講座・シンポジウム
●2001年シンポジウム「アートが変わる、社会へ向かう」
21世紀を目前に変容しつつあるアートの概念とそのあり方について検証し、芸術の可能性について議論する2日間のシンポジウム。［テーマ／パネリスト］①芸術と社会ー新しい可能性／長田謙一（千葉大学芸術学教授）ほか ②時代を変える芸術支援／リスト・ルオホーネン（アートカウンシル オブ フィンランド長官）ほか
［参加費］1200円（先着10名様ご招待）
［日程］2001年1月13日、14日
［会場］代々木オリンピック青少年センター
［問い合わせ］クリエイティブ・アート実行委員会 Tel. 03-3479-8535
募 集
●熊本市美術振興財団職員（学芸員）募集
熊本市が、新しく開館する現代美術を中心とした美術館の学芸員（キュレーター、アシスタント・キュレーター、ドキュメンタリスト）の採用試験を実施。開館予定は2002年秋。採用予定は2001年4月1日～。
［受験申込期間］12月1日～15日
［問い合わせ］熊本市美術文化振興財団事務局 Tel. 096-328-2041
ネットワーク
●現代イタリア映画祭2001巡回地募集中
2001年が「日本におけるイタリア年」と決定したことを受けて、朝日新聞社では「現代イタリア映画祭2001」を企画。90年代に製作されたイタリア映画の中から、日本で未公開の秀作10本を上映する。2001年4月～5月に東京（有楽町朝日ホール）で開催後、2001年末まで全国各地を巡回予定。現在、同映画祭の巡回会場を募集中。
［問い合わせ］朝日新聞東京本社文化企画局（古賀） Tel. 03-5540-7450
募 集
●第17回名古屋文化振興賞
作曲（室内楽）・戯曲・評論の創作作品を募集。［審査員］①作曲部門：池辺晋一郎、外山雄三、三善晃 ②戯曲部門：加藤直、如月小春、ふじたあさや ③評論部門：清水良典、中原佑介、森卓也
［応募期間］11月10日～30日
［問い合わせ］名古屋市文化振興事業団 Tel. 052-265-2141
●リレートーク
財団法人尼崎市総合文化センター（アルカイックホール）
事業課 上野山和仁（うえのやまかずひと）
在職期間 18年7ヵ月 魚座 A型
尼崎市は、「明るく さわやかなまち 尼崎」をスローガンに大きく変貌を遂げつつあります。その中で尼崎市総合文化センターは、芸術文化の拠点として、市民の心の“やすらぎ”と“潤い”の場と、芸術文化の発信基地として尼崎市の文化行政において重要な役割を担っています。
当センターは、文化棟（カルチャースクール、美術ホール等）が昭和50年度にオープンし、また昭和57年度にはアルカイックホール、そして平成5年度にはアルカイックホール・オクトとそれぞれのホールがオープンし、まさに総合文化センターの名にふさわしい市民のための公共施設として整備されました。 アルカイックホールは誕生から18年の間、数多くの企画事業を実施し、なかでもホール機能を最大限に生かしたオペラ公演は全国的にも珍しいフランチャイズ方式によるもので、関西圏でのオペラの振興と発展に大きな成果 をあげております。
また、市民にとってオペラが“より身近なものに”を目標として、毎年オペラ関係者を講師として招き（指揮者・演出家・舞台監督等）、楽しくオペラについて学べる「オペラ講座」を開講し、オペラファンの拡大に努めています。そして、平成7年度にはオーストラリアのシドニーオペラハウスとのパートナーシップ協定を締結するなど、国際的な視野に立ったオペラの普及にも力を注いでまいりました。 そのほか、地域音楽文化の裾野を広げるため、尼崎市吹奏楽団・尼崎市合唱団・尼崎市吹奏楽連盟・尼崎市合唱連盟・尼崎市合奏連盟と幅広く音楽団体への支援を続けております。
これからもオペラを核とした事業展開はもとより、21世紀を迎えるに当たり、アルカイックの語源であるアルケー（ギリシャ語で“はじめ”の意）の気持ちで、新たなる芸術文化の発展に貢献できるような事業を展開していこうと、職員一丸となって模索し続けているところです。
●今後のお勧め公演
アルカイックホール・オクト オリジナルミュージカル
『「VOCALISE」ヴォーカリーズ ─詩なき歌曲─』
2001年3月17日、18日
●財団法人尼崎市総合文化センター
【文化棟】文化教室（カルチャースクール）、美術ホール、会議室、付帯事業（挙式等）
【ホール棟】
大ホール（アルカイックホール／1820席）、
中ホール（アルカイックホール・オクト／650席・可動）、
小ホール（アルカイックホール・ミニ／300席・移動席）
〒660-0881 兵庫県尼崎市昭和通2-7-16 Tel. 06-6487-0804