講座・シンポジウム
世界劇場会議国際フォーラム2001
国内外の劇場関係者による国際会議。
今年で7回目。テーマは「21世紀・市民の劇場」。アートマネージメント、人材育成などについて、地域と市民の役割を議論する。「地域(公共)ホールへの市民参加」「グローバリズムと21世紀の劇場」などのセッションのほか、特別 セッション「舞台芸術NPOサミット」も行われる。
[日程]2月9日~10日
[会場]愛知芸術文化センターアートスペース
[問い合わせ]事務局 Tel. 052-934-1452
募 集
新潟市芸術文化振興財団職員募集
新潟市芸術文化振興財団が、音楽部門の企画・制作担当職員を募集。実務経験3年以上。
[受付期間]2000年11月14日~1月5日
[問い合わせ]新潟市民芸術文化会館施設課庶務係 Tel. 025-224-5612
●リレートーク
兵庫県立尼崎青少年創造劇場(ピッコロシアター)
業務部 井上 保(いのうえ たもつ)
在職期間 22年4月 生年月日 昭和29年4月24日(46才)牡牛座B型
兵庫県立尼崎青少年創造劇場は、青少年たちの自由な創造活動を通じて友愛と勇気をはぐくみ、明るい未来を切りひらく「心の劇場」として、1978(昭和53)年にオープンし、23年目に入りました。
主な施設は、大ホール396席、中ホール200席、小ホール100席と、愛称(ピッコロ:イタリア語で小さい)のとおり小さな劇場ですが、大ホールは客席面 積329m2に対し舞台面積648m2と2倍のスペースをもつユニークで使いやすい舞台として地域の皆様に愛され親しまれ90%を超える利用をいただいています。92(平成4)年度に大ホール照明・音響設備、翌年度には中・小ホールの照明・音響設備を、利用者のニーズに合うよう大改修し、最新鋭設備を提供してより使いやすい施設となるようサービスに努めてします。
自主事業は、鑑賞劇場・文化セミナー・実技教室・ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校・県立ピッコロ劇団の6本を柱として展開しています。なかでも県立ピッコロ劇団は94(平成6)年に全国に先駆けて都道府県で初の公立プロ劇団として旗揚げし、地域に根ざした劇団として活動しています。95(平成7)年1月の阪神淡路大震災では、いち早く被災地に出向き52カ所で激励活動を行い被災者の心のケアに貢献しました。
ハード・ソフトの評価として、88(昭和63)年にサントリー地域文化賞を、91(平成3)年に神戸新聞奨励賞、92(平成4)年に久留島武彦文化賞を受賞し、また、ピッコロ劇団も98(平成10)年に、97(平成9)年度(第52回)文化庁芸術祭賞(演劇部門)芸術祭優秀賞、紀伊國屋演劇賞団体賞、尼崎市民芸術賞をいただくなど評価を頂いております。今後も各方面 からのご期待に応えるべく小さな劇場でも全国に発信できる、大きなピッコロシアターであるよう職員一同、頑張っていきたいと思ってます。
●今後のお勧め公演 公共ホール演劇製作ネットワーク事業「サド侯爵夫人」
2月2日(金)~4日(日)
●兵庫県立尼崎青少年創造劇場 (ピッコロシアター)
[施設概要]大ホール(396席)・中ホール(200席)・小ホール(100席)・練習室(3室)・展示室・資料室・県立ピッコロ劇団稽古場
〒661-0012 尼崎市南塚口町3-17-8 Tel. 06-6426-1940