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●もりげき八時の芝居小屋
 
 招聘公演から市民参加公演まで、様々なタイプの演劇公演に取り組んできた盛岡劇場で今春から新しい公演シリーズが登場する。その名も「もりげき八時の芝居小屋」。タイトル通り、午後八時開演で、1時間程度の小作品を上演する。これまで仕事が終わってあわてて劇場に駆けつけ、公演中にお腹が鳴るのを気にしていた人も安心。夕食を食べてからゆっくり芝居を見に行ける時間設定だ。チケットも前売り1000円で、普段劇場に足を向けない人にも「ちょっとのぞいてみようかな」と思わせるのが狙い。
 
 このシリーズでは、岩手県演劇協会の協力を得て、岩手県で活躍する劇団、演劇人を積極的に紹介していくが、劇団側にとっても仕事を終えて劇場入りし、芝居が打てるというのは大きい。さらに、これまで盛岡では2日間連続、2~3ステージという公演形態がほとんどだったが、「もりげき八時の芝居小屋」では、月毎に1つの作品を取り上げ、それを第2週と第4週に上演する。さらに、評判の良かったものは、アンコール公演として繰り返し上演されるとのこと。観る側にとっても、演じる側にとっても要注目の試みとなりそうだ。
 
[日程/上演作品]
4月から6月までのラインナップは次の通り。
4月11日、25日/岩手ぶどう座「お婆さんと酒と役人と」ほか
5月14日、28日/伊勢二朗一人芝居・盛岡八幡たいこもち「おつむテンテン」
6月13日、27日/作・演出くらもちひろゆき「鬼籍の日」
[会場]盛岡劇場タウンホール
[問い合わせ]〒020 盛岡市松尾町3-1 盛岡劇場 Tel.019-622-2258

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