一般社団法人 地域創造

講座・シンポジウム・募集等

ネットワーク・トピックス

 

●募集
新進音楽家演奏会 第3回コンセール・マロニエ21 出演者募集
クラシックの若手演奏家の発掘、育成を目指して開催する演奏会。参加者を全国に公募、テープ審査とオーディションにより出演者を決定する。弦楽器部門(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)と声楽部門の2部門で開催。

 

[審査員]丹羽正明(審査委員長)、倉田澄子、小林武史、早川正昭、百武由紀、藤原浜雄、東敦子、栗林義信、小林一男、西明美
[テープ審査受付]5月1日~29日
[オーディション]9月3日~6日
[演奏会]10月4日
[問い合わせ]財団法人栃木県総合文化センター 〒320-8530 栃木県宇都宮市本町1-8 企画事業課 Tel. 028-643-1010

 

 

●募集
朝来2001野外彫刻展 in 多々良木'98 作品募集
多々良木ダムと多々良木川周辺の「あさご芸術の森」整備事業の一環として野外彫刻(模型)を公募。多々良木地域の環境と調和する作品であること。

 

[審査員]金澤毅(美術評論家)、山脇一夫(美術評論家)、中島徳博(美術評論家)
[募集期間]4月1日~8月31日
[問い合わせ]あさご芸術の森 〒679-3431 兵庫県朝来郡朝来町(あさごちょう)新井73-1 朝来町役場企画商工課内「野外彫刻 in 多々良木」担当 Tel. 0796-77-1165

 

 

●トピックス
水戸室内管弦楽団1998ヨーロッパ公演
水戸芸術館専属の「水戸室内管弦楽団」が、5月28日から6月10日まで初めてのヨーロッパツアーを行う。ウィーン芸術週間(オーストリア)からの招待を受けて、同音楽祭に出演するほか、ハンブルク、チューリヒ、ルートヴィヒスブルク、フィレンツェの計5都市で公演を行う。指揮は小澤征爾、演目は、シューベルト(マーラー編曲)『死と乙女』、武満徹『海へⅡ』、ストラヴィーンスキー組曲『プルチネッラ』。帰国後はツアーと同じプログラムの第33回定期演奏会が水戸芸術館で開催される。

 

[日程]6月2日~7日(ヨーロッパ公演)、6月13、14日(水戸芸術館定期演奏会)

 

 

●voice
いよいよデビュー、能勢人形浄瑠璃
淨るりシアター 松田正弘

 

 大阪の最北端に位置する能勢町では、江戸時代より、三味線と語りによる浄瑠璃が盛んで、今もなんと200人の語り手がおります。竹本文太夫・竹本井筒太夫・竹本中美太夫の3派があり、今日まで代々受け継がれ、町内各地に太夫襲名の碑が100余りあります。「浄瑠璃を語れん者には、嫁はやれん!」といわれた昭和初期…ここ能勢の地がいかに浄瑠璃になじみ、親しんできた土地であるかを物語っています。

 

 庶民によってつくられ、伝えられてきた三味線と語りの文化に、新しく人形が加わった「能勢人形浄瑠璃」が、今年誕生します。能勢オリジナルの人形を創作するために、全国の人形浄瑠璃を訪ね歩き、さまざまな人形を見て歩きました。その中で、「この人しかいない!」と直感したのが徳島の人形彫師、阿波木隅保存会の甘利洋一郎さん。阿波人形以外は彫らないという甘利さんのところに半年間通い続け、とうとう依頼を受けてもらうことができました。一方で、全国からの創作戯曲募集を行い、新作『名月乗桂木(めいげつのせてかつらぎ)』を入賞上演作品として決定しました。補訂作曲のうえ、平成8年度からは三味線と語りの稽古をスタート。97年3月にはオーディションによる人形遣い35名を決めてワークショップにかかりました。

 

 また、『能勢三番叟』として、これも歌詞の募集・作曲・演出・振付等を加えて同時に上演します。スタッフはプロフェッショナル、キャストがアマチュアという新しい試みの『ザ・能勢人形浄瑠璃』。現在、人形浄瑠璃文楽座のご指導とご協力のもと、語り・三味線・人形の三業を平行させながら稽古に励み、いよいよ6月14日に初日を迎えます。皆様のおこしを心からお待ちしております。

 

[日程]6月14日~27日(全8ステージ)
[会場]淨るりシアター Tel. 0727-34-3241

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