市市)  
2月 ●ステージラボ佐世保セッション(アルカスSASEBO/2月5日~8日)   ◎公共ホール演劇製作ネットワーク事業 平成15年度参加希望ホール募集

 

平成13年度財団法人地域創造事業計画

  1. 事業名
     財団法人地域創造事業
  2. 事業の目的
     地域における創造的で文化的な表現活動のための環境づくりに資する事業等を行い、もって美しく心豊かなふるさとづくりの推進に寄与することを目的とする。
  3. 事業の内容
     平成13年度において、次の事業を実施する。 計 1,344百万円
     

    (1)地域の芸術環境づくり支援事業 682百万円

     地方公共団体等が自主的に実施する、創造的で文化的な芸術活動の地域における環境づくりを支援するため、次の4プログラムで構成する事業に対して助成を行う。

      ア 創造プログラム

      芸術創造活動の環境づくりに関し、顕著な工夫があり、段階的・継続的に実施する事業を支援。

      イ 連携プログラム

      共同で企画・制作して取り組む事業を支援。

      ウ 単独プログラム

      地域の人々の参画を伴いながら単独で取り組む事業を支援。

      エ 研修プログラム

      地方公共団体等の職員を対象とした実践的な研修の場を提供する事業を支援。

    (2)研修交流事業 65百万円
     地域の芸術環境づくりに取り組む公共ホール、劇場等のスタッフに向けて、研修・交流事業を展開する。
      ア ステージラボ~公共ホール等企画運営ワークショップ~
      a 事業の企画制作、施設運営、地域との関わりなどホール、劇場等のソフト運営に欠くことのできない要素を体得するための研修を行う。研修は、講師と参加者の双方向のコミュニケーションを重視し、実践的な内容に取り組めるよう少人数ゼミ形式により、集中的に実施する。
      b 知事会コンサート
      芸術文化を通じた地域づくりに対する理解を深めていただくため、全国都道府県知事会議の開催に際し全国知事会と共催でクラシック音楽のコンサートを開催する。
      イ ステージクラフト~舞台技術ワークショップ~
      公立ホールや劇場で舞台技術又は事業企画・制作に携わるスタッフを対象に、舞台技術に関する実践的な研修の場を提供し、人材の育成と相互交流(ネットワークの形成)を図る。
      ウ 芸術見本市
      地域文化施設や地方公共団体等の関係者が国内外の制作者やアーティストと直接出会い、情報交換できる場を提供する。舞台芸術に関与する様々な立場の人々との交流・ネットワークづくりを図るとともに、舞台芸術が置かれている現状や環境について理解を深め、地域と芸術との関わりを考えるためのセミナー・シンポジウム等を開催する。
      エ アートアプローチセミナー
      地方公共団体の長及び財政、企画等に携わる幹部職員等を対象に、地域の芸術文化についての理解を深める研修を実施する。
     

    (3)情報交流事業 78百万円

     地域の文化施設同士、また地域の文化施設と制作者等の芸術文化関係者との間の情報交流を支援するメディアを構築する。

      ア ニュースレター発行事業

      当財団と、各地域の文化施設、制作者等の芸術文化関係者とをつなぐ基本的な媒体として、各地域のユニークな公演・展示の情報、参考となる各地の取組事例、当財団の事業のお知らせ等を軸に毎月定期的に発行する。

      イ 雑誌発行事業

      芸術環境づくりのケーススタディーや文化施設の有効な運営方法を模索する企画記事等を内容とする雑誌「地域創造」を年2回発行する。

      ウ ネットワーク/データベース事業

      インターネット上にホームページを開設して情報提供・交流を行うほか、当財団が収集した地域の芸術文化に関する情報の蓄積・データベース化も図る。

    (4)調査研究・コンサルティング事業 15百万円

     地域の芸術環境づくりについて全国的な視点から実態の調査・分析・研究を行い、それらの成果を積極的に活用して相談や疑問に応える。

    [調査研究項目]

    ・「地域文化施設における財団運営に関する調査研究」
     より効果的な芸術活動を実施するため、財団運営の現状や課題などを調査する。
    ・「これからの地域文化施設の方向性に関する調査研究」.
     中長期的な視点からこれからの地域文化施策のソフト・ハード両面の在り方や課題などを調査する。

    (5)芸術提供・共催事業 66百万円

     地方公共団体等と共催し、地域のニーズをまえた質の高い音楽、演劇、伝芸能、美術展等の公演及び展覧会を実施する。
    [実施事業]
    ・クラシック音楽特別公演
    ・舞台芸術活性化事業
    ・「能楽座」能・狂言公演
    ・「ロダンと日本」展

    (6)地方都市オーケストラフェスティバル事業
    12百万円
     地方都市オーケストラを首都圏において紹介することにより、地方の音楽文化の全国への情報発信を促進する。

