一般社団法人 地域創造

平成11年度芸術提供・共催事業スタート

 平成11年度の芸術提供・共催事業の実施概要が決まりました。音楽、演劇・ダンス、伝統芸能の3分野で、5つの事業が全国各地で実施されます。芸術提供・共催事業の要件、対象事業などは下記のとおりとなっていますので、12年度以降の事業で共催を希望される公演がありましたら、担当までお問い合わせください。

 

◎平成11年度芸術提供・共催事業予定
「新日本フィルハーモニー交響楽団公演」
 小澤征爾氏の指揮による新日本フィルハーモニー交響楽団の地方公演を全国3カ所で開催。

 

「第3回地方都市オーケストラフェスティバル」
 平成9年から3年間にわたり、全国の地方都市オーケストラを紹介するフェスティバルで、すみだトリフォニーホールを会場として開催。11年度は4つのオーケストラが出演予定。

 

「舞台芸術活性化事業」
 舞台芸術研究所の鈴木忠志氏の総合プロデュースにより、地域の演劇人と全国で活躍する演劇人が共同して地域文化の潜在力を引き出し、地域の舞台芸術を活性化させる試みとして実施する事業。11年度は、静岡県、山梨県で開催。

 

「能楽座による能・狂言」
 能楽座とは、観世銕之丞氏を代表として、流派の枠を超え、質の高い能・狂言の企画制作を行う集団。11年度は4月27日の福岡県三輪町民ホール公演を皮切りに全国6か所で開催。

 

「宮内庁式部職楽部による雅楽」
 重要無形文化財(人間国宝)である宮内庁式部職楽部による雅楽の地方公演。11年度は大分県、札幌市で開催。

 

●芸術提供・共催事業について

◎要件・内容等
財団法人地域創造は、共催の対象となる事業を主催する地方公共団体、一定の公益法人に対し、当該事業に係る総事業経費の額から入場料等収入を控除した額の2分の1の額を基本として、必要と認める額を負担する。費用負担の上限は1000万円(総事業経費が5000万円以上の事業は1500万円)。

 

◎主な対象事業
【音楽分野】小澤征爾氏の指揮による新日本フィルハーモニー交響楽団の地方公演
【演劇・ダンス分野】鈴木忠志氏の総合プロデュースによる舞台作品の創造、発表
【伝統芸能分野】能楽座の協力による能・狂言地方公演/宮内庁式部職楽部の協力による雅楽地方公演/国立劇場の協力による歌舞伎地方公演
【美術分野】地域において触れる機会の少ない、特に良質の絵画・彫刻の美術展等

 

●芸術提供・共催事業に関する問い合わせ
財団法人地域創造総務部事業課 Tel. 03-5573-4056

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