ネットワーク・トピックス
●募集
第1回 飛騨高山現代木版画ビエンナーレ作品募集
「飛騨版画」と呼ばれる木版画が盛んな飛騨高山で、木版画の新しい可能性を探るビエンナーレを開催。現在、出品作品を募集中。テーマは自由、平面作品に限る。
[審査員]乾由明(美術評論家・金沢美術工芸大学学長)、野田哲也(版画家・東京芸術大学教授)、磯見輝夫(版画家・愛知県立芸術大学助教授)
[応募期間]99年2月1日、2日
[展覧会会期]2月27日~3月7日
[問い合わせ]高山市教育委員会文化課 文化振興担当 Tel. 0577-32-3333(内2354)
●リレートーク
ホール職員の素顔とエピソードをご紹介するコーナー
リレー方式で全国のホール担当者をめぐります
初体験に泣き笑い。目標はアンサンブル演奏!
ハーモニーホールふくい 音楽事業課 山田明子
在職期間/1年8カ月 前職/印刷会社勤務 血液型/A型
最近、毎週日曜日になると子どもたちがたくさん集まってきます。当ホールが所有しているヴァイオリンやチェロ、ハープ、マリンバといった楽器を活用して子どもたちを対象に10月から「ふれあい音楽教室」なるものを始めたのです。
9月には、プレ・イベントとしてワークショップを開催。見るのも、聴くのも、触れるのも初体験で、好奇心とはやる気持でいっぱいになった子どもたち(そして、実は子ども以上に熱心なご両親たち)が、引き続き10月からの音楽教室にやって来ました。
教室を覗いて見ると、真剣な面持ちで先生と目の前の楽器に立ち向かっています。思い通りにできて得意げな子もいれば、その逆で泣き出しそうな子も…。笑顔と泣き顔が入り混じりながらも、終わったときには晴れ晴れしているあの表情。子どもってすごい。
3カ月、計6回のこの教室、全くの初心者を対象にしながら、なんと目標はアンサンブル演奏。音と音を合わせることで演奏の楽しさを感じてほしい。そんな願いが子どもたちに届いてくれるでしょうか。初めての発表会はクリスマス・イブの昼下がり。どんな発表会になるか期待しつつ、ちょっと怖い気もしています。
●ハーモニーホールふくいお勧め公演
ゴスペル・ジャズ・ナイト '98 クリスマス・コンサート(12月17日) ゴスペル音楽界ではその頂点を極めるダリル・コーリー&ザ・パッシのライブがついに福井でも実現。
●福井県立音楽堂「ハーモニーホールふくい」
[開館]1997年
[概要]大ホール1456席/小ホール610席
[所在]〒918-8152 福井市今市町40-1-1 Tel. 0776-38-8288
◎次号登場者 ⇒ 小出郷文化会館 榎本広樹さん