    (7)公共ホール音楽活性化事業 33百万円
     地域の公共ホールと共催で、親しみのあるクラシック・コンサートと地域との交流を図るプログラム(ワークショップ等)を開催する。これにより、クラシック音楽に触れる機会の少ない地域にコンサート等を提供するとともに、事業の企画・制作を通じて、公共ホールの担当者が実践的なノウハウを修得するための機会も提供する。
     

    (8)地域舞台芸術情報発信事業 12百万円
     地域の公共ホール等を主たる活動拠点として地域の芸術文化活動を支える地域劇団等の紹介とアートセミナーを東京国際舞台芸術フェスティバルの一環として実施する。これにより、地域の芸術文化情報の全国への発信を促進するとともに、地域の芸術文化環境の活性化を図る。また、地域のホール関係者相互間の情報交流、ノウハウ修得にも努める。


    (9)市町村立美術館等活性化事業 13百万円
     市町村立美術館等の活性化を目的に、都道府県域を越えた複数の美術館等による巡回展示事業に対して助成を行う。あわせて、各美術館等のネットワーク形成を促進し、情報交換によるノウハウの修得、職員のプロデュース 能力の向上を図る。

    (10)公共ホール演劇製作ネットワーク事業 33百万円
     単独の公共ホールでは実施困難な演劇製作等を、地域創造と複数の公共ホールの連携作業により、共同で実施する。これにより、企画・製作・公演の一連の工程について、参加公共ホールの職員のノウハウ修得及び研修の強化に努めるとともに、地域住民に対する鑑賞機会の拡大に資する。

    (11)地域伝統芸術等保存事業 309百万円
     地域の伝統芸術等(祭り、伝説、神話、民話、伝統芸能、伝統技能、習俗)を映像に記録・保存・収蔵するとともに、地域伝統芸術等の発表の場等としてのイベントを開催することにより、地域住民の新しいふるさとづくりへの取組や、地方公共団体の文化環境づくりを支援する。

     ア 映像記録保存事業への助成
      各地域の失われつつあり、かつ記録の少ない伝統芸術等をデジタルビデオ映像に記録・保持する市町村事業に対して助成を行う。
      イ 都道府県イベント事業への助成
      住民の地域伝統芸術等に対する意識啓発を目的に実施する都道府県レベルのイベントに対して助成を行う。
      ウ 映像ライブラリーの管理
      アにより作成された映像記録を保存・収蔵し、広く活用する場として、地域創造に設置した映像ライブラリーの管理を行う。
      エ 全国イベントの実施
      伝統芸術等に対する国民的機運の盛り上げを図るため、全国イベントを開催する。


    (12)日韓・日中自治体国際文化交流支援事業 26百万円
    日韓中における文化交流について、地域に根ざし、地域主導の文化交流事業の取り組みを一層盛んにするため、地域レベルで行われる文化交流事業に対して助成を行う。

●財団法人地域創造

 

◎顧問 【学識経験者】 磯崎  新 磯崎アトリエ主宰 
木村尚三郎 東京大学名誉教授
鈴木 忠志 劇団SCOT主宰
高野 悦子 岩波ホール総支配人
中山 公男 群馬県立近代美術館館長
吉田 秀和 水戸芸術館館長
【関係団体】 近藤 隆之 (財)全国市町村振興協会顧問
松本 英昭 (財)自治総合センター理事長
森  繁一 地方公務員共済組合連合会理事長
【地方団体】 貝原 俊民 兵庫県知事
佐藤栄佐久 福島県知事
澄田 信義 島根県知事
中沖  豊 富山県知事
松形 祐堯 宮崎県知事
◎役員 〈理事長〉 遠藤 安彦
〈理事(非常勤)〉 赤崎 義則 全国市長会会長
上原 恵美 滋賀県理事兼(財)びわ湖ホール副理事長
蒲谷 亮一 (財)全国市町村振興協会常務理事
土屋 義彦 全国知事会会長
永井多惠子 世田谷文化生活情報センター館長
成田  浩 全国自治宝くじ事務協議会事務局長
山本 文男 全国町村会会長
〈監事(非常勤)〉 下崎 誠一 (財)地方財務協会理事兼事務局長
矢野 文一 (財)自治総合センター常務理事
◎評議員 【支援団体】 今福  應 (財)自治総合センター事務局次長
岩田 知也 全国市長会事務局次長
遠目塚昭三 全国知事会事務局次長
野村 哲夫 (財)全国市町村振興協会事務局長
久湊 克弘 全国町村会事務局次長
【地方団体】 有岡  宏 香川県総務部長
石田  稔 神奈川県総務部長
阪本 博臣 広島県総務企画部長
佐野 忠史 大阪府総務部長
菅原 清毅 宮城県総務部長
滝本 純生 福岡県総務部長
春田 健一 大阪市財政局長
望月 達史 愛知県総務部長

(注)表記は各団体ごとに氏名の五十音順としています。(平成13年4月25日現在)

 

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