地域創造が公共ホール・美術館の職員を対象に年2回実施している研修事業(ステージラボ)の修了者を対象に、地域における文化・芸術活動を効果的に展開していくため、地域における文化・芸術交流プログラム等を効果的に実施するためのコーディネートのスキルアップ、習得を目的とする実践的研修を実施します。
約半年間の講義、ディスカッション及び先進事例の現地調査を通じて、テーマに関するレポートを執筆します。
これらの研修を通じて、地域の文化・芸術活動の核となる人材を育成するとともに、研修成果については、広く地域に還元することを目指します。
ステージラボ・マスターコースの考え方
スケジュール(22年度事業の場合)
時期 | 内容 | 提出書類 |
---|---|---|
7月21日~22日 | 前期研修会 | - |
8月~11月 | 1~2回の調査・企画会議 | - |
12月1日~2日 | 後期研修会(グループごとの成果発表) | - |
1月末 | 報告書執筆締切 | - |
3月末 | 報告書完成・発送 | - |
(参考)22年度のテーマ | テーマ: 地域文化コーディネーターについて アドバイザー: 篠田 信子(C-プランニング・フラノ 主宰/富良野メセナ協会代表) |
- |
実績
2002年度(平成14年度)
コース名 | テーマ | アドバイザー等 |
---|---|---|
【事業企画研究コース】 | 育成支援 | 津村卓((財)地域創造チーフプロデューサー) |
【ホール運営研究コース】 | 県立ホールの役割と運営 | 細川紀彦(金沢市民芸術村村長) |
【まちづくり研究コース】 | 芸術文化と人づくり・まちづくり | 吉本光宏(ニッセイ基礎研究所主任研究員) |
2003年度(平成15年度)
コース名 | テーマ | アドバイザー等 |
---|---|---|
【事業企画コースⅠ】 | 学校の中の「演劇」と公共ホールの果たす可能性 | 松井憲太郎(世田谷パブリックシアター・プログラムディレクター) |
【事業企画コースⅡ】 | コンサートの企画を市民参加で行うには? | 児玉真(NPO法人トリトン・アーツ・ネットワークディレクター) |
2004年度(平成16年度)
コース名 | テーマ | アドバイザー等 |
---|---|---|
【事業企画コースⅠ】 (音楽) |
アウトリーチから考える ~公共ホールの果たす新たな役割~ | 松原千代繁((財)アフィニス文化財団評議員) |
【事業企画コースⅡ】 (ダンス) |
地元アーティストの育成に公共ホールができることは何か? | 志賀玲子(伊丹市立演劇ホール(アイホール)プロデューサー) |
2005年度(平成17年度)
コース名 | テーマ | アドバイザー等 |
---|---|---|
【事業企画コースⅠ】 | 新しい地域ネットワークと事業づくり | 衛紀生(NPO法人舞台芸術環境フォーラム地域演劇マネージメントセンター理事長) |
【事業企画コースⅡ】 | ホールと大学のコラボレーション | 熊倉純子(東京芸術大学助教授) |
2006年度(平成18年度)
コース名 | テーマ | アドバイザー等 |
---|---|---|
【事業企画コースⅠ】 (コンテンポラリーダンス) |
地域において新しいダンスプログラムをどのように定着させていくことができるのか | 佐東範一 ( NPO法人 ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)代表 ) |
【事業企画コースⅡ】 (アート) |
美術館の底チカラで地域を楽しく元気に! | 高橋直裕 ( 世田谷美術館事業部教育普及担当課 学芸員 ) |
2007年度(平成19年度)
コース名 | テーマ | アドバイザー等 |
---|---|---|
【事業企画コース】 (演劇) |
演劇の持つ力と地域活性化を考える~演劇のアウトリーチ~ | 津村卓((財)地域創造プロデューサー) |
2008年度(平成20年度)
コース名 | テーマ | アドバイザー等 |
---|---|---|
【事業企画コース】 (音楽) |
アーティストとの協働が地域を活かす~音楽企画の新しい形~ | 楠瀬寿賀子(津田ホールプロデューサー) |
2009年度(平成21年度)
コース名 | テーマ | アドバイザー等 |
---|---|---|
【事業企画コース】 | 地域文化によって地域をコーディネートするには | 津村 卓((財)地域創造プロデューサー) |
※肩書き等は、事業実施時のものです。