ホール夏休み子ども企画
●子ども・リンク・21『'99国際児童青少年演劇アジア大会』(全国13都道府県)
(社)日本児童演劇協会とアシテジ(国際児童青少年演劇協会)日本センターが主催する児童青少年のための演劇祭。中国・韓国・ベトナムなどアジア・太平洋地域の8カ国から14団体を招聘、全国13都道府県で計76劇団が参加するフェスティバルを実施。各地でさまざまな交流事業も実施される。併せて海外13カ国の児童青少年演劇の関係者による国際会議を沖縄県浦添市、東京で開催。
[日程]7月18日~8月8日
[お問い合わせ]『'99国際児童青少年演劇アジア大会』全国本部 Tel. 0422-51-7066
●浜辺のささやき~つくってあそぼうコンサート(宮城県七ケ浜町)
身近な素材でオリジナル楽器をつくり、演奏するワークショップ。今年は紙でつくる楽器にチャレンジ。講師は繁下和雄(国立音楽大学教授)。8月1日には自主事業の野外コンサート「音風'99」の前座に出演。
[日程]7月28日~30日
[会場・お問い合わせ]七ケ浜国際村 Tel. 022-357-5931
●世界こども音楽祭'99秋田(秋田市)
秋田市制110周年記念事業の一環。日本をはじめ世界各国から子どもたちの自作の歌を募集して、優秀作品を発表するコンクール(7月31日)を開催。
[日程]7月31日
[会場]秋田県民会館
[お問い合わせ]秋田世界子供音楽祭実行委員会 Tel. 018-866-2242
●サンシティ演劇ワークショップ'99(埼玉県越谷市)
平田オリザ(青年団主宰)、安田雅弘(劇団山の手事情社主宰)を講師に迎え6月~10月に5つのワークショップを開催。「照明で創る演劇空間」(7月17日、18日)、「高校生のための演劇ワークショップ」(8月3日~7日)、「劇を書いてみよう」(8月17日~19日)など。
[日程]6月~10月
[会場]サンシティホール
[お問い合わせ]財団法人越谷コミュニティセンター Tel. 0489-85-1111
●こどもの劇場'99(東京都世田谷区)
毎夏、世田谷パブリックシアターが子どもたちに贈る公演&ワークショップシリーズ。3回目を迎える今年は、宮沢賢治の童話を原作とした演劇『ネネム』、野村萬斎構成・演出による「狂言ワークショップ」、ダンス『コッペリア』(構成・振付井手茂太)の3つの企画を実施。劇場たんけんツアー「ネネムの舞台裏をみよう」、ダンス・ワークショップなど多彩な関連企画が行われる。
[日程]7月10日~8月8日
[会場・お問い合わせ]世田谷パブリックシアター Tel. 03-5432-1526
●中学生の発見・体験・実験工房 part1 『映画が町にやって来た!』(東京都杉並区)
地域の映画館の協力を得て、中学生自らの手で映画の上映会を企画するワークショップ。企画からフィルムの手配、宣伝、上映時の運営に至るまでを実際に体験。
[日程]7月21日~8月26日
[会場]セシオン杉並、ラピュタ阿佐ヶ谷
[お問い合わせ]杉並区立社会教育センター Tel. 03-3317-6621
●水嶋一江 「ストリングラフィ・アンサンブル」公演&ワークショップ(東京都三鷹市)
紙コップと絹糸を空間全体に張り巡らした楽器“ストリングラフィ”のコンサート。前日には、小学4年生から中学生を対象としたワークショップ「作ろう!弾こう!ストリングラフィ」を開催。
[日程]8月6日~8日
[会場・お問い合わせ]三鷹市芸術文化センター Tel. 0422-47-9100
●こども狂言ワークショップ(横浜市)
小・中学生を対象とした狂言入門ワークショップ。指導は大蔵流狂言方の山本東次郎。修了者の内希望者は、来春開催予定の「横浜こども狂言会」に出演。
[日程]8月12日~29日
[会場・お問い合わせ]横浜能楽堂 Tel. 045-263-3050
●暑~い夏を笑い飛ばせ!!!夏休み子ども寄席ワークショップ(横浜市)
小学4年生~中学生を対象とした落語入門講座(全5日間)。台本を使って小噺や簡単な落語を覚え、最終日には高座で発表会を行う。指導は柳家三三。
[日程]7月29日~8月21日
[会場・お問い合わせ]横浜市旭区民文化センター(サンハート) Tel. 045-364-3810
