講座・シンポジウム
●トヨタ・アートマネジメント講座
【松江セッション】音楽編6「温故知新~日本音楽ルネッサンス~」
[日程]2月5日、6日
[会場]島根県民会館
[問い合わせ]島根県文化振興財団文化振興部 Tel. 0852-22-5505
【栗東セッション】演劇編11「劇団が劇場をつくる~地域演劇の将来像~」
[日程]2月11日~13日
[問い合わせ]栗東芸術文化会館 Tel. 077-551-1455
【神戸セッション】美術編9「アートマネジメントのABC~芸術の基礎体力」
[日程]3月3日~5日
[問い合わせ]神戸アートビレッジセンター Tel. 078-512-5500
●セゾン文化財団制作実践セミナー<法律編>
現代演劇・舞踊の制作現場担当者のために、「著作権」と「契約」の基礎知識について学ぶセミナーを開催。
【舞台作品・上演に関わる著作権コース】
[日程]4月5日~5月17日(全6回)
【舞台芸術と契約コース】
[日程]5月24日~6月14日(全4回)
[講師]福井健策(弁護士)
[会場]森下スタジオ(東京都江東区)
[申込・問い合わせ]セゾン文化財団 制作実践セミナー係 Tel. 03-5624-5951
トピックス・募集
●トピックス
第3回北の大地展ビエンナーレ+シアタープロジェクトさっぽろ提携公演『三人姉妹』
世田谷パブリックシアターと北海道演劇財団による共同企画公演。A.チェーホフの名作『三人姉妹』を筒井ともみが戦時下の北海道・旭川を舞台に脚本化。演出は松本修。3人姉妹として、風吹ジュン、喜多嶋舞、銀粉蝶が出演。東京と北海道内3カ所で公演が行われる。
1月29日~2月8日(世田谷パブリックシアター)、2月13日(北広島市芸術文化ホール)、2月15日(たかすメロディーホール)、2月17日、18日(札幌市教育文化会館)。
●トピックス
震災をテーマにした展覧会
阪神・淡路大震災から5年。阪神間ミュージアムネットワークに加盟する数館で、震災をテーマにした展覧会が開催されている。芦屋市立美術博物館では、阪神間に在住する4人の作家による作品展「震災と表現」を開催中(~2月13日)。兵庫県立近代美術館では「震災と美術─1.17から生まれたもの」を開催中(~3月20日)。震災をめぐる美術の営みを振り返り、関連する絵画や彫刻、映像などの作品や資料を一堂に紹介する。
●トピックス
2000年1月1日オープン 仙台国際音楽コンクール公式サイト
2001年5月開催予定の仙台国際音楽コンクールの公式サイトがオープンしました。コンクールでは、世界各国の才能ある若きヴァイオリニスト、ピアニストが仙台に集います。
内容は、実施要項、課題曲、賞金、日程をはじめ、関連事業など盛りだくさんです。コンクールに関する情報を随時掲載していきますので、ぜひお立ち寄り下さい(財団法人仙台市市民文化事業団 大浦さとみ)。
●募集
財団法人兵庫県芸術文化協会
芸術文化センター推進室職員募集(経験者採用)
兵庫県が現在計画中の芸術文化センター(仮称)業務に携わる職員1名を募集。業務内容は、主に広報、宣伝、営業と事業の企画実施。満24歳から32歳まで(平成12年4月1日現在)の人で、4月1日からの通常勤務が可能な人。2年以上の実務経験者に限る。
[応募締切]2月8日
[問い合わせ]財団法人兵庫県芸術文化協会 芸術文化センター推進室 職員募集係 Tel. 078-333-1150
●募集
県立ピッコロ劇団(劇団員)・ピッコロ演劇学校/舞台技術学校受講生募集
【ピッコロ劇団】
[募集人員]若干名
[応募締切]3月5日
【ピッコロ演劇学校】
[募集人員]本科50名/研究科25名
[応募締切]3月17日
【ピッコロ舞台技術学校】
[募集人員]40名
[応募締切]3月31日
[問い合わせ]ピッコロシアター Tel. 06-6426-1940
●募集
第12回Tシャツアート展作品募集
毎年5月、高知県大方町の砂浜で開催する「Tシャツアート展」に展示するTシャツのデザイン画を募集。審査員は岩合光昭(写真家)。
[応募締切]3月10日
[展示期間]5月3日~7日
[問い合わせ]砂浜美術館(事務局Tel. 0880-43-4915)
●リレートーク
今回は特別に、浦河町町民ミュージカルの準備に奔走中の、
浦河芸術文化事業協会の会長、澤谷英勝さんにご登場いただきました。
いよいよ迫る、町民ミュージカル『ルピナスの丘』公演。
浦河芸術文化事業協会会長 澤谷英勝
平成8年に浦河町総合文化会館という立派な施設がオープンして以来、数多くのすばらしい芸術・芸能鑑賞ができるようになりました。これまでの鑑賞事業の積み重ねの中から「ぜひ、自分たちも創作活動をやってみたい!」という声が盛り上がり、一番人気の高かったミュージカルに取り組むことになりました。
このミュージカルは、浦河町と北海道文化財団のご支援をいただきながら、多くの町民の皆様の支えによって官民一体となって取り組んでいます。キャスト・スタッフをはじめ、脚本、音楽、ダンス、舞台づくりなどすべてが町民の皆さんの手づくりで取り組んでいるところが、この町民ミュージカルの大きな特徴です。
物語の舞台は、昭和10年頃。子どもたちと先生がルピナスの花をめぐって、人と人とのふれあいをファンタジックに展開するミュージカルです。浦河町の潮見が丘の草地を耕して、実際に「ルピナスの丘」づくりをし、ルピナスの種蒔きもしました。
「過去に目を閉ざすものは現在にも盲目になる」とも言います。ミレニアムの時に、過去の歴史を振り返り、現在を通して未来につなげる着想は正しかったと思っています。21世紀は文化の時代と言われます。21世紀への架け橋となる西暦2000年にこのミュージカルを上演することは、とても意義深いことです。
いよいよ2月27日が本番です。平成11年7月20日にオーディションを行って以来、準備と練習に取り組んできたキャスト、スタッフの熱い思いは、きっと多くの町民の皆様に新しい出逢いと感動、夢と勇気を与えるものと確信しております。
●浦河町総合文化会館のお勧め公演
町民ミュージカル「ルピナスの丘」を札幌で公演します。同公演を通じて、札幌浦河会の皆さんとの絆を深めます(2000年8月8日)。
●浦河町総合文化会館
[施設概要]700席の文化ホール、450名収容の多目的ホール、70席のミニシアターなど
[所在地]〒057-0013 北海道浦河郡浦河町大通3 Tel. 01462-2-5000
◎次号登場者 いつもアドバイスいただいている船橋市民文化ホールの有村和夫さん