一般社団法人 地域創造

講座・シンポジウム・募集等

ネットワーク・トピックス

 

●トピックス
「大阪の博物館・美術館」発刊
国公立、民間を問わず、大阪府下の大小さまざまなミュージアム122施設を紹介したガイドブック。約500点の写真を用い、主要な展示作品などについて分かりやすく解説。エリア地図/最寄り駅からの地図や、付帯施設情報も充実。A5版、オールカラー、232ページ。1冊実費1200円で頒布。大阪府下の主要書店で販売するほか、郵便振込により入手可能(代金および送料310円を下記口座まで振り込み)。
[口座番号]00980-5-120010 
[口座名]財団法人大阪21世紀協会
[問い合わせ]財団法人大阪21世紀協会文化部ミュージアム課 〒540 大阪市中央区天満橋京町1-1 Tel.06-942-2008

 

 

トピックス

 

●「スキヤキ・スティール・オーケストラ」トリニダードへ出発!
 
 福野町が生んだ日本初のスティール・ドラムのバンド「スキヤキ・スティール・オーケストラ」が、なんと本場、カリブのトリニダード・トバゴ共和国のフェスティバル「パノラマ」にゲスト出場する。出発は2月上旬予定。メンバーの1人水上浩一(富山市在住、司法書士、29歳)さんは「本当はちょっとバカンス気分で、すごくきれいだっていうカリブの島にも行きたいとか思ってたんですが、この前スケジュール表をみてびっくり。着いてすぐ練習で、3日目のパレードに出て、その後は最終日のステージに向けて毎日練習、練習!カリブ合宿ですよ(笑)」「僕がトリニダードの音楽を初めて聴いたのは高校生の時。その時にはまさか自分が『パノラマ』に出るなんて夢にも思わなかった。演奏するのは、BOOMの『島唄』ほか日本の曲をアレンジしたメドレー。むこうの人がどう受けとめてくれるのか興味があります。出るからにはベストを尽くしますよ」。
 
●スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド
 
 毎年夏、富山県福野町で開催されているワールド・ミュージックのフェスティバル。95年からトリニダード・トバコの人気グループ"レネゲイズ"のメンバー、ブライアンさんが講師となって、スティールドラムのワークショップを開催。その参加者により結成されたバンドが「スキヤキ・スティール・オーケストラ」。
 
●大阪に市民出資による映画館「シネ・ヌーヴォ」誕生
 
 新潟、山形、札幌など、映画ファンたちが自ら出資してつくるミニシアターが全国的に増えてきていますが、大阪でちょっとユニークな市民出資の映画館ができました。その名も「シネ・ヌーヴォ」。大阪の下町、九条に、1月18日オープンしました。
 
 この「シネ・ヌーヴォ」は、76席のミニシアター。配給会社の系列に属さない独立館で、ロードショー作品だけでなく、ジャンルにとらわれない意欲作を公開。特にアート系の作品に重点をおいて展開します。運営を行う新会社は、10月に1株10万円で出資者を募集。わずか3カ月の間にあれよあれよと出資が集まり、資本金は当初予定よりはるかに多い2100万円となりました。
 
 この映画館で、とりわけユニークなのは、その内装。大がかりな舞台装置で有名な劇団維新派の座長・松本雄吉氏を「棟梁」に据え、劇団メンバーが内装工事を手がけました。コンセプトは「水中映画館」。海底から水面を見上げたような、不思議空間です。
 
 「映画館というのは、日常を忘れて映画を楽しむ"非日常性"が大切です。そのため、シネ・ヌーヴォでは、映画館に来ることの楽しさ、面白さに徹底的にこだわりました。内装もそうですし、ロビーで出す軽食も、奈良の地ビールや特注のパンなど、ここでしか味わえないものを用意しています」(株式会社ヌーヴォ代表取締役 景山理さん)
 
 「映画館をもつことが夢だった」という多くの出資者たちの思いがつまったこの映画館。家庭のビデオでは味わえない、「映画館」の楽しさを再認識させてくれそうです。
 
●シネ・ヌーヴォ
 
[運営者]株式会社ヌーヴォ
[概要]9階建てのビルの1階と地下1階につくられた単館ロードショー館。モーニングショー、ロードショー、レイトショーの3区分で上映を展開。館内では、映画関係の書籍・CD・ビデオなども販売。
[設計者]稲村純(内装設計)、松本雄吉(建築棟梁)
[ホール席数]76席
[住所]大阪市西区九条1-20-24 Tel. 06-582-1416

カテゴリー