●夏休み親子ワークショップ「パイプオルガンってなあに?」(横浜市)
小学生とその親を対象にパイプオルガンに親しんでもらうワークショップを開催。ホール・オルガニストの三浦はつみにより、パイプオルガンの仕組みや奏法を紹介。ドイツの童話「ふしぎなオルガン」(レアンダー作)の語りを交えてのオルガンの演奏も。
[日程]8月7日、14日、21日
[会場・お問い合わせ]横浜みなとみらいホール Tel. 045-682-2020
●子どものための演劇体験講座(神奈川県厚木市)
劇団扉座と共同で実施している「厚木シアタープロジェクト」の一環として、小学生を対象とした演劇ワークショップを開催。講師は横内謙介(演出家・劇作家・扉座代表)ほか扉座俳優。
[日程]7月25日
[会場・お問い合わせ]厚木市文化会館 Tel. 0462-25-2588
●創作演劇フェス~演劇ワークショップと演劇鑑賞(岐阜県羽島市)
小学生を対象とした演劇ワークショップと鑑賞会。今年は、演劇を通じて遊びながらコミュニケーション力や表現力を身につける。来年度は長期ワークショップを実施、3年目は創作舞台上演を目指す。指導は劇団うりんこ。
[日程]8月20日~22日
[会場・お問い合わせ]羽島市文化センター Tel. 058-393-2231
●'99こども演劇フェスティバル(大阪府吹田市)
親子で生の舞台を楽しめる演劇祭。30日には保母さん、先生、親、演劇人による「こどもと文化についての討論会」も開催される。
[日程]8月28日~30日
[会場]人形劇団京芸、劇団青い森ほか9劇団・団体
[お問い合わせ]吹田市文化会館(メイシアター) Tel. 06-6380-2221
●すばる宇宙祭'99(大阪府富田林市)
プラネタリウムとの複合施設であることから、「宇宙」をテーマに親子で楽しめるフェスティバルを開催。大阪シンフォニーによる「宇宙を感じるクラシックファミリーコンサート」では、公募による207人の児童合唱団が共演する。
[日程]7月24日~8月1日
[会場・お問い合わせ]すばるホール Tel. 0721-25-0222
●サマーアートフェスティバル(神戸市)
夏休み、子どもたちを対象にした演劇、美術のワークショップを実施。今年も新開地の街灯に飾る「旗づくり」を行う。
[日程]7月29日、30日、8月7日
[会場・お問い合わせ]神戸アートビレッジセンター Tel. 078-512-5500
●兵庫県立こどもの館夏休みプログラム(兵庫県姫路市)
今年も、如月小春と劇団ノイズの指導による「こどもの館劇団」の練習と発表公演(8月21日、22日)が行われる。そのほか、朗読劇、管楽器の講座、少女マンガサークル作品展「フルーツ少女のゆめせかい」(8月18日~30日)など。
[日程]7月~8月
[会場・お問い合わせ]兵庫県立こどもの館 Tel. 0792-67-1153
●AI・HALLグロウアップ事業 夏休みプログラム(兵庫県伊丹市)
夏休み期間中に、中学生、小学生、高校生を対象とした3つの演劇ワークショップを開催。1)中学生のための演劇ワークショップ[講師]岩崎正裕(199Q太陽族)/8月上旬 2)「元気!えんげき」(小学3~6年生対象)[講師]生田萬(ブリキの自発団)/8月17日~21日 3)高校生のための演劇ワークショップ[講師]土田英生(MONO)/8月23日~25日。
[日程]8月
[会場・お問い合わせ]伊丹市立演劇ホール(アイホール) Tel. 0727-82-2000
●ジョイフル・ピアノ・フェスタ'99(奈良県大和高田市)
大ホールのスタインウェイ・ピアノを無料で開放。応募207組の中から選ばれた71組に、親子連弾、歌とのデュオ、アンサンブルなど自由な形式で演奏してもらう。スタインウェイについてのレクチャーもあり。
[日程]7月11日
[会場・お問い合わせ]大和高田市文化会館(さざんかホール) Tel. 0745-53-8200
●『ネネム』(ネットワーク)
