一般社団法人 地域創造

ステージラボ・フォローアップ研修報告

 ステージラボ参加経験者のための2次研修としてすっかり定着している「ステージラボ・フォローアップ研修」を東京国際フォーラムを会場に1月25日、26日の日程で開催しました。 第1回埼玉セッションから第12回高知セッションまでの参加者の中から29名の“卒業生”が全国から集まりました。懐かしい顔ぶれに、ステージラボ参加当時の記憶がよみがえったのではないでしょうか。

 今回のテーマは「アウトリーチ[芸術(教育)普及活動]」。芸術を広く地域や市民に結びつけるという、非常に難解なこのテーマ。「10年間のアウトリーチプログラムを考える」という課題では、時間の制約もあり、さすがのラボ卒業生も悪戦苦闘していたようです。3つのグループに分かれ、ナビゲーターの指導のもと、それぞれプログラムを作成・発表、“その後”の成長ぶりを披露しました。

 

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● フォローアップ研修概要

[日程]    1月25日(木)、26日(金)
[会場]    東京国際フォーラム
[対象]    第1回埼玉セッションから第12回 高知セッションまでのステージラボ参加者
[ナビゲーター]    児玉真(株式会社セカンドプロデュースプロデューサー)、衛紀生(演劇評論家、舞台芸術環境フォーラム代表)、坪池栄子(株式会社文化科学研究所客員研究プロデューサー)
[ワークショップ講師]    北島尚志(アフタフ・バーバン代表)

●ステージラボ熊本セッション終了

2月20日~24日、熊本市の熊本県立劇場にて第14回目となるステージラボが開催されました。今回は、ホール入門、運営基礎、演劇、音楽の4コースに全国から67人が参加。作曲家の中村透氏をコーディネーターに迎え、4日間で1つのミニオペラをつくってしまおうという音楽コースや、市内の小学校へ音楽の出前授業に出かけようというホール入門コースなど、どのコースもユニークなプログラムで熱気溢れるラボとなりました。この熊本セッションの模様は、次号4月号で詳しくレポートしますのでお楽しみに。

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