地域創造レターで連載した「制作基礎知識」シリーズを中心にまとめた「公立ホール・劇場職員のための制作基礎知識 増補版 2021年」を発行しました。
今回発行した増補版は、2004年発行のハンドブック「公立文化施設職員のための制作基礎知識」に、新たに書き下ろした原稿および連載を追加したものです。
芸術文化領域への理解を深めていただくとともに、制作実務についての入門書としてご活用ください。
入手をご希望の方は、下記よりお申込みください。
新たに追加した内容
◎公立ホール・劇場の歩み
2019年度「地域の公立文化施設実態調査」全体概要・設置主体・専用ホール/コラム「若年層の文化行動とメディア接触」
◎音楽・演劇・ダンス事業の基礎知識
日本における戦後クラシック音楽事業の歩み/コラム「クラシック音楽事業の最新動向」/邦楽の分類と流派による違い/純邦楽演奏会の企画・制作/コラム「現代演劇の最新動向」/伝統芸能の基礎知識(歌舞伎・能・狂言・文楽・落語の業界構造)/日本におけるコミュニティダンスの現状/コラム「アウトリーチ事例(音楽・演劇・現代ダンス)」
◎ホール・劇場業務の基礎知識
プロデューサー・制作スタッフの仕事/予算の立て方(パッケージ事業・プロデュース事業・劇場の年間予算)/コラム「地域振興におけるクラウドファンディングの可能性」/オンライン配信の基礎/チケット営業と票券/舞台美術・舞台監督の仕事/運営主体が留保すべき発災時の備え/劇場・音楽堂における感染症を見据えた危機管理/舞台芸術に関連する著作権法の例外規定/文化政策における法律知識その後/コラム「文化政策を振り返る」/年表「戦後の社会経済情勢の変化と文化政策・文化行政、公立文化施設の変遷」
◎付録
用語(解説)/制作スタッフの業務チェックリスト/創作進行表 ほか