宮澤賢治の童話『ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記』を原作にした子どもと大人のためのお芝居(台本・演出:佐藤信、主演:毬谷友子)。地域創造の新規事業として、世田谷パブリックシアター、びわ湖ホール、盛岡劇場の3館と地域創造が共同製作。各ホールが夏休み企画として公演と関連事業を実施する。びわ湖ホールでは北村想が台本を書き下ろした子どものための劇場探検ツアーも行われる。
[日程] 7月10日~8月8日
[お問い合わせ]財団法人地域創造 Tel. 03-5573-4066
美術夏休み子ども企画
●楽しく学ぶ美術の世界~ミュージアム・スクール'99(札幌市)
所蔵作品展“これくしょん・ぎゃらりい”に合わせて開催する親子対象作品鑑賞プログラム。自由参加の「アート・オリエンテーリング」と、募集制・人数限定の「アート・レッスン」(8日間、計130組)を実施。そのほかにワークショップ有り。
[日程]7月27日~8月19日
[会場・お問い合わせ]北海道立近代美術館 Tel. 011-644-6881
●あーと・きっず'99 SUMMER(北海道旭川市)
企画展「ポルトガルー栄光の500年展」(8月5日~9月5日)に合わせて鑑賞とワークショップを行う。講師は堀川真(絵本作家)。
[日程]8月11日
[会場・お問い合わせ]北海道立旭川美術館 Tel. 0166-25-2577
●夏休み工作教室「夢の島を作る」(宮城県気仙沼市)
夏休みの子どもたちを対象とした工作教室。ダンボールや工作用紙、新聞紙などを使い「夢の島」をつくる。
[日程]7月下旬~8月上旬(全10日間)
[会場・お問い合わせ]リアス・アーク美術館 Tel. 0226-24-1611
●「キース・ヘリング展」&夏休みこどもワークショップ(福島県いわき市)
企画展「キース・ヘリング展」に合わせてパフォーマンス「ヒップホップダンス」(7月25日)、デモンストレーション&ワークショップ「ボディペインティングにトライ!」(8月8日)を開催。そのほか会期中、組み木デザイナー、小黒三郎氏を講師に迎えたワークショップ「オグロサブロウの木のおもちゃ」を開催(8月4日、5日)。
[日程]7月10日~8月22日
[会場・お問い合わせ]いわき市立美術館 Tel. 0246-25-1111
●ファミリー美術館'99 武井武雄の世界展(水戸市)
“童画のパイオニア”と呼ばれる武井武雄の世界を幅広く紹介。会期中、関連ワークショップ、コンサートなどを開催。
[日程]8月7日~9月5日
[会場・お問い合わせ]茨城県近代美術館 Tel. 029-243-5111
●体感する美術'99 ミエナイ・サクラヲ・ミル(千葉県佐倉市)
美術や美術館とまちや人とのつながりを考えるシリーズ企画。毎年夏休みに、美術館と市内各地でワークショップを開催。今年は、公募による市民と美術館、アーティストが共同で企画した5本を実施。「まちの星座をさがそうー佐倉プラネタリウム」は、ネオンサイン、車のライトなどまちの光を星にみたてて写真を撮り、白い線で結んで“まちの星座”をつくるプロジェクト。
[日程]7月17日~ 8月8日
[会場]佐倉市立美術館ほか市内各所
[お問い合わせ]佐倉市立美術館 Tel. 043-485-7851
●アートは楽しい10(群馬県渋川市)
現代美術を気軽に楽しんでもらおうと工夫を懲らした展覧会。今年で10回目。現在活躍中の若手・中堅作家を紹介。今回のテーマは「天国で地獄」。
[日程]7月3日~ 9月26日
[会場・お問い合わせ]ハラミュージアムアーク Tel. 0279-24-6585
●ゲンキニ・エンゲキACT2(東京都世田谷区)
台本、せりふ、衣裳、小道具、大道具、照明、音楽など演劇を構成する要素を体験するワークショップ。4年生以上の小学生対象。最終日に上演会あり。リーダーは生田萬(ブリキの自発団主宰)。
[日程]5月30日~8月7日(全12日間)
[会場・お問い合わせ]世田谷美術館 Tel. 03-3415-6011
●アラン・シールズ展:刷りと形の冒険(東京都三鷹市)
さまざまな色に刷られた手漉きの紙を重ねた“版画”作品を制作している作家、アラン・シールズ(アメリカ)による展覧会とギャラリー・トーク、ワークショップを開催。ワークショップは、紙とミシンを使った作品づくり(大人対象)、布やひもを使った作品づくり(小・中学生対象)の2コース。
