一般社団法人 地域創造

講座・シンポジウム・募集等

講座・シンポジウム

 

*文化施設職員・文化担当者を対象にした催物のコーナー

 

●舞台技術ワークショップ「劇場を経験しよう パートII」

 

世田谷パブリックシアターで劇場の舞台技術部門を学ぶ実践講座。将来プロを目指す若手を対象とし、実際に作品ができるまでの過程に参加する「実習講座」と、一般を対象とした3つの「公開講座」を開催。
◎実習講座/2月16日~3月22日(申込締切2月6日)
◎公開講座A:劇場の仕込み見学、スタッフによるレクチャー/3月1日~5日、10日~19日(申込締切2月20日)
◎公開講座B:劇場を使用した機構、照明、音響のセミナー/3月23日、24日
◎公開講座C:講師によるレクチャー/3月26日~31日(B・Cとも申込締切3月14日)
*このほか、随時技術研修生受入中。

 

[問い合わせ]世田谷パブリックシアター技術課 Tel. 03-5432-1525

 

●第7回シンポジウム「美術館と画像データベース」

 

美術館と画像データベースの可能性と課題を考えるシンポジウム。岐阜県の「デジタル・アーカイブ構想」などの事例報告に加え、著作権など権利処理の問題について考える講演やシンポジウムが行われる。

 

[日程]2月24日(申込締切2月5日)
[会場]横浜美術館レクチャーホール
[問い合わせ]ハイビジョン・ミュージアム推進協議会 Tel. 03-5478-8370

 

●世界劇場会議 国際フォーラム '99

 

国内外の劇場関係者による国際会議。今年のテーマは「21世紀へ 見つめなおそう!地域の劇場」。2日間にわたり基調講演と3つの分科会を開催。分科会のテーマは、「地域文化創造の拠点としての劇場」、「産業としての劇場文化」、「人人人・・・劇場とのかかわりを求めて」。

 

[日程]2月13日、14日(申込締切1月20日)
[会場]愛知芸術文化センター アートスペース
[問い合わせ]世界劇場会議 国際フォーラム '99事務局 Tel. 052-934-1452

 

●「舞台芸術フェア」

 

2月23日~25日、(社)全国公立文化施設協会主催「アートマネジメント研修」に合わせて開催される「舞台芸術フェア」。会場はすみだトリフォニーホールほか墨田区内の3施設。「舞台芸術を支える輪」をテーマに基調講演、2つのシンポジウム、14のセミナー、3つのコンサートが行われる。主なプログラムは、シンポジウム「公立ホールへの提言~芸術家・専門家としてホール運営に携わって」「子どもは待ってくれない~地域子ども文化プランへの提言」など。

 

[問い合わせ]芸術情報プラザ Tel. 03-5353-0321 芸能文化情報センター Tel. 03-5353-6606

 

新刊・トピックス

 

●新刊
'98 サマー・アート・スクールシンポジウム記録集発行

 

98年8月に行われたシンポジウム「共同創造の原点を探るー地域におけるアートの場づくり」の記録集。
1冊1400円(送料350円)。

 

[問い合わせ]クリエイティブ・アート実行委員会 Tel. 03-3479-8535

 

●トピックス
第2回シアター・オリンピックス開催概要発表

 

「第2回シアター・オリンピックス」の上演作品、スケジュールなどの概要が発表された。日程は、4月16日から6月13日。会場は、静岡県コンベンション・アーツ・センター(グランシップ)、静岡舞台芸術公園ほか静岡県内の15会場。演劇、オペラ、ダンスなど世界20カ国の演劇人の参加により、全27プログラムが行われる。主なプログラムは、ロバート・ウィルソン演出『ハムレット』ほか。「シアター・オリンピックス」とは、世界の舞台芸術が参加する演劇の祭典で、9名の演出家、劇作家からなる「シアター・オリンピックス国際委員会」によって運営される。第1回は95年にギリシアで開催。今回は国際委員のひとり、鈴木忠志が芸術監督を務める。

 

[問い合わせ]第2回シアター・オリンピックス実行委員会事務局(グランシップ内)Tel. 054-202-0800

 

●リレートーク
ホール職員の素顔とエピソードをご紹介する新コーナー
リレー方式で全国のホール担当者をめぐります

 

「お願いだから。」
小出郷文化会館 榎本広樹
在職期間/3年 前職/ホテルマン 血液型/B型

 

 ホール1年目は100m走。無呼吸運動ですね(2回の点滴ですんだのは僥倖か?)。2年目は400m走。息の吸い方がわからなくて困りました。3年目は1600m走。だんだん足が上がらなくなって・・・。そんな中。3年目を迎えたリコーダークラブが第2回定期演奏会を行いました。参加者は小学3年生から熟年世代まで約40人。親子参加も10組あります。

 

 でもこの人たち、コンサートを開くということが、まだわかっていないのです。「何かを客席に届ける」ということ。これがまだわからない。それからチケット売り上げがこの企画の真っ赤っかの赤字を少しでも減らすほとんど唯一の方法だということも。「お願いだから、チケット売ってね」とお手紙書いて渡しても、「ね、あれ、みんなにあげてもいいの?」って尋ねてくる始末。そうじゃないの!って、こちらがぽっぽと赤くなったりして・・・・。

 

 時間がかかるということ。それまで走り続けるということ。いよいよ本当に難しい地点にさしかかった気がしています。こういうことなのね、先輩諸氏の皆様!

 

●小出郷文化会館今後のお勧め公演
そりゃあもう2月21日(日)、ヴァイオリニスト白石禮子のロビーコンサート。広がる雪原を借景に、中世の教会のような音響空間で。

 

●小出郷文化会館
[開館]1996年
[概要]大ホール1128席/小ホール400席
[所在]〒946-0023 新潟県北魚沼郡小出町大字干溝1848-1 Tel. 02579-2-8811

 

◎次号登場者 ⇒ 足利市民会館 阿部栄さん

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