地域創造は、このたび「平成12年度地域伝統芸術等保存事業」による助成事業を内定し、関係団体に通知しました。
この事業は、各地域の失われつつあり、記録にもほとんど残されていない伝統芸術等をデジタルビデオに記録・保存し、ライブラリー化するとともに、地域の伝統芸術等に関するイベントを開催するというものです。昨年10月に「平成12年度地域伝統芸術等保存事業実施要綱」を各地方公共団体宛に送付し募集を行ったところ、映像記録保存事業については全国から26都府県49市町村、総額1億3687万3千円、都道府県イベント事業については全国から6県、総額2400万円の助成申請がありました。その後、申請事業に対する審査等を進め、2月14日付けで映像記録保存事業については19都府県29市町村、総額8140万円、都道府県イベント事業については5県、2000万円の助成を内定し、関係団体に通知いたしました。この事業を契機に地域住民が一層故郷に誇りと親しみをもち、地域の文化環境づくり等の地域づくりに積極的に取り組んでいくことを期待しています。平成12年度内定団体は次のとおりです。
◎映像記録保存事業
秋田県矢島町、山形県上山市・白鷹町、福島県会津高田町・昭和村・浪江町、茨城県石岡市・真壁町、栃木県粟野町、群馬県粕川村、埼玉県川越市・鶴ヶ島市、東京都福生市・日の出町、神奈川県山北町、新潟県田上町、山梨県富士吉田市、岐阜県高根村・白川村、静岡県静岡市、三重県美里村、鳥取県用瀬町、香川県牟礼町・綾上町、熊本県白水村、八代市、大分県緒方町、鹿児島県宇検村・市来町
◎都道府県イベント事業
山形県、埼玉県、愛知県、奈良県、徳島県