一般社団法人 地域創造

ステージラボ札幌セッション開催

 今年度第1回目のステージラボを札幌市の「札幌芸術の森」を会場に、6月23日~26日の日程で開催します。参加申込締切は4月28日です。今回は、定番の「ホール入門コース」「演劇コース」「音楽コース」に加え、昨年8月の松山セッションで多数の申し込みをいただいた「ホールマネージャーコース」の4コースにより実施します。コース概要は次の通りです。

 

【ホールマネージャーコース】
コーディネーターは、永井多惠子(世田谷文化生活情報センター館長)、高萩宏(世田谷パブリックシアター ゼネラル・プロデューサー)。対象はホールの管理職(例えば館長、事務局長、事業部長または事業課長)の方々です。地域と公共ホールの関係をメインテーマに、公共ホールとそれを支える周辺環境をどのように整えていけばよいのか、その取り組み方などを議論します。

 

【ホール入門コース】
コーディネーターは、石川幹夫(黒部市国際文化センター事務局プロデューサー)。対象は、ホール担当者としての経験が1年半未満、もしくは開館準備組織の実務担当者の方々です。自主事業の企画、観客の育成などへのアプローチの方法を、コーディネーターや講師の経験を参考に検討します。

 

【演劇コース】
コーディネーターは、能祖將夫(青山劇場・青山円形劇場プロデューサー)。対象は自主事業を行うホールで、業務経験が3年程度のスタッフの方々です。公共ホールでの演劇制作を単なる公演としてではなく、その幅広い活用の仕方を参加者間で議論し、検討します。

 

【音楽コース】
コーディネーターは、児玉真(カザルスホール チーフ・プロデューサー)。対象は自主事業を行うホールで、業務経験が3年程度のスタッフの方々です。公共ホールにおけるクラシック音楽事業への取り組み方を、現在の状況や課題を含めて参加者間で議論し、検討します。

 

 

●札幌芸術の森
「札幌芸術の森」は、札幌の中心部より南方約13キロメートル、緑豊かな丘陵地に位置する。オープンは1986年。約40ヘクタールの敷地内に、野外美術館、「芸術の森美術館」、工芸館、工房さらに練習・発表機能をもつアートホール、滞在型制作施設のアトリエと多目的用途のロッジが配置されている。

 

●ステージラボに関する問い合わせ
芸術環境部研修・交流担当
西村直己・佐倉誠
Tel. 03-5573-4066 Fax. 03-5573-4060

カテゴリー