[日程]8月3日~22日
[会場]三鷹市芸術文化センターアート・スタジオ
[お問い合わせ]三鷹市芸術文化振興財団 Tel. 0422-47-9100
●夏休み子どもワークショップ「歩いて行こうえの中へ」(静岡市)
鑑賞や制作を通じて「絵の中を散歩」しようというワークショップ。企画展「特集 狩野派の世界」とあわせて開催。
[日程]7月31日~8月8日
[会場・お問い合わせ]静岡県立美術館 Tel. 054-263-5857
●夏休み子どもの美術館(名古屋市)
常設展全体を「子どもの美術館」とし、ガイドツアー、ワークショップなどを実施。ワークショップは、「複製/コピー」がテーマ。「わたしのヌケガラ」など5つのコースを実施。講師は山口ももこ(美術家)。
[日程]7月14日~9月26日
[会場・お問い合わせ]名古屋市美術館 Tel. 052-212-0001
●子ども美術館Part4 美術はリズム!?(三重県津市)
所蔵作品の内、“リズム”をキーワードに選んだ作品を展示。セルフガイドを配布するほか、毎日曜日にギャラリー・ツアーを実施。
[日程]7月24日~8月29日
[会場・お問い合わせ]三重県立美術館 Tel. 059-227-2100
●びっくりミュージアム'99海だよ 森だよ 大変身!(滋賀県大津市)
森や海に住む生き物に変身してアートを楽しむ2日間のワークショップ。最後は簡単な劇を発表。
[日程]8月3日、4日/8月7日、8日
[会場・お問い合わせ]滋賀県立近代美術館 Tel. 0775-43-2111
●土で楽しもう!ぼくとわたしがつくる展覧会(滋賀県信楽町)
小学生を対象にしたやきものづくり。制作した作品は、陶芸館ミニギャラリーに展示する。そのほか7月18日、8月22日には、ワークシートなどを使って陶芸の森収蔵作品を鑑賞する小学生向け鑑賞会を開催。
[日程]8月1日
[会場・お問い合わせ]滋賀県立陶芸の森 Tel. 0748-83-0909
●色のふしぎ展(兵庫県姫路市)
親子で楽しめる夏休み企画展。今年は色がテーマ。展示に合わせて「この色、どうやってつくったの?~館蔵名画の解剖~」(7月20日/一般対象)、「チャレンジ美術学級」(8月1日/子ども対象)を開催。会期中、7月30日には毎年恒例美術館前庭での「たそがれコンサート」を開催。親子向け。
[日程]7月14日~9月5日
[会場・お問い合わせ]姫路市立美術館 Tel. 0792-22-2288
●島根県立美術館夏休みプログラム(鳥取県松江市)
「ロダン展」にあわせ、館内でいろいろなポーズや動きをしてみるワークショップを開催。「オブジェとしての身体」(15歳以上)、「イメージとしてのからだ」(6歳~14歳)の2コース。講師は由良部正美(舞踊家)。講師によるパフォーマンスも有り。
[日程]8月20日~22日
[会場・お問い合わせ]島根県立美術館 Tel. 0852-55-4703
●美術体験講座・みつける(愛媛県松山市)
「飾りをつくってみよう」(小学1~3年生対象/24日)、「フェルトを作ってみよう」(小学4~6年生対象/30日)を開催。
[日程]7月24日、30日
[会場・お問い合わせ]愛媛県美術館 Tel. 089-932-0010
●夏休み子ども美術館'99 「はてな?」(福岡市)
今年で10年目を迎える子どもを対象とした企画展示。今年は、子どもたちから、「これは何を描いているの?」という質問が多い抽象およびハイパーリアルの作品を展示。ワークシート、ガイドブックや、年齢別ギャラリーツアーを通じて、子どもたちに「はてな?」の解決を試みてもらう。そのほか、同時開催の企画展「インドネシアの染織ーバティック」に合わせて「夏休み子ども美術教室'99 <ワークショップ 布を染めよう>」を実施(8月6日~8日)。
[日程]7月13日~8月29日
[会場・お問い合わせ]福岡市美術館 Tel. 092-714-6051
●夏休み子ども美術館「不思議な妖怪大集合」(熊本市)
今年の子ども美術館では、『百鬼夜行図巻』など絵巻物を中心に古美術を取り上げる。幽霊や妖怪といったモチーフを入り口に、子どもたちに親しみやすく展示。
[日程]7月20日~9月5日
