一般社団法人 地域創造

アーツセンター情報

北海道・東北

●福島テルサ(福島勤労者総合福祉センター)(福島県福島市)
 
〒960 福島県福島市上町4-25
Tel. 0245-21-1500 [担当]角田恵美子
1995年6月6日オープン
福島市と雇用促進事業団が、勤労者の余暇充実のために設置した複合施設。広い舞台を持つ中規模の多目的ホールに加えて、ギャラリー、音楽室などを有する。ギャラリーのオープニングでは、目の不自由な人でもさわって楽しめる「さわる彫刻展」(写真)を実施。内外の現代作家たちのさわれる彫刻が出品され、好評を博した。また、ホールのオープニングではMODEの演劇ワークショップ・公演を行った。今後も親しみやすくユニークな自主事業を展開していく予定。
 
[ホール席数]473席
[展示スペース]111m2
[設計者]現代建築事務所

関 東

●ロゼホール(大宮町文化センター)(茨城県大宮町)
 
〒319-22 茨城県那珂郡大宮町(おおみやまち)3135-6
Tel. 02955-3-7200 [担当]藤田洋史
1995年7月9日オープン
文化センターと図書館の複合施設。建物は、川の流れを表現した緩やかな流線型の屋根を持ち、大宮町の自然をイメージしている。また、彫刻家の厚地正信が空間全体を作品化した広場には、電球内蔵の四角い石の彫刻「LIGHT OBELISK」が16基配されており、夜間には美しくライトアップされる。施設内容は、大・小2つのホールのほか、リハーサル室や展示空間にも利用できるホワイエなど。自主事業については、クラシック、ポップス、落語など幅広いジャンルで実施。さまざまな世代に足を運んでもらえるホールを目指す。
 
[ホール席数]1010席(大ホール)、284席(小ホール)
[設計者]日建設計

北陸・中部

●富山市民芸術創造センター(富山県富山市)
 
〒930 富山県富山市呉羽町2247-3
Tel. 0764-31-6111(富山市高等教育機関設置準備室) [担当]島静一
1995年9月1日オープン
昭和初期に建てられた約7800平方メートルの紡績工場をそのまま利用した創作・練習施設。広さ600平方メートルのリハーサル室、来年オープンする芸術文化ホールと同じ仕様の舞台を持つ舞台稽古場、90日間まで継続使用可能なアトリエなど、広いスペースを生かした充実した施設内容が特徴。隣接地には、プロのオーケストラ奏者を育成する教育研究機関「桐朋オーケストラアカデミー」が同時期に開校することから、同校の教授や世界各国から招聘された講師によるセミナーや公開リハーサルなども実施していく予定。
 
[施設内容]舞台稽古場、舞台美術製作室、リハーサル室、アトリエ、大練習室5室、練習室32室
[設計者]サンコーコンサルタント
 
●石川県七尾美術館(石川県七尾市)
 
〒926 石川県七尾市小島町
Tel. 0767-53-1500 [担当]浜田昇太郎
1995年4月28日オープン
県が設置し、七尾市の財団法人が運営する美術館。地名の由来でもある7つの尾根を表現した、7つのドームが連なる屋根が特徴的。館蔵品としては、美術館建設のきっかけともなった池田文夫寄贈の茶器や日本画のコレクションに加え、七尾出身の彫刻家田中太郎の作品などを所蔵。また、各地に点在する七尾出身の画人長谷川等伯の作品を収録、ハイビジョンコーナーで常時紹介するなど、能登地域を意識した企画運営を行う。また、併設のアートホールでは、コンサートや講座も実施する。
 
[ホール席数]240席
[展示スペース]常設展示室210m2、企画展示室275m2、市民ギャラリー288m2
[設計者]内井昭蔵建築設計事務所
 
●ブリーズ(韮崎市文化ホール)(山梨県韮崎市)
 
〒407 山梨県韮崎市藤井町坂井205番地
Tel. 0551-20-1155 [担当]浅川晁
1995年9月13日オープン
大・小2つのホール、美術展示室から成る複合施設。切妻屋根や石垣など和風の要素を取り入れた外観は、武田氏発祥の地をイメージしている。自主事業については、音楽・演劇・美術の幅広いジャンルで実施。特に、今年11月には、館長の藤原義章(音楽家)が指導する市民合唱団がオーケストラと共演する「韮崎の秋音楽祭」を実施。また来年3月には、全国から募集した新人演奏家による「ブリーズふれっしゅリサイタル」を予定。現在、オーディション参加者を公募している。
 
[ホール席数]1000席(大ホール)、300席(小ホール)
[展示スペース]128.27m2
[設計者]建築モード研究所
 
●長良川国際会議場・メインホール(岐阜県岐阜市)
 
〒502 岐阜県岐阜市長良福光2695-2
Tel. 058-296-1200 [担当]野村賢司
1995年9月1日オープン
長良川河畔に建設された大規模な国際コンベンション施設。金華山、長良川を借景する屋上庭園など、景観を活用した設計が特徴。メインホールは大型の多目的ホール。1階客席の一部が可動式になっており、多様な利用形態に対応できる。オープニングに行われる記念コンサートでは、市制90年を記念してつくられた團伊玖磨作曲の交響詩「長良川」が再演されるほか、来年3月には「ブラジル音楽祭(仮称)」が開催される。
 
[ホール席数]最大1929席、通常1689席
[設計者]安藤忠雄建築研究所

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