一般社団法人 地域創造

講座・シンポジウム・募集等

ネットワーク・トピックス

 

●募集
舞踊ワークショップ参加者募集

 

フランス在住の振付家、スーザン・バージの振付・構成によるワークショップ。対象は日本在住のダンサー、振付家。

 

[日程]99年2月8日~28日
[応募締切]11月30日
[参加料]60000円
[問い合わせ]秋吉台国際芸術村 Tel. 08376-3-0020

 

 

●新刊
ニューヨーク~芸術家と共存する街

 

なぜ、ニューヨークには世界中から芸術家が集まるのか?さまざまなジャンルの芸術家のインタビューを交えながら、ニューヨークの芸術援助のシステムを解き明かす。塩谷陽子著/丸善ライブラリー/740円(税別)。

 

 

●速報
高知県立美術館臨時休館と再開について

 

 高知市を中心とした9月末の記録的な豪雨により、高知県立美術館にも大きな被害がありました。県立美術館から寄せられた情報によると、1階展示室、ホール観覧席の大部分、機械設備などが冠水。開催中の地元新聞社主催の「高知県展・前期」出品作品300点程度が被害を被ったとのこと(収蔵作品については、ほとんどが3階の収蔵庫に保管中であったため無事)。10月2日現在発表された被害総額は建築・設備の工事費を中心に10億3700万円。当面予定されていた企画展、ホール公演はすべて中止となっています。現在、美術館では復旧工事を急いでおり、展示室部分については99年1月から、ホールは2月から使用可能になる見込みということです。自主事業としては、企画展「TOSA-TOSA '99 紙」(2月14日~)、ホール部門では「インド映画祭」(2月13日、14日)から再開予定。

 

 

●リレートーク
ホール職員の素顔とエピソードをご紹介するコーナー
リレー方式で全国のホール担当者をめぐります

 

アフター・フェスティバル
熊本県立劇場 企画事業課 猿渡伸之
在職期間/1年6カ月、前職/熊本県土木部、血液型A型

 

 世界のアマチュアの音楽団体を招いて開催する熊本国際青少年音楽フェスティバル。14回目の今年は、ドイツ・韓国・アメリカから計4団体200人余りが、8月1日から10日まで参加しました。

 

 10代のやんちゃな音楽家たちがホームステイしながら県内各地で公演を行うというこのフェスティバル。迎える劇場スタッフは、途絶えがちな海外からの通信に神経をすり減らし、深夜・早朝のFAXに一喜一憂、ついでに悪態つきながら、準備万端整えて向かうは空港ゲート。送られてきた写真に似てるような気がする異国人におもむろに近づき、「は、はろー!」。

 

 ここから先、大抵、一部記憶が飛んでしまうのですが、フェスティバル期間中、ひたすらマネージャー&ツアコンに徹する毎日。感動と疲労のフーガは絶え間ないクレシェンドを続け、美少女プレイヤーの微笑に幸福の脳汁が分泌するのも束の間、怒濤のフェスティバル・フィナーレを迎えて既に放心状態。ふと我に返れば、夏も半ば過ぎ。夏を取り戻すべく友人に電話するも、受話器からはひんやりとした秋の朝のようなつれない返事が…。あ・と・の・ま・つ・り

 

●熊本県立劇場お勧め公演
チアリーディング公演「Cheer !青春II」(11月1日) 日本の公立文化施設で唯一、チアリーダーチームをもつ熊本県立劇場。3年ぶりの公演となる今回は、全米No.1高校生チームをはじめ、日本国内のトップチームが華麗な演技を披露。

 

●熊本県立劇場
[開館]1982年
[施設概要]コンサートホール1808席/演劇ホール1161席
[所在]〒862-0971 熊本市大江2-7-1 Tel. 096-363-2233

 

◎次号登場者 ⇒ ハーモニーホールふくい 山田明子さん

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