[会場・お問い合わせ]熊本県立美術館 Tel. 096-352-2111
●世界一の大太鼓が響く 大響祭'99
「鷹巣町には古くから上町と下町の2地区が競って大太鼓を演奏、神社に奉納してその優劣を競ってきたという歴史がありまして。1986(昭和61)年に町と下町地区がお金を出し合って出来上がったのが、フェスティバルの目玉にもなっている世界一の大太鼓(製作費2000万円)なんです。直径が3メートル71センチ、片面に国産和牛の革を丸1頭分使用していて、ギネスブックで世界一に認定されています。4年前に『あきた北空港』の開港が決定した際、何とかこのギネス太鼓を使って『大太鼓の里』を全国にアピールできないものかと考え企画したのがこの『大響祭』です。世界一の太鼓には日本一の奏者ということで、林英哲さんに第1回からずっとご参加いただいてます。今年は空港の開港1周年を記念し、新しい取り組みとして初日の7月31日に町内外の子どもたちに参加してもらって『子供太鼓クリニック』を実施します。各団体に所属する子どもたちが演奏を行って、その後で林さんに講師として指導をしてもらいます。これは技術的なことをどうこうというよりも、子どもたちに和太鼓の一流の精神に触れてもらいたいというのが狙いなんです。夜の部では町内外12の団体が演奏、それぞれ伝統の技と音を競い合います。翌8月1日は『林英哲プレゼンツコンサート』と題して、午後6時より林さんほか豪華な奏者たちによるジョイントで、創作太鼓の神髄をたっぷり堪能していただきます。ギネス太鼓のほか5台の直径3メートルを超える大太鼓がみなさんをお待ちしてます。ぜひともお越しいただいて、大太鼓のダイナミズムを体感してください!」
(鷹巣町役場 佐藤栄作)
●秋田県鷹巣町 7月31日、8月1日
[会場]「秋田北空港」ふれあい緑地野外ステージ
[お問い合わせ]鷹巣町役場商工観光課 Tel. 0186-62-1111
●美術館ボランティアが企画に参加するワークショップ
~目黒区美術館《手と目の冒険広場》
子どもから大人まで楽しめる目黒区美術館の夏企画といえば、展示とワークショップを有機的に組み合わせた《手と目の冒険広場》がお馴染み。
「今回、初めて美術館のボランティアが2つのワークショップの計画に参加しました。目黒区美術館では、造形性の高い内外の玩具を<トイ・コレクション>として収集していますが、数年前から、近隣の児童館に出かけていって子ども達とトイを使って遊ぶプロジェクト(アウト・リーチ)を実験的にスタートさせました。その活動を12人のボランティアの方々に手伝ってもらっているのですが、最近では、さまざまな遊びのプログラムをメンバーが中心になって考えるようになっています。そこで今年、夏の目玉である《手と目の冒険広場》のワークショップの企画にチャレンジしてもらうことにしたんです。ボランティアの方は、一般の来館者の方、特にお母さん方に美術館のことを説明するのがとても上手。今回のワークショップもファミリー向けですが、美術館へのいい案内役になってくれるのではないかと思っています」。
(目黒区美術館学芸員 降旗千賀子)
今年の企画のテーマは「色と形のカレイドスコープ(万華鏡)」。ボランティアはA~Eコースまであるワークショップの内、C、Dコースを担当。Cコースは、万華鏡のイメージから、和紙を染めて切って、色と形の展開を楽しむというプログラムを考案しました。スタッフの一人、澁谷南美枝(目黒区在住/主婦)さんは、「ワークショップはプロの方がやるものだと思っていたので、最初は不安だったんです。でも、“うまくやろう”と思わないようにしたら気が楽になって。少しだけど今までの蓄積もあるので、来た人が美術館に親しんでもらうきっかけを作れればいいですね」。
●東京都目黒区 7月31日~9月19日
「色と形のカレイド・スコープ(万華鏡)」では、<色と形>をテーマに、所蔵作品、トイ・コレクションなどの美術館教育教材を組み合わせて展示。あわせて7つのワークショップを開催する。ボランティアが企画するのは、「広がる色・集まる形-深めて切って」「視て・見て・色と形-虹を追って」の2コース。
[会場・お問い合わせ]目黒区美術館 Tel. 03-3714-1201