一般社団法人 地域創造

講座・シンポジウム・募集等

講座・シンポジウム

 

●黒テント俳優基礎学校 特別企画~山元清多の「ワークショップのつくり方」

 

演劇ワークショップを企画・実施したい人のための実践講座。メイン講師は、現在、黒テントの芸術監督を務め、各国でワークショップを行ってきた山元清多(劇作家・演出家)

 

[日程]8月18日~22日
[定員]先着20名
[問い合わせ]黒テント俳優基礎学校 Tel. 03-3926-4021

 

ネットワーク・募集・新刊・トピックス

 

●ネットワーク
仲道郁代の音楽学校1999

 

演劇の要素を取り入れながら、クラシック音楽の楽しみを伝えるコンサート。芝居仕立てで演奏家の想いを伝える前半と、ミニ・コンサートの2部構成。今年で4回目。今年は、初めて室内楽を取り上げる。

 

[出演]仲道郁代(ピアノ)、林峰男(チェロ)、山下千景(女優)
[演出]内藤裕敬(南河内万歳一座主宰)
[日程/会場]8月21日/那須野が原ハーモニーホール、22日/西新井文化ホール、25日/犬山市民文化会館ほか、全12会場

 

●募集
「北の戯曲賞」応募作品募集

 

演劇作品の戯曲を募集。作品内容は自由。未発表のオリジナル作品に限る。大賞50万円。

 

[選考委員]倉本聰、衛紀生、鐘下辰男、鈴木喜三夫、原子修
[締切]11月1日
[応募先]〒060-0001 札幌市中央区北1条西7丁目プレスト1・7ビル6F 北海道文化財団『北海道戯曲コンクール』係 Tel. 011-272-0501

 

●新刊
現代演劇のフィールドワーク~芸術生産の文化社会学

 

佐藤郁哉(一橋大学商学部教授)著。7年半に及ぶフィールドワークを通して、現代演劇の舞台裏を描いた社会学的ルボルタージュ。野田秀樹、鴻上尚史、平田オリザなど多数の演劇関係者や文化行政担当者へのインタビューを収録。東京大学出版会。

 

●新刊
芸能白書1999

 

日本の実演芸能について、演劇・音楽・舞踊・演芸など幅広いジャンルにわたり、公演状況や実演家の状況を豊富なデータをもとに紹介。一般書店にて5000円(税別)にて発売中。

 

[問い合わせ]芸能文化情報センター Tel. 03-5353-6606

 

●新刊
舞台監督の仕事

 

加藤正信著。現役の舞台監督が舞台づくりの全行程にわたり作業内容を本音で整理した画期的入門書。図版も多く、ホール実務担当者必携。レクラム社。

 

●トピックス
小・中学生のための世界の民族楽器紹介 打楽器シリーズ#1~5

 

10年間コンサート&ワークショップ「アジアの音楽シリーズ」を企画・実施してきた神戸市のジーベックホール(TOA株式会社)が、小・中学生のためのコンサートを企画。アジアの打楽器を、演奏とトークを交えて紹介する。ナビゲーターは中川博志(インド音楽家)。今年度中に5回開催予定。第1回として、8月25日に「北インドの打楽器」(教員対象のプレゼンテーション)を実施。

 

[問い合わせ]TOA株式会社広報室 Tel. 078-303-5631

 

●リレートーク
ホール職員の素顔とエピソードをご紹介するコーナー
リレー方式で全国のホール担当者をめぐります

 

よろず相談承ります
北九州演劇祭事務局 市山裕之
在職期間/11年 前職/民生局障害福祉課 血液型/B型

 

 気がついてみると文化事業を担当して12年目、そのなかでも演劇祭を担当して7年以上が経過しようとしています。さまざまな試行錯誤の中で、さすがにエピソードや失敗談は選びきれないほど溜まってしまいました。そこで、過去を振り返るよりも自分に言い聞かせているテーマを述べてみます。

 

 一つは、「守りに入らない」。先の見えない、手詰まりな、予算が付かない時代には見直しとコストダウンを口実に、固い企画に走りがちです。結果として、マーケットの小さい地域のままでは、どんなに堪え忍んでも「じり貧」に陥っていくだけです。地域の選択肢はアンテナを高くしてチャンスを掴み、あらゆる分野に食い込んでいく積極経営しか有り得ないと考えています。

 

  そのほか諸々ありますが、文化事業は文化・芸術の手法を使って街を元気にすることですから、まず、私たちが元気に仕事をするために地域の内外とネットワークしましょう。

 

  そこで、「よろず相談承ります」。ステージラボの一期生だった私の世代も、何人かはまだまだ現役で頑張っています。私たちの試行錯誤をジャンピングボードにして、ぜひ、目の前の壁を鮮やかに飛び越えてください。

 

●第7回北九州演劇祭のお勧め公演
10月1日~12月6日の期間に、てんこ盛りで開催される演劇祭の内、10月15日~17日にク・ナウカの「王女メディア」を公演。北九州滞在制作による初演です。宮城聡氏によるギリシャ悲劇のダイナミックな演出をお楽しみください。

 

●北九州演劇祭事務局
〒803-0814 福岡県北九州市小倉北区大手町11-4 Tel. 093-583-5200

 

◎次号登場者 ⇒ 沖縄文化開発のブルドーザー、沖縄市民小劇場「あしびなー」の  照屋幹夫